もしもプロポーズに『老子』を加えたら?
この度は、数ある中からご覧頂き、誠にありがとうございます。
【まえがき】
この記事の内容
『もしも〇〇にこの自己啓発を加えたら』どうなるのか?
※あくまでも『自己啓発ソムリエ 言葉で動く』個人の意見です。
想像を膨らませてお楽しみください。
【プロポーズのご紹介】
男の一世一代の大勝負、プロポーズ。
今回はこの自己啓発を加えてみましょう。
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✅ 【自然に結果を出す】
老子とは?
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【恐らくこうなる】
「あぁ……緊張する」
この場所に来てから、ありったけの勇気で購入した淡いネイビーのKASHIYAMAから覗かせるオメガのスピードマスターを何回見たことか。
麻布十番駅出入口で待ち合わせ5分前。
そろそろ香織が到着する。
そう。
僕は今日、香織にプロポーズするんだ。
それから腕時計の時刻を3回確認した後、香織が到着した。
香織はPINKY & DIANNEのピンク色のカジュアルドレスに、シルバーのクリスチャンルブタンを履いて、ヒールと合わせて身長170cm。
手には、ベージュの傳濱野のワンハンドルAlicia Midget(アリシア ミゼット)。
目鼻をくっきりと強調させるセミロングの髪は左耳だけかけられていて、ティファニーのオープン ハート スタッド ピアスが輝きを放つ。
男なら、誰もが振り返るだろう。
それほど、今日の香織は誰よりも美しかった。
待ち合わせ場所から歩いて10分。
予約していた麻布十番のフランス料理店に着いた。
窓側の席に案内された。香織にバレないように、何度もお風呂の中で練習した「結婚してください」を頭の中で繰り返した。
料理が到着する。
1人一万円のコースだってのに、一世一代の大勝負が控えていて、味が全く分からない。
食事が終わり、お互いにソムリエが選んでくれたオススメの赤ワインを飲みながら、僕は遂に切り出す。
「香織、あの…その……」
すると、笑顔で「何?今日何か変だよ」と香織は言った。
どうしてこうも言葉が出てこないんだ。心臓ってこんなに早く動くものだと、この時初めて知った。
気持ちを落ち着かせようと深呼吸した。
肺に、言葉や空気を送り込む。
落ち着きを少しだけ取り戻した。ふいに東京の夜景が目に入った。あまりにも綺麗で息を呑んだ。
そして、僕はこう呟いていた。
「香織と、ずっとこの先も2人でこんな夜景を見ていたいな」
すると、香織が「ねぇ。それってプロポーズ?」と冗談っぽく笑って聞いてきた。
「あっ…」僕としたことが…
あまりにも自然に言葉が出てきてしまった。
少しの沈黙が2人を包み込む。
僕は椅子に座り直し、背筋を伸ばした。
膝に置いた手のひらを強く握り直した。
香織の目を真っ直ぐ見つめた。
そして、もう一度深く。深く深呼吸した。
僕は言った。
「香織、僕と結婚してください」
香織は今日一番の笑顔で「はい。よろしくお願いします」と、涙と共に答えてくれた。
正直、僕の思っていたプロポーズじゃなかった。豪勢な花束もない。言葉に何の飾り気もない。
でもまぁ、無理矢理言葉を紡ぎ出すプロポーズより、自分っぽいかなってお互いに笑い合った。
🅿️何事も自然が一番です。「力尽く」と書いて「失敗」と読みます。
自然に身を任せれば、結果的に全てが上手くいきます。
愛の言葉も自然に。
これからの2人の人生の歩みも自然に。
幸せも自然に。
もしもプロポーズに『老子』を加えたら、恐らくこうなる。
参考文献
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「私が何故、自己啓発を記事にするのか?」その理由が書いてある記事となります。
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