Agar-agarってなんじゃらほい
偏食しがちな私が最近ハマっているのがゼリー。特に豆乳ゼリーにドハマりしている。
日本やアメリカのように味付きゼリーが一般的に売られていないフランスでは、製菓用のゼラチンシートを買ってきて自分で作るしかないのが現状。作ってもすぐに食べてしまうので、買い物へ行く度に製菓材料コーナーへ立ち寄りゼラチンシートを買っている。
先日も近所のスーパーでゼラチンシートを買おうと棚を物色していたら、見慣れぬ小箱を発見。
なぬなぬ?Agar-agar?
Agar-agarは少し前までは有機食品スーパーなど特定の店でしか売られていないものだったが、大手のVAHINEが発売したおかげで普通のスーパーでも購入できるようになっていた。
ところで、Agar-agarってなんじゃらほい?
パッケージの原材料の欄にはAgar-agar(E406)と書いてある。E406とは寒天のことらしい。調べてみると、Agar-agarとはマレー語で寒天の意味なのだそうだ。
日本の寒天と同じようにテングサから作られているかどうかは不明だが、植物由来の凝固剤なのは間違いないらしい。
なるへそ。だとすると、Agar-agarを使うと寒天が作れるということか。
ってな訳で、早速買って作ってみた。
Agar-agarひと袋2gで500ml分の寒天が作れるらしい。
①豆乳500mlに砂糖と一緒に加えて、弱火でダマにならないように混ぜながら火にかける。
②沸騰直前に火から外して熱が落ち着いたら型に流し込んで冷やし固める。
まあ簡単!たったそれだけでおいしい豆乳かんの出来上がり!
固まったらナイフで切り取って、ココナッツミルクとアジアスーパーで9ユーロもした井村屋のゆであずきを添えて、いただきます!
う、う、うますぎる!
食感はまさに寒天。歯切れがよくてサクサク食べられる。でも日本の寒天よりは少し柔らかめ?かも?分量の問題か?
動物由来のゼラチンゼリーとはまるで別物。ゼリーはもっと弾力があって、ナイフではスパッときれいに切り取れないし、そもそもの舌触りが違う。
ゼラチンゼリーはドゥルンジュワリ。
Agar-agarゼリーはトゥルトゥルホロリ。
因みに日本の寒天はトゥルサクホロリ。
わっかるかな~。
ゼラチンは口の中でトローリとろける食感なのに対して、Agar-agarや日本の寒天はホロリと崩れる感覚。そして、Agar-agarの方が日本の寒天よりも若干柔らかめ。
今回はたまたまゆであずきがあったから使ったけど、普段はジャムとかフルーツソースを入れたり、ハチミツかけたりして食べることが多いです。
それにしても、多分日本だと300円ほどで買えるゆであずきが9ユーロ(約1400円)って、目ん玉飛び出るほど高くてビックリ。ここのところずっと円安なのに何ででしょうね。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?