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自分がコントロールできること・できないことを切り分ける習慣

三日坊主を繰り返してしまう、なかなか習慣化できないなど、思うように継続できないときに、どうしても焦ったり、自分を責めたりしてしまうことはありませんか?

そんなときは、試していただきたいことがあります。

それは、自分が「コントロールできること」と「コントロールできないこと」をしっかりと切り分けること。

この習慣を持つことが、習慣化の成否を分けるんです。


コントロールできることに集中する


まず、習慣を定着させるためには、何よりも「自分でコントロールできること」に意識を向けることが大切です。

例えば、朝のウォーキングを始めたいと思ったとき、自分で決められることは何でしょうか?

時間やコース、ランニングウェアを前の晩に準備する、ストレッチをやっておくなど、これらは自分でコントロールできることです。

逆に、天気が悪かったり、体調を崩したり、急に予定が入って時間が取れなかったり、こうした外的な要因は、どうしても自分でコントロールできないものです。

そこで大切なのが、自分でコントロールできる部分に焦点を当てて、その範囲で最善を尽くすことです。

たとえ外部の状況が変わっても、「自分がやれること」を見つけて対応することで、継続の力を育むことができます。

コントロールできないことを手放す


一方で、コントロールできないことに対しては、いかにそれを「手放す」かが重要です。

例えば、家族、学校、職場の人の行動など、自分ではどうやってもコントロールしきれないことに対して無理に頑張ろうとすると、かえって自分を追い詰めてしまうことになるかもしれません。

ここで大切なのは、状況に応じて対応できる柔軟さです。

自分ではコントロールできないことだと気づいたら、それを速やかにあきらめる→中断する→手放す。

この「手放す」感覚を持つことで、余計なプレッシャーを感じずに、長期的な視点で自分のペースを維持できる方法を見つけられるようになります。

切り分けの効果


切り分けることで手に入る効果で一番大きいのは「ストレスの軽減」です。

例えば、ジム通いを習慣化しようとしているときに、どうしても仕事が忙しくて行けない日が続くと、ジム通い自体に急に嫌気がさしたり、自分は「時間調整もできないのか」と落ち込んでしまうことがあります。

仕事が忙しいことが、自分ではコントロールできない理由なら「行けなかった」と自分を責めるよりも「積極的に階段を使う」とか「仕事中にできる筋トレを考えてみる」など、コントロールできることに目を向けるようにするのが得策です。

そうやって、自分が実行できることを選ぶ習慣を持つことで、余計なストレスを感じずに済みます。

逆に、コントロールできないことに過度に執着すると、ますますストレスが増えて、モチベーションも下がってしまいますので、ご注意ください。

まとめ


自分でコントロールできること、できないことを切り分ける習慣は、自分自身を余計なストレスから解放してくれます。

焦らずに、自分のコントロールできることをコツコツ続けて小さな成功を積み重ねる。

そして、できないことは手放しながら柔軟に対応することで、自然と切り分ける習慣が身についていきます。

まずは「これはコントロールできる?できない?」とご自身に質問することから始めてみてください。


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