ようこそアラフィフへ〜腸に伝わる感情【胃腸編2】
脳と同じように、腸も精神的な影響を受けていると言うことがわかってきた昨今。
日本には、身体の部位に関する慣用句が多いですよね。
はらわた煮えくりかえる、腹を据える、腹が立つ、腹を決める、などなど。
そう考えると、とても腑に落ちるアラフィフです。
本日のnoteでは、消化器系の症状について具体的に語る場面がありますので、気になる方は読むのをお控えいただくことをオススメします。
私の胃腸事情
振り返ってみると、ティーネイジャーの頃からあまり胃腸が強くなかったような気がします。
疲れている時に油物を食べると、気持ち悪くなる。消化不良、時には吐いてしまったことも(涙)
社会人になってからは、プレッシャーがかかる場面でお腹を壊してしまい、スポーツドリンクと固形栄養食材を併用してなんとか乗り切る。みたいな場面もありました。
疲れているから美味しいものが食べて元気を出したいのに、身体は受け付けない。
わかっていても若い頃は食べたいからと食べてしまっていました。
が、最近になってようやく「身体の声」といいますか、身体と相談することを頻繁にするようになってきました。
精神状態と胃腸の具合が大体一致する
仕事で頑張ったからご褒美の甘いもの!とカフェで一息つきたくなりますが、疲れている時にこれをやってしまうと私の場合はお腹がゆるくなってしまうことが多いなと感じるようになりました。
その時ちょっとお腹がゆるくなっても、「大丈夫大丈夫」とスルーしてしまうと後々大変なことになります(T_T)
それが今回の私です…
10~11月は仕事が忙しく、娘の学校行事もありスケジュールがキツキツでした。
わかってはいたものの、娘のリクエストで土日に遠出してしまったりして疲れが溜まり、塾のテスト前はサポートで寝不足。イライラするわけです。
なんで私ばっかり家事をしなきゃいけないの!とブチ切れながら、もう限界…という時に下痢になってしまい、4日間ほど続いて自分でも心配になるやら体力は落ちるやら。
そうして、今回はかかりつけ病院でお薬を変えてもらうことになりました。
過敏性腸症候群の自分と付き合う日々
過敏性腸症候群かもしれない、と自覚し始めたのはここ2~3年です。
疲れるとどうも、お腹の調子が悪くなるなあ…という状況が続いてしまうようになったのは、開腹手術を経験してからです。
それまでは快便で、便秘の経験がありませんでした。
ところが、2020年以降になってから便通が乱れ始めました。
コロナ禍に娘が小学校へ入学し、いきなり自宅学習という状況だったストレスも大いに関係するとも思います。
2021年に初めて、胃カメラと大腸カメラを体験。
昨年末〜今年初旬にまた消化器系の調子が悪くなり、再度胃カメラを経験しましたが、「とても綺麗な胃と十二指腸だから自信を持って!」と先生に励まされ。
今年2月に便潜血検査をしても、異常ありませんでした。
以前綴ったnoteも、よかったらご覧ください。
1年を通じて、疲れが溜まったりストレスが溜まると症状が出てしまう。
その時その時で症状の重い軽いはありますが、長引くと本当に辛いので、身体の変化を感じた時点で対処するのがベストだなあと感じるようになりました。
過敏性腸症候群については、本を読んだり、ネット上の記事やブログを拝見したりしながら、自分だけじゃないんだなあと励まされるような気持ちになっています。
2024年末の私の胃腸
下痢からの便秘のパターンで、今回の便秘はなかなか手強く、気持ちが落ち込みがちで正直辛い時期です(T_T)
こんな時こそ自分に負荷をかけすぎず、なんでもすぐやらなきゃ!と思うことなくほどほどにできたら、「エライ!よく頑張った!」と自分をほめ、好きなことに時間を当てる余裕のあるスケジューリングをしようと思います。
クリスマスやお正月も控えているけど、胃腸と相談しながら食べたいものを少量でも食べられたらいいかなあと。
アルコールよりノンアルを。カフェインありよりもノンカフェインを。
ちょっとした努力をすることで自分が楽になるから、「これくらい大丈夫だろう」とたかをくくらず過ごそうと思います。
50代が見えてきて思うのは、短い時間ですぐ終わらせるというのが難しくなってきたということです。
効率を求めすぎると、自分が苦しくなる。
なかなか調子の戻らない自分を肯定しつつ、地道に日々を重ねてみます。
夫は過敏性腸症候群と聞いてもピンと来ていなかったようで、日本消化器病学会のこちらの資料を読んでもらったらだいぶ理解してもらえて、辛さをわかってもらえ嬉しかったです。
参考になりますと、幸いです。
【胃腸編3】では、お腹の調子が悪い時に食すおかゆについて書けたらなあと思っています。