ゼーラントの日々 おまけ
例えばいつか私が永遠の眠りにつく時、
私は夢を見ている。
真っ暗なあぜ道を独りで歩いている。
夢のなかで
ああここはカンパーランドだと気づく。
何故って風がとても強いから。
この風はカンパーランドに違いない。
(この特徴は間違いなくカンパーランドよっ)
真っ暗で心細い。
でもクラウスの館はきっとすぐ。
この道は、いつか卵を買いに行ったあぜ道。
星月夜の冷たい光が たどる道を射す。
びかびかの北斗七星 冬の星座オリオン。
たぶんもうすぐ見えてくる、
女神が守る緑の館。
きっと