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国際情勢:視聴しているニュース動画

 このページでは、当方が国際情勢を見るために、視聴しているニュース動画を紹介する。(4,576字)  
 誰かの何かの訳に立つかも知れないと思い、リスト化した。
  

英語 
NBC Nightly News
 

 黒人司会者Lester Holtが看板アンカーだ。
 2021年のJanuary Sixの時だけ、トランプに激怒した。
 それ以外は冷静な感じで、いつも報道している。
 日本の夕方のニュースに一番、形式が近い。
 とりあえず、これを見れば、全米の様子が概観できる。
 コロナ前から視聴している。最も古くから見ているニュース動画だ。
 20分前後で、アメリカ本土のニュースが圧倒的に多い。

ABC World News Tonight

 白人司会者David Muirが看板アンカーだ。
 全米で一番視聴されているニュース動画だ。
 作りはNBC Nightly Newsとよく似ている。
 全米の様子も報じるが、海外の報道が少しある。
 NBCとニュースが被る事があるが、両方見れば、全米の様子が分かる。
 こちらも20分前後で、両方合わせて、40分ぐらいで収まる。
 英語の持ち時間は、40分程度にしている。余裕があれば何か一本見る。

Fox News

 看板司会者Tucker Carlsonが退場してから見なくなった。
 以前は、Tucker Carlson Tonightを視聴していた。
 彼は話し方が最悪で、笑い方も下品だが、知性は最高だ。
 嫌いだが、この人、霊感がある。自分で気が付いていない。
 未来を予言して、的中させる力がある。何度か目撃した。
 典型的なアメリカ人で、カウボーイみたいな奴だが、馬鹿にできない。
 政治的な見解も、当方と驚くほど一致するのも、嫌な処だ。
 最後の金曜日、笑いながらピザを食ってたのが、印象に残っている。
 週が明けたら、会社からタッカーのデスクはなくなっていた。
 いかにもアメリカ的な話だが、会社のスポンサー叩いたらこうなる。
 製薬会社の不正を暴いていたが、FOXの大口スポンサーである。
 タッカーも、分かっていて、やった事だろう。

CNN

 銀髪の看板司会者Anderson Cooperがいる。
 Anderson Cooper 360°が人気番組のようだが、基本見ない。
 この人の報道はくどい。同じ話を何度もする。だから360°なのか?
 あとこの人、申し訳ないが、妖怪めいて見える。宇宙の化物ではないか?
 全米でイケ面?色男みたいな扱いだが、当方は気持ち悪くて、避けたい。

Tucker Carlson

 FOXを立ち去った後、Tucker Carlsonが自分で立ち上げた番組だ。
 嫌々見ている。話し方がどうしても、癇に障る時がある。
 だが見る価値はあるので、必要に応じて見ている。
 この人の視点と人脈、それから物事を引き寄せる力は凄い。
 やっぱり低能力者ではないかと思う。全然、自覚はなさそうだが。

BBC News

 イギリスのNHKか。稀に見る。
 何者にも屈しない報道姿勢は面白い。
 政府や中共相手に、派手に戦う事もある。
 何か事件が起きない限り、視聴はしない。
 あと使っている語彙が、時々「ん?」となる。
 イギリス英語という奴か?当方はアメリカナイズされている。

フランス語
 Le journal international - L'actualité internationale du dimanche 5 mai 2024 - TV5MONDE

 フランス語圏を中心に、この星の国際情勢を概観できる。
 イスラム圏のニュースも流れるので、情報源として重宝している。
 日本も報道する。時々、こちらで先に日本のニュースを知る事さえある。
 約20分だ。フランス語のニュースお決まりのゲストと討論がある。
 文化人を招いてインタビューする。日本の外務省の若い役人も呼ばれた。
 この番組は長く見ているが、現地でフランス語を喋る日本人が出て来る。
 フランス語の場合、司会者は固定ではないので、よく変わる。

Le 64' - L'actualité du samedi 04 mai 2024 dans le monde - TV5MONDE

 こちらは25分前後のTV5MONDEだ。内容は被っている事が多い。
 いつもinternationalか、L'actualitéのどちらかを見る。
 Le Journal Afriqueも少し入っているので、西アフリカの情報が得られる。
 フランスの国内ニュースも少し報道する。だが主に海外ニュースが多い。

