怒ってる方が困ってる
子供同士でモメたり、私と子供でモメたりして、イライラして、ケンカに発展する事がよくあります。
この解決方法が見つかったかもしれない!まだ仮説の段階ですが、参考になればと思い書き残します。
コミュニケーション
子供がいらん事していると、つい口出ししたくなりませんか?でもちょっと待って!
その言葉はコミュニケーションをとるための言葉でしょうか?
自分の気持ちをぶつけるだけなのだとしたら、その言葉はただの攻撃になるんじゃ?
この考えを意識するようになってから、子供との関係が良好になりました。
口出しが減り、怒りの感情がお互いに移ることも減りました。
その言葉は口出し?コミュニケーション?
声をかける前にグッと踏みとどまる。
これまでは、思ったらすぐ声に出ていましたが、一瞬踏みとどまり考える力をつけると、結果イライラが減るのでおすすめです。
怒ってる方が困ってる
ケンカがあった時に泣いている方に先に声をかけ、手をかけていましたが、そうすると怒っている方(泣かせた方)がより怒ってしまう事に気づきました。
よく考えると、泣いている方が、涙で発散できたりスッキリできる面があるけど、怒っている方は どうやって発散したら良いか分からないし、自分でも怒りをコントロールできなくて困っているのかもしれない。
物に当たってもダメと注意される。泣いてる方が被害者でこっちが責められている。と感じて、感情のやり場に困ってまた怒る。そんなことが起きているかもしれないなぁと。
具体的にやる事は3つ
このコミュニケーションの件と、怒っている方が困ってるという件を念頭に子供たちと接していたら、私のイライラも減り、不毛なケンカも減っている気がします。
データは取れていませんが、私の心はカナリ穏やかになれています。
それで充分かも。
とは言え「意識する」ったって何するのよ?という所までポイントにまとめました。
①対応は泣き先 話を聞くのは怒り先
泣いている子がいた場合は、ケガがないか。大ごとかどうか。この辺りの確認も兼ねて、先に泣いている方の対応をします。
大丈夫そうであれば、順番に話を聞くから待っててね。等の声かけをして、困っている方に話を聞きます。
この時「もう!何があったの!」という責める聞き方ではなくて、
「大丈夫?何があったの?」「こっちおいで(優しく)」「ぎゅーしようか?」という、いつもなら泣いている方にするような対応をとると、意固地にならず教えてくれたり、解決までが早くなりました。
怒っている方が落ち着いてきたら、「お待たせ。お話しできる?」といった具合で泣いている方にも話を聞きます。
この順番で聞くと、少し泣き止んで落ち着いていたりして、話がスムーズに聞ける利点もありました。
②きく
何の本で読んだかは忘れてしまいましたが、訊く→聞く→聴くの順番が大事だそうです。
私流に若干アレンジして理解していますが紹介します。
3つの違いはこんな感じ。
参考:https://biz.trans-suite.jp/57369
まずは何があったかを訊く。
次に決めつけずに聞く。(事実は何なのか判断するのに感情は入れない)
そしてどう感じたのか聴く。(何を伝えたいのか汲み取る)
子供たちはまだ言語をうまく操れないので、分かりにくい事も多いですが、表情や声で気持ちを理解しようとする姿勢は相手にも伝わるようです。
「聞いてもらえた」「受け入れてもらえた」と感じるのか、怒りの感情が消化されていくのが見ていて分かります。
ちなみに、相手の感情は受け入れる必要はないです。
共感できないこともあるので、そういう時は「そうなんだね」と受け取るだけで充分です。
③イラっとしたら自分が先
私はできた親ではないので、自分がイライラする事はしょっちゅうです。
子供が優先!みたいな神様みたいな親でもないので、イラッとしたら自分を優先させます。だって常に穏やかとか無理だもん。
そういう時は先程の「きく」を自分にしてあげます。
私の場合ほとんどの事は、自分の思い通りにならなかった事に腹を立てているので、「他人をコントロールするなんて無理だったわ」に落ち着きます。
それでも消化できない時は「これは命を落とすほどのことじゃない」という呪文を唱えます。「そのうち成長して出来るようになるわ」の呪文も効果的。
すれ違い
イライラするという事は、気持ちのすれ違いなんじゃ?
お互いやりたい事があって、それが叶わなくて怒ったり悲しんでる。
原点は「○○したい」という前向きな欲求で、「やっつけてやれ!」という攻撃的な気持ちは、すれ違った末に生まれてしまったものなのかもしれないなぁと。
原点はの欲求を見つけて、すりあわせる事で良い関係を築いていきたいな。
大人同士でも同じですね。
「なんでそんな言い方するん?腹立つ!」と思うときは、相手の欲求や向かいたい方向が見えていないので、今受けた言葉の事しか考えられなくなっています。腹を立たせるような言い方をした原点を探し出せると、良い関係になれるかもしれません。
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声育児にも
私は二児の母でありボイストレーナーです。
声に関する発信をしています。
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