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どっちがゴミやら。

うつ病等メンタル疾患の人はネットの使い方に注意が必要です。

うつ病の自分ってだめだな、世間の人はうつ病の人間のことをどう思ってるんだろうな、と安易な気持ちであちこち見ていたら、「うつ病になるような人間はゴミ」というコメントを読んでしまいました。

他の人のことは決してそうは思わないのに、「うん、確かにね」と自分のことには納得してしまう不思議・・・何でなんですかね。

話は飛ぶんですが、ふと父親の葬式の日のことを思い出しました。私は父のことを友達もいない寂しい人だと勝手に思っていて、自分の兄弟も含めてお葬式に身内以外は来ないだろうと予想していました。

でも、近所の人たちが何人も来てくれたんです。しかも、まるで家族が亡くなったときのように泣いてくれたんです。その場では涙を堪えたけど、私も死ぬほど泣きました。今でも時々涙が出てきます。

そんな父の人生は、短くても成功だったんだとそれを見て気がついたんです。家族だけじゃなく、赤の他人が自分の葬式で泣いてくれる人生。最高の終わり方じゃないですか。

自分が死んだら、この人はきっと泣いてくれるだろうなという人が数人います。むしろ短い時間しか過ごしていない家族より、友達の方が泣いてくれるかもしれません。答えは自分のお葬式の日にしかわからないけど。

何が言いたかったかというと、どんな人であれ病気になった人のことをごみと呼ぶような人間に、泣いてくれる人がいるとは思えないってことなんですよ。もしかしたら病気以外の人間にはとても優しくて良い人なのかもしれないけど。

だから、仮に私はゴミって誰かに言われても大丈夫。「うん、そうだね」で済ませられます。私たちはそんな発言によって傷ついたり、いらいらしなくて良いんです。

とは言いつつも、わかっていても傷つくことはたまにはあると思うんです。そんなとき、こういう考えも少しは参考になればなーと。うつ病のことをとやかく言う人は、たぶん100年経ってもいなくなりませんからね。あまり気にせず生きて行きましょう。

では、今日の記事はこの辺で。また次回。

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