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一人で抱え込まなくていい。オンライン交流会のススメ

 フリーランスのライターである私は、基本的に1人作業だ。

 家に篭って1人作業を続けていると、「このままでいいのだろうか……」と頭を抱えることもしばしば。

 仕事は長く続けてこれたし、年収もそれなりに年々上がっている。でも、思い起こせば数年前から何もキャリア形成できていないような気もする。

 そんな時には、気分転換にとX(旧Twitter)のタイムラインを眺めることがある。

「AIの進化に伴い、ライターの仕事が減る可能性が高い。次のキャリアを考えるべき」

「文字単価○円で、まだ消耗してるの?」

「取材できないライターじゃないと、これからは生き残れない」

 本当は、もっとライターにとって明るいネタもあるはずなのに。辛辣な言葉だけが目に飛び込み、心をグサグサと突き刺してゆく。

 なぜ、そんな言葉が心に刺さるかというと。心当たりがあるからだと思う。

 子どもが生まれてからは、取材もオンラインのみ。というか、ほぼ調べて書く仕事が多い。

 もちろん仕事というのは、自分の状況に合ったものを選べばいいものである。みんながみんな、同じことする必要はない。

 人の意見に左右される必要もないのは、頭でわかっているけど。

 心が揺れるのは自分の弱さと、自信の無さ。それも充分把握している。そんな弱い自分を受け入れることで、前に一歩進めることだって、もちろん百も承知だ。

 それでも1人で作業していると、棘のような言葉を真にうけてしまうことも少なくない。とくに自分の殻に篭ってしまうと、辛辣な言葉を正面から受けてしまい、より塞ぎ込んでしまうものだ。

 そんな時こそおすすめなのが、オンライン交流会である。

 ここ最近、ライター仲間と共にオンラインで話をする機会が増えてきた。まぁ、私がオンラインイベントへ積極的に参加しているというのもあるけれども。

 私が、オンライン交流会へ参加する理由。それは、自分の殻に篭りたくないから。誰かと話すことで、悩んでるのは1人じゃないんだって思いたい。

 交流会では、参加者同士が話し合うことで励まし合ったり、支え合うことができる。

 もちろん、話す相手は選んだ方がいいとは思う。弱った時に厳しい方と話すと、より心が折れてしまうこともあるので……。

 えっ。オンライン交流会には、どんな人を誘えばいいかって?普段からXでやりとりしてるような間柄なら、そう価値観も変わらないのではないだろうか。

 文字って、案外人柄を映し出す。日常のツイートや、その人が書いたブログ、noteを読んで「この人と、話してみたいかも」と思ったら声をかけてみてもいいのかも。

 人と話すことで、心が整理できたり、すっと気持ちが軽くなることがある。

 最近、交流会でもらった中でも嬉しかったのは「みくさん、自信を持って」という言葉。

 まぁ、この言葉をかけられる状況になるには、ある程度自分を曝け出さないといけないけれども。仲間からの言葉で、心を取り戻せた気がする。

 そして、ここぞという時に自分を励ましてくれる仲間のことは、これからも大切にしていきたい。

#仕事での気づき

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