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月に2回の劣情

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気まぐれなあしながおじさんと私の記録
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記事一覧

失うことすらできない

約2ヶ月ぶりの更新でお願い事からさせていただくのは心苦しいですが、まずは告知を。 2020年9…

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私を黙らせる方法(週報_2020_06_12)

三月の初週に会ったきり、どちらからともなく、私とあしながおじさんは長い自粛期間に入った。…

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そして私は大海を知った

<2月初旬に電話がかかって来なければ、落選> そんなネットの噂話を目にしたのは、2月も4週…

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邪推も肉体も、一瞬でぐしゃりと潰れる

「降りろ!」 日頃穏やかなあしながおじさんからは想像できないような、強い口調だった。 私…

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それは君が暇だからとあなたは言うけれど。(週報_2019_11_24)

寒さがだいぶ、深刻になってきた。 休日の午後、物置からカバーのかかった灯油ストーブと赤い…

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持たざる者でも涙は出るの(週報_2019_05_26)

秋に出すつもりの新人賞の作品を、まったく書き進めていない。 1ヶ月間、あしながおじさんから…

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知らない国の味がする(週報_2019_04_07)

先週木曜、ビリヤニを食べた。 ずっと行きたかった憧れの店の木曜担当のおねえさんが今週はボルシチよ、とツイートしたのを見て、あの夜からもう1週間も経ってしまったことを知った。 初めて食べたビリヤニは不思議美味しかった。 マトンは骨付きだから気をつけて、あとナントカっていう木みたいなスパイスが入ってたら食べずに出してね歯が欠けたら大変だから、と言われ、緊張して食べていたらいつもの倍の時間がかかってしまった。 予約客で混雑していたのに申し訳ない。 あしながおじさん(noteでは

誰かの一番お気に入りの場所をシェアする(週報_2019_03_17)

先週の週報を見るとすぐに恩人氏(①②③)が連絡をくれた。 珍しかった。 彼がリアルタイムで私…

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息をするように生きている(週報_2019_02_03)

今週は恩人氏とご飯を食べに行った。 年始に会ったばかりだったから呼び出すのは気が引けた。…

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泥だらけで引っ掻き合いたい夜(週報_2018_10_13)

私は出会い系サイトからnoteに引っ越してきた下衆な民だ。 表向きはSNSを装っているけれど、そ…

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#推薦図書 安部公房とわたし

まもなく12月が来る。 9月にnoteを始めて以来、日常生活をこなしながら週2回の投稿を目標にし…

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一度だったら叶えてくれると思ってた(週報_2018_09_22)

2週間、週末東京を離れていたのでやっと新宿で飲めた。 地方にも繁華街はたくさんあるけれど、…

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