もしも愛に『老子』を加えたら?
この度は、数ある中からご覧頂き、誠にありがとうございます。
【まえがき】
この記事の内容
『もしも〇〇にこの自己啓発を加えたら』どうなるのか?
※あくまでも『自己啓発ソムリエ 言葉で動く』個人の意見です。
想像を膨らませてお楽しみください。
【愛のご紹介】
誰もが相手に与えることの出来る愛。
今回はこの自己啓発を加えてみましょう。
【加える自己啓発はこちら】
✅ 【矛盾を内包する】
老子とは?
加える教えはこちら。
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【恐らくこうなる】
「こら!ちゃんと食べなさい!」
ハルカは、またピーマンをアンパンマンのお皿のほっぺ部分に移動していた。
私は都内の小学校に通うハルカの母親だ。
ハルカが可愛くてしょうがない。
だからつい怒っちゃう。
丁度こんなふうに。
でも、それはハルカのためを思ってのこと。
好き嫌いはよくないから。
将来出会うであろうハルカの素敵な旦那さんに、ピーマンを移動するところなど見せたくはない。
ある日、私が幼い頃に通っていた都内にある幼稚園の園長先生のもとを訪ねた。私の恩師だ。
昔、両親が離婚した時に通っていた幼稚園で、その時に貰った園長先生からの愛を、私はずっと覚えている。
それから私は、時が経ち親になった。至らない点など山のようにある。もちろん悩みも。
そして、救いを求めるように、先生がいる幼稚園まで足を運ぶようになっていた。
先生はいつもの笑顔と共に、園内の南にある応接室に案内してくれた。大塚家具の茶色の本革ソファーに腰掛けた。
そして、先生お気に入りの有田焼の青い湯呑みから、ゆらゆらと湯気と香りが立ち上る掛川茶を飲んだ。
お茶で心が落ち着き、一呼吸置いた。
私はこう言った。
「先生、子供が言うことを聞かないんです。どうしたらいいのでしょうか?」
先生は、まるで世界中の愛が先生の顔に集められたような惹き込まれる笑顔をこちらに向けて、こう言った。
「『子どもは大人の話を聞くのはとても苦手です。しかし、大人のマネをするのはとても上手です』これは、アメリカの作家のジェームズ・ボールドウィンの言葉です。ですから、私達が見本となり、愛を伝えればいいのです。冬の寒さのように厳しいときもある。太陽みたいに優しいときもある。それは矛盾しています。でも、その両方を含めて本当の愛なのです」
私は涙した。
先生の母親のような優しい言葉に。
大粒の涙が顔に轍を作り、床にこぼれ落ちた。
そして、その言葉を受けて真っ先に思い浮かべたのは他でもない。
誰よりも可愛くて愛おしいハルカの顔だった。
🅿️矛盾を内包したものは、美しく、人の心を打ちます。
物事の大半は矛盾していますが、その矛盾を内包するために、私達は日々努力を重ねます。
矛盾の内包は簡単じゃない。
だからこそ、私達は一生をかけて、愛を育て、愛を与えていくんだ。
もしも愛に『老子』を加えたら、恐らくこうなる。
参考文献
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