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鎌倉でジェラート(おまけ:四ツ谷でジェラート)

 用事があて鎌倉へ。せっかくだから何か食べ歩きをしたい。ランチもまだだったが、気温は30℃。10月とは思えない暑さで冷たいものがほしくなった。
 そこへ「焼きいもジェラート」という文字が飛び込んできた。こないだ川越では、食べたいと思いながらさつまいもパフェやアイスを試みる機会がなかったので、よし今だ! と思いお店に入る。

 「ジェラートをください」というと「2、3分お待ちいただけますか」と聞かれる。もちろんかまわない。待ち時間には試食サイズの干し芋が差し出された。お菓子よりあまく、噛めば噛むほど味が中から染み出してくる。こういうお店のジェラートだ、美味しくないわけはない。
 さぁ登場だ! ジェラートの上に蜜がかかっており、縁にはさつま芋チップスが刺さっている。おしゃれというか、かわいい。小さいカップにみんなで同居してます!美味しさ詰め合わせてます!という感じだ。
早速いただく。まずはジェラート本体。さつま芋ジェラートではなく、「焼きいもジェラート」と謳っているだけのことはある。芋そのものの味が濃く出たクリームで、さつま芋好きにははずせない。
 上にかかっている蜜も、さつまいもの味だ。チップスも「芋」の味がきゅっと詰まっっている。
 これはさつまいもの美味しさを「探求」できる、楽しいアイスだなぁと思って食べ進めると、口のなかにさつまいものかけらが広がる。わぁ、こんな仕掛けがあったなんて! とお店のマダムに言ったら「そうなんです、ひとつずつこうやってお芋を