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【思考】 私が観察力を鍛えたいと思わせてくれた3冊

こんにちは、未希ライフです。
このnoteでは、自己対話を通じて気づいたことや、心と身体を健康に保つために実践していることをお伝えしています。


今回は私のお気に入りの本を3冊ご紹介します。
これらはすべてSNSをきっかけに知り、いいねを押すだけでは止まらず、本を購入したものになります。

この3冊に共通してときめいた部分は「観察眼」の鋭さです。
すでにご存知の方もいらっしゃるかと思いますが、それぞれの本から、私なりの視点で感じたことをお伝えしたいと思います。


お気に入りの3冊ご紹介

1冊目:さざなみ『「どんな時でも味方だよ」って伝えたい!親子のコミュニケーション試行錯誤中!』

Instagramでさざなみさんを知りました。
投稿を「なんて温かな家族、可愛い姉妹だなぁ」とほっこりして、癒し感覚で見ていました。

フォローしてしばらく経った頃、「私はどんな母親になりたいだろう?なれるのだろうか?」と悩む時期がありました。
その頃、自分の思考の癖や過去の出来事と向き合うようになり、さざなみさんの投稿を見る目が変わりました。

「私、こんな母親になりたい・・・」
子どもの特性を行動や言動から読み取り、適切な声かけをする。
その結果を振り返り、試行錯誤を続けている姿が本当に素敵なのです。
一つ一つの行動は些細なことかもしれませんが、それを決して見過ごさず、向き合う姿勢に憧れるようになりました。

私の好きな話は「続・ほめられると泣く子」
良い子でいなきゃと生きてきた37歳、何度読んでも胸が熱くなります。

▼書籍

▼さざなみさんのInstagram

2冊目:こやまこいこ『次女ちゃん』

次女ちゃんを知ったのは、4〜5年前だと思います。(手元の本は2018年の初版でした。)

この作品も、こやま家の姉妹の中でも次女ちゃんを中心に描かれています。私も姉妹(ちなみに私は長女)なので、どこか親近感を覚え、惹かれたのかもしれません。
こやま家の姉妹はとても仲が良いんですよね。それも羨ましい・・・

子どもたちは特別なことがなくても、毎日を精いっぱい楽しもうとしています。
一方で、大人は日々の忙しさに追われがちですよね。
親にとっては、子どもの世話をするだけでも十分大変なはずです。
それなのに、次女ちゃんの些細な日常を漫画として切り取って表現する観察力と捉え方が大好きなのです。

作者によれば、一日の終わりにその日あったことを振り返りながら漫画を描いているそうです。

ゆずれない好きな事がたくさんあって
苦手な事もまあまああるよ
急ぎすぎないで
ちゃんと見ていたい
全部たいせつ
たいせつ

「次女ちゃん」こやまこいこ

次女ちゃんに限らず、こやまさんの視点(メガネ)がとても素敵なんです。
ご家族のこと、季節のこと、天気のこと、あらゆる日常をこうやって捉えられたら毎日温かい気持ちで眠れそう・・そんな気持ちになります。
この本は四季別で夏、秋、冬、春の順番で描かれています。

私の好きな話は「何が見えてるんかな」です。
ツッコミが好き。

▼書籍

▼こやまこいこさんのInstagram

3冊目:ありま『うちの母は今日も大安』


3冊目は最近発売された本です。(予約購入しました)
Instagramで見ていて、作者であるありまさんのお母様がとんでもなくチャーミングで魅力的で大ファンになっていました。

ありまさんのお母様はとにかくパワフル、好奇心も行動力に溢れた方です。
「楽しんでやる!」というポジティブなスタンスと「コツコツ続ける」継続力が素晴らしく・・。
私にないものばかりで、読むたびに「私もできる!したい!」と勇気をもらえます。

このお母様、始めは走行距離50mをゼーゼー言いながら走ることしかできなかったのに、49歳でフルマラソンを完走されています。
さらに、56歳で単身ハワイに行きホノルルマラソンを完走。
もう、かっこよすぎではないですか?

なぜこんなに挑戦し達成できるのか?
以下の部分が、当時の私にブッ刺さりました。

コツコツは風船のイメージでね・・・

風船が少しずつ膨らんでいって
ある時点まできた時に
パンッと弾けて
それが自分がひとつレベルアップした合図に思えるところが楽しいの

「うちの母は今日も大安」ありま

コツコツ続けることが苦手、やる気に頼って頑張るから続かない。
変わりたいと思いつつどう頑張っていいか分からなかった時に、この本を読み続けるイメージが見えた感じがしました。

娘視点で描かれているので、母と娘の関係性にも「あぁ、素敵・・・」と思うところが満載でした。この関係性にも憧れが投影されて読んでしまいます。

私の好きな話は「話が早いうちの母」
私が母親になったらこのスタンスでいたい!と理想の母親像が出来上がってきました。

▼書籍

▼ありまさんのInstagram

私がこの本に惹かれる理由

「観察力」がずば抜けている

この本は、不妊治療を始める前から好きでよく読んでいましたが、治療に向き合う中で改めて手に取りました。
私はもともと子育てに対して恐怖心を抱いており、自分の視点や考え方に自信がありませんでした。

自分とは全く異なる性格や特性を持つ子どもを、どのように育てたら良いのか。
自分のような性格の子どもが生まれたら、きっと生きづらいだろうと、不安な気持ちばかり感じていました。

これらの本を読んでいくうちに、「私もこの視点を持ちたい!」と思うようになりました。

観察して、気づいて、声かけて・・・
自分にも他人にもできれば子育てに限らず、人生が豊かになりそう。

自分との関係性を築く上でも大切なことだと気づかされました。

どんな日常にも、何かしら切り取れる部分は必ずある。
そう信じ、気づきや発見のある毎日にするため、観察力を鍛えようと思い、ジャーナリングを始めました。

日常はとっても愛おしい

子どもがいてもいなくても、働いていても働いていなくても、毎日はやってきます。

どんな状況でも、今日、今この瞬間を大切に生きたいと思っています。

寒くても、暑くても、晴れでも、雨でも、曇りでも。
どんな毎日でも、私のメガネで、いくらでも面白く、気づきのある毎日になれると信じています。

おわりに

最近、興味を持つようになったことがいくつかあります。

・月の満ち欠け
・六曜
・天気予報
二十四節気 面白いのでリンク貼ってます
・今日は何の日?(ちなみに今日は1122、いい夫婦の日)

何でもない毎日に意味づけされた気持ちになります。

近所のモスバーガーには、毎日店員さんが黒板にメッセージを書いてくれています。
私は毎日その黒板を見るのを楽しみにしています。
店員さんによって様々で、個性が出て面白く「今日はXXの日です。」から始まり、「なるほど〜!」と思うことを書いている日もあれば、「今日は冷え込みます!体調管理に気をつけて!」という労りメッセージの日もあります。

この黒板のようなことを、自分や自分の周りにできたらちょっと楽しそうだなと思っていた時の出来事です。

ボジョレヌーボーの解禁日の前日。
「明日はボジョパ(ボジョレヌーボーパーティー)でもするか!寒いし、シチューとお肉も焼こう!」そんなことを思いつき、夫に提案。即OKが出ました。
こうして何でもない普通の木曜日が、ちょっと特別で楽しい木曜日になりました。

ささやかな日常をより彩りよくするためにも、観察力を鍛えたい!
そんな気持ちにさせてくれる3冊でした。


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