Le Journal Afrique du samedi 04 mai 2024 sur TV5MONDE

 最も過激な報道姿勢で、当方の中で、有名だ。だからあまり見ない。
 動物の骨かな?と思って地面に散らばっている骨を見ていると、
 「これが隣人の骨です」と言ってきた現地人が忘れられない。
 思わず、拾えよ!と突っ込んでしまったが、気にならないらしい。
 とにかく、人骨を見る頻度が高いニュース動画であり、意味不明だ。

 あと、テロリストたちが機関銃の弾幕に飛び込んで死ぬシーンも流した。
 これは最初、フェイクか、シネマかと思ったが、リアルだった。
 モザイクをかけろよと言いたいが、ここは昔からむき出しで伝えて来る。
 ウクライナ戦争以降はTV5MONDE自体が、遺体にモザイクなしになった。
 フランス人は昔から隠さないで、そのまま伝えて来る。流血沙汰も多い。
 マリとか、ブルキナファソとか、トラウマになりそうな報道が多い。

 駐留フランス軍が撤退する前、ワグネルのプロパガンダ動画があった。
 フランス陸軍の制服を着た骸骨が銃を乱射して、現地軍を追い詰めるが、
 空からワグネルの空挺部隊が降りきて、骸骨のフランス兵を駆逐する。
 そういう内容で、かなり現地では視聴されていたショート・アニメだ。
 今ではこの動画の通り、三か国からフランス軍が撤退している。
 子供騙しのようなプロパガンダだが、効果はあったという事だろうか。

 ムスリム同士の人身売買も報道する。このインタビューは凄かった。
 バンに乗せられてドナドナされる女の子というのも、初めて見た。
 セネガルは都会だが、西アフリカは一部、地の果てという感じもある。
 ジュルナル・アフリックは、フランスの植民地星の話かと錯覚する。
 ここも20分程度だ。お決まりの文化人とトークもある。歌手が多い。
 

LCI

 当方が最も重視しているフランス語のニュース動画だ。
 10分程度のニュース動画で、話題は一つのテーマに絞っている。
 これはかなり数をこなせる。気が付くと、4本くらい見ている。
 フランスのケーブルテレビTF1が運営している。
 テロップも便利で、今何を話しているか、トピックが出る。
 英語とTV5MONDEの時間を押えて、こちらに時間を投入している。

Le Reste TV

 どっかの宗教団体の動画サイトだ。
 カトリック系だと思うが、朝の説法を流している。
 聖書の引用を聞ける。4分程度だ。一応、毎朝聞いている。

Actualités Militaires

 フランスのミリタリー系動画。フランス軍の兵器を紹介している。
 だがアメリカ軍の兵器の紹介も多い。
 ある兵器を、フランス語で、何て言うのか確認するため見る。
 
 余談だが、アメリカのステルス戦闘機、F-35弱い説がフランスにはある。
 エマニュエル・トッドもその説を唱える一人だが、専門家ではない。
 戦闘行動半径が短い事、ステルスモードだと4発しかミサイルがない事、
 B型とC型は、垂直尾翼に不具合があり、超音速飛行できないなどだ。
 今、機体内燃料の増設や、機体内携行ミサイルの増加など改良中だ。
 不具合問題は、大した問題ではないとして、超音速飛行はしないらしい。
 F-35はドッグファイトしないので、B型とC型はバルカン砲さえない。
 この思想、ベトナム戦争の時のミサイルキャリアー万能説と似ている。
 当時、F-4ファントムが登場するまで、米軍機はミグに落されまくった。
 戦闘機が、空中戦できないなら、一体何のために存在するのか?
 一応、ビーストモードだと、沢山武装を取り付けられる。
 だが超音速飛行できないので、ハリヤー並みの速度しかでない。
 当方も、F-35の購入は控えた方がいいと思っている。様子見だ。

28 minutes – ARTE

 独仏共同番組だ。ドイツ語も流れている。
 フランス語経由で、ドイツの情報を得る時に使う。
 テーマ別の長い動画が多い。

Le Dessous des Cartes – ARTE

 アルテのフランス語オンリー版だ。
 4~5分の動画から、60分超えと様々だ。
 テーマ別に図解してくれるので、分かり易い。
 フランス国内の説明動画もありがたい。

