本当はフタなんてなかった!〜脱マイパターンのススメ
逃げないイモリ
数年前からイモリを飼っています。
イモリは水槽の壁をスイスイ登って、フタに少しでも隙間があると逃げ出します。新しいイモリを飼ってきては、すでに3匹が逃げ出してしまいました。
でも一匹だけ逃げ出さないイモリがいます。
それは、最初から飼っているイモリ。
実際にはフタに隙間だらけで、出ようと思ったらいつでも出られるのです。でも昔から飼っているイモリは過去に、「あそこにはフタがある」ことを学んでしっているので、壁を登ろうともしないのです。
脱マイパターンは大変?
社会の環境は特にここ最近急激に変化しています。ビッチリしまっていたフタが突然外れることもよくあります。
そこで最近、重要だと言われているのが、「アンラーニング」という言葉です。「学習棄却」といわれ、要は過去に学んだことを捨て去るという意味です。
過去はあそこにフタがあったから登らない。でも、今はフタに隙間があいているから登れる。
イモリだと笑い話のようですが、これが案外難しいのです。
「リモート勤務なんて無理無理!」
2年前はそういう方はとても多かったですよね。この常識も感染症のおかげで変わってはきました。が、こんな大きなきっかけがなかったら変わらなかったことでしょうし、未だに拒絶反応のある方もいるでしょう。
違う例をあげると
「SNSは読む専門。投稿はしない!」
こんなマイパターンをお持ちの人が、突然投稿するのは勇気がいるでしょう。
例えなので、無理に投稿を勧めるわけではありませんが、オンラインゲームなどでバーチャルの友達とゲームをしている子ども達をみていると。こんな世代が大きくなった頃、バーチャルで発信しないでいるとどうなるのかな?ともちょっぴり思います。
これまで慣れ親しんだ行動、マイパターンを変えるって大変なんです。
だから、子連れMBA®では、5つのバリュー(行動指針)のひとつに「脱マイパターン」を入れているくらいです。
でも実は、最初の一歩が踏み出せたら簡単なのです。
マイパターンを変えるって、一歩を踏み出すと、ドミノ倒しのように進むものなのです。
誰でもできる!脱マイパターンの一歩
最初の一歩は何かというと、新しい人や環境、価値観に触れることです。
会社員なら、いつもいる職場とは違ったコミュニティに飛び込むことことです。(越境体験といいます)
「育休中ならまだしも、仕事と子育てで忙しくって、そんな暇ないわ」
忙しいワーママや子育て世代のみなさんの多くは、そう言われることでしょう。以前はおっしゃる通りそうだったかもしれません。コミュニティに飛び込む=仕事帰りや週末に出かけることが必須だったでしょう。
でもデジタルの時代の今、1日5分でも、10分でも時間を捻出するだけで、時間と場所に縛られない、オンラインのコミュニティに飛び込める時代なのです。
こんな気軽に飛び込める今、飛び込むか飛び込まないかはあなた次第。
この一歩さえ踏み出せば、ドミノ倒しのようにマイパターンの変化が起こり、これから先のキャリアや生き方が大きく変わるのです!(宗教の勧誘みたい💦になっちゃいましたが、子連れMBA®のメンバーの声は実際にそうなのです)
あなたは壁を登りますか?
もしくは、フタが空いているにもかかわらず、壁を登らず今の場所にとどまりますか?(おわり)
「留学に匹敵する経験!」という声をいただいた、コミュニティで学べる時間と場所に縛られないプログラム。年4回だけの開講、ただ今募集開始しました🔽
今日の話のきっかけになったのは、こちらのゆかさん体験談です。
「フタをしていたのは自分だった!」という話です。
(補足)サムネイル写真はイモリではなくヤモリです。
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