終わり良ければ全て良し
環境の変化により、食べること眠ることができるようになった。今思えば、大変ストレスを与えられた環境にいたという事だ。
優しさを感じなかった。見返りを求める訳じゃないけれど、何をしても褒められることは無かった。殆ど話すことは無かった。ただ義務的に作業をこなしているだけだった。それでも自分にできる事は精一杯やろうと努力をした。
結果、食べることができなくなり、眠ることができなくなった。お腹が空かない。横になっても浅い眠り。疲労していたのだろう。ある朝、身体が動かなくなった。誰にも理解はされなかった。ただ、それを咎められただけであった。
しかし、環境が変わると自分の心も身体も変化した。気持ちが軽くなり、優しさに泪が出た。笑うことも、楽しく話すこともできるようになった。話を聞いてくれる人がいる、応えが返ってくる。
これは幸せなことなのだと感じた。ごたごたと一悶着はあったものの、終わり良ければ全て良し!
現在は快適なのだ。