 Géopolitis

 60分くらいのフランス語の動画だ。主に政治・経済・軍事だ。
 たまに見る。専門家の見解が長く聞ける。

北京語
CCTV中国中央电视台

 中国共産党御用達の動画サイトだ。勿論、北京語だ。
 とりあえず、気になった時だけ、見ている。
 会話は殆ど聞き取れないが、字幕が出るので、北京語も分かる。
 愚民政策を進めているのか、歌番組・動物番組が多い。
 ニュースも報道するが、さらっとしか触れない。
 中国で大事件が起きても、あたかも何事もなかったように報道がない。

新唐人電視台

 新興宗教、法轮功(ファールンゴン)の息がかかった動画サイトだ。
 派手に中共と論戦している。海外華僑が中心なので、言いたい放題だ。
 中国歴代王朝で起きた宗教反乱ではないが、
 白蓮教徒の乱の親戚だと思って見ている。
 CCTVと新唐人TVは、同じ中国を報道しているのに、180度くらい違う。
 なおこちらは字幕が出ないので、完全に耳で聞くしかない。結構厳しい。

 他にも色々あるが、これくらいが見る事がある動画である。
 どんなに忙しくても英語は40分、フランス語は60分取るようにしている。
 100分だとちょっと足りないが、平日は業務が忙しいので無理だ。
 あとは業務中に、短い動画を見ている。LCIは合間で見れるので重宝する。
 
 英語、フランス語、北京語で、この星のかなりの人数をカバーできる。
 また三か国語で、情報の三角測量もできる。
 特にアメリカ発の情報は、フランス語や北京語でも取り上げられる。
 それぞれ、どう受け止めているのか、三角測量ができる。
 
 これで情報の客観性は、担保できるかも知れない。
 だがそれに善悪の価値判断を加えないと、解釈はできない。
 正しい解釈が、正しい行動に繋がる。これが情報を取る目的だ。
 
 なお現在、マクロンの発言が、ロシアで大問題になっている。 
 以下の条件を満たした場合、ウクライナにフランス軍を派遣すると言う。 
 ➀ウクライナの戦線崩壊、②キエフから要請があった場合。LCIより。

 オデッサが陥落した場合、ヨーロッパ防衛のため、NATOも雪崩れ込む。 
 欧州大戦は避けられない。だがアメリカ抜きで、ロシアに勝てるのか? 
 ナポレオンも、ヒットラーも負けたのに?最悪の事態は迫っている。

 ロシアのペスコフ報道官も、かなり緊迫した感じで、警告していた。 
 パリとモスクワの間の緊張はかつてない程に高い。お互い核を持つ。 
 にもかかわらず、アメリカは大学のデモ対応にやっきだ。

 今はガザ・イスラエルより、ロシア・ウクライナを見るべきだろう。 
 危険の度合いが違う。小説を書いている場合ではないかも知れない。 
 バルト三国・ポーランドでも戦端が開かれるかも知れない。

 もうマクロンの頭の中は、恐怖で一杯だ。これが戦争の原因だ。 
 ベルリン・パリ・ロンドンにミサイルが落ちると思っている。 
 だから今、慌てて、ヨーロッパに、ミサイル防衛網を構築している。

 早くロシアと和解の道を探って欲しい。 
 元首相のドミニク・ド・ドピルパンを入閣させて欲しい。 
 彼ならきっと、事態を治める道を見つけられる。

 ヨーロッパで、大規模な大学のデモは起きていない。
 ロンドン・パリで少しあったが、規模はまだ小さい。
 今はロシア・ウクライナで、それどころではないのだろう。
 
 両大戦は、ヨーロッパから起きた。
 三回目もヨーロッパから起きてもおかしくない。
 だが両大戦とも、アメリカが片をつけた。
 
 今回アメリカ抜きで、三回目が起きた場合、どうなるのか?
 ナポレオンも、ヒットラーも、ロシアに勝てなかった。
 ヨーロッパは、戦乱になり、荒廃する可能性が高まっている。
 
 これは、人類の幸福を大きく損なうだろう。
 地球全体で、イメージの低下は避けられない。
 本格的に、戦乱の時代に入ったと印象付けられる。
 
 そうなると、アジアで第三の戦争が、起きるかもしれない。
 第三次世界大戦が起きたという印象が、与えられる。
 地球人類は、かつてない危機を迎えるだろう。
                      
                                以上


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