1+1Project  “1人ぷらすして想いを形に“ プロジェクトコーディネーター 平林みどり

2009年に父が脳梗塞で倒れ、創業60年の家業継承・経営に奮闘することに。会社改革、数億の借入金返済と業績アップに成功。企業広報、英語翻訳、社労士事務所でのキャリアを経て、2021年夏より中小起業・起業家に目的達成の為の最適なルートを提案、必要な人材をつなぎ、動くサービス提供中。

1+1Project  “1人ぷらすして想いを形に“ プロジェクトコーディネーター 平林みどり

2009年に父が脳梗塞で倒れ、創業60年の家業継承・経営に奮闘することに。会社改革、数億の借入金返済と業績アップに成功。企業広報、英語翻訳、社労士事務所でのキャリアを経て、2021年夏より中小起業・起業家に目的達成の為の最適なルートを提案、必要な人材をつなぎ、動くサービス提供中。

最近の記事

私の場合話#5 先代からの従業員が初めて退職したとき

こんばんは。今日も冷えますね。 みなさんの会社では、古株の従業員と新参者が対立することはありますか? 今日は、初めて先代からの従業員が退職したときの事をお話します。 父が倒れて、私と弟で会社を続けていこうとしていたとき、先代からの従業員と何度もやり方についてぶつかる事がありました。 何度も何度も話し合って、出来るだけ、お互い納得いく方法を見つけ進めるようにしていました。 でも、やっぱりどうしても、折り合いがつかない事ってありますよね。特に長年働いてくれていた古株の従業員

    • 私の場合話#4 先代の時は…ったと言われた時の対処方法

      こんばんは。 今日は風邪なのか、アレルギーなのかクシャミが一日中とまりませんでした。 今日は、先代のときからの従業員に、 ”私は、先代についてきたんだ…先代のときは○○だった”と 言われたときのことについてお話します。 父が倒れてしばらくは、従業員一同、ありがたい事に一丸となって、 なんとかしようと力を貸してくれました。 でも、何か新しい事をお願い、改善提案をすると、 頑なに昔からのやり方を変えてくれない従業員とぶつかる事も何度もありました。 ”先代のときは…” ”私

      • 私の場合話#3 プチリセット方法を持つ事の大切さ

        おはようございます。急に寒くなりましたね。 先週まで半袖だったのに、いきなりセータ着て月曜の朝を過ごしてます。 今日はいくつかのリセット方法を持つ大切さについて書こうと思います。 父が倒れてから数年、全てが初めてだったので、病院通い、毎日の家族分の食事作り、簿記の勉強で学校、労務関係の勉強、経営資料と睨めっこ… 父の事や家事は母と妹と、会社の仕事は弟と分担していましたが、 やっても、やっても終わらない休みない精神的に落ち着かない毎日を過ごしてました。 温泉へ旅行や海外へ

        • 家業継承の裏側 父と母の愛の形〜ムカデ競争でどこへでも〜

          こんにちは。今日も気持ちよいお天気ですね。 今日は父が60歳で脳梗塞で倒れた後の父と母のお話です。 父が脳梗塞で倒れて手術をし、一時の危ない状態を免れ、 目覚めた時の第一声は ”おい!米俵が盗まれたぞ!すぐに追いかけろ!!” でした。 一体何時代にいる夢を見ていたのでしょうかね。 こうやって思い出すと笑える話なのですが、脳梗塞の後遺症で一部記憶をなくし、怒りぽくなってしまった父を前に当時は笑えませんでした。 後遺症のリハビリで何度も転院し、記憶も戻ってはきましたが、後遺症

          私の場合話#2 家業継承する?やめる? 選べるの?

          前回#1の続きです。脳梗塞で父が倒れ、家業を手伝う為に当時勤めていた会社を辞め数ヶ月経過…いろんな事がわかってきます。 父は仕事を家に持ち込まない寡黙な人でした。父は、家業を父の代で終わらせようと決めていた為、恥ずかしながら、父がどんな仕事をしているか、細かいことは知らなかったんです。 父が倒れたのは60歳のとき、あと5年で閉業するつもりで、従業員採用や借入金、全ての事が計画されていること、今会社を閉めたら借入金の返済で色んなものを失う事を母から聞かされました。 20人

          私の場合話#1 家業継承問題が突然起きたとき

          家業継承のタイミンは突然やってきます。今日は、私の父が脳梗塞で倒れ、突然、家業を継承することになったときの話を書こうと思います。様々なことが起き、とても長くなってしまうので、何回かのテーマに分けて書きますね。 10年ほど前、当時28歳の私は電気メーカーでのほほんとOLをしていました。その日も会社へ向かう電車を乗り換えしてようと移動していたとき、突然、母から電話が… 「お父さんが脳梗塞で倒れて、今からXXX病院に救急車で向かうから、すぐにきて!!」 びっくりしすぎて、地下