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私の場合話#4 先代の時は…ったと言われた時の対処方法

こんばんは。
今日は風邪なのか、アレルギーなのかクシャミが一日中とまりませんでした。

今日は、先代のときからの従業員に、

”私は、先代についてきたんだ…先代のときは○○だった”と
言われたときのことについてお話します。

父が倒れてしばらくは、従業員一同、ありがたい事に一丸となって、
なんとかしようと力を貸してくれました。

でも、何か新しい事をお願い、改善提案をすると、
頑なに昔からのやり方を変えてくれない従業員とぶつかる事も何度もありました。
”先代のときは…”
”私は先代についてきたんだ…”
”お父さんはすごかったんだ…”等
祖父の代から続いている会社なので、長く働いてくれている従業員が多いので、
父の代と比べる、そのやり方はやりたくないと言われる事が多々ありました。

私や弟だって一生懸命やってるのに、なんでいつも比べるんだろうと悲しくなったり、悔しい思いをしました。

よく考えたら、何十年も一緒に働いてきた社長と突然パッと出てきた若造と一緒にしたら、父に失礼ですよね。

でも、私や弟は違う人間だから、父と全く同じやり方では上手く行かない、それに時代はどんどん進化していってるから、色んなことを変えていく必要あると感じていました。

どうしたら、改善したり、新しくやりたい事を受け入れてもらえるだろうと考えて以下のステップで実践してみました。

●私が率先してできる事
1)まず、私がやれる事は自分でやって見せる
2)どうしてやりたいか、何がよくなるかを説明
3)実際にやってもらう

●頼まないとできない事<改善したいとき>
1)そのやり方をしている理由を聞く
2)そのやり方の良い点と悪い点をできるだけ客観的(お客様視点等)に伝える
3)新しいやり方を提案する。どう変わるかを説明する
4)実際にやってもらう
5)感想を聞く。改善できる点を一緒に考える

●頼まないとできない事<新しい事を導入したいとき>
1)新しいやり方を提案する。なぜそれを導入したいかの理由を説明する
2)実際にやってもらう
3)感想を聞く。改善できる点を一緒に考える

ここで気をつけていたのは、いきなり従来のやり方を否定したりすると嫌な気分になるので、絶対否定しない。こういうやり方もあると選択肢としてあることを伝え、やってみせる。
また、きちんとやってくれた事にお礼、感想を伝える事。
これを繰り返す事で、少しずつですが、状況は変わっていきました。そして、新しい流れができたら、どんどんお任せしました。

こういった経験から、人を動かすという事、チーム作りの大切さに気づいて行きまた。

では、夜も冷えますので、暖かくしておやすみくださいね。

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