神社と掃除から学ぶ人生最大の罠〜アクティブ・ノーアクション
ここ最近、クオリティオブライフが爆上がりしました!その理由は、プロの助けを借りながら徹底的に掃除をしたことです。3日にわけてゴミを50袋以上捨てたことでスペースが広くなり、子どもがまた散らかしたとしても片付けにかかる時間は20分の1以下になりました。そしてこんな家にいるだけで心が穏やかになるようになりました。
ふと、これまでの不用なものがあふれる部屋(=汚部屋ともいう)は、経営学の用語でいうと「アクティブ・ノーアクション」だったなあと気づきました。
「アクティブ・ノーアクション」とは「不毛な多忙」という意味で、行動しているように見えて、なんの行動もしていないという意味で、経営学者のスマントラ・ゴジャール氏の提唱した言葉だそうです。
さらに具体的に言うと、
ドキッとしませんか?
アクティブ・ノーアクションに陥ると、毎日どれだけ一生懸命働いていたとしても、自分にとって本当に重要なことをやっていないし、やっていないことにすら気づかない。
そして、それに気づくのは、もしかしたら最期を迎えるベッドの上だと悲劇ですよね・・
まさに、アクティブ・ノーアクションは人生最大の罠。子連れMBAのラーニングでのテーマで、一番反響があったのも頷けます。
以前の部屋でいうと、詰替え用の食器洗い洗剤がないので買ってきたのに、モノに埋もれて見つからずまたまた買ってを繰り返し、結局12個溜まっているのを先日見つけた時のショック・・(ちょっと違うか 笑)
そんな恐ろしい罠、アクティブ・ノーアクションに陥らないためにはどうしたらよいのでしょうか?
それには、先日掃除を手伝ってもらった、整理整頓のプロからの教えが役立ちます。それは「本当に大切ではないものはこまめに捨てること」
掃除に加え、神社での神事も同じです。神社でのお祓いは「禊ぎ(みそぎ)」不浄なものを祓うことですし。不要なものを捨てることは、大昔からの教えでもあります。
特に、コントロールできないことだらけ、不測の事態がおこりがちな子育て中、なるべく多くの時間、心を穏やかにいられるかどうかって本当に大切。
こんな激動の毎日こそ、こまめに「本当に必要ではないものはすぐに捨てること」。
そうして、心穏やかにすごすコツを身に着け、自分に大切なことに向き合える幸せな人生を送るチャンスだな!と自分に言い聞かせて、明後日からの夏休みもがんばりまーす!
子連れMBA®のコミュニティでは、自分にとって大切なもの、不要なものを定期的に見極めるYearCompassを使った振り返り会も開催されてます!
※YearCompassとはハンガリーで生まれ、現在は22カ国語に翻訳されて世界中の人々に親しまれているワークシートのフォーマットです。
写真は、USからのお友達との朝の散歩で偶然であった下鴨神社の「みたらしま祭り」。暑い夏こそ冷たい川を歩く禊は最高でした!今年は7/28(日)まで開催中だそうです。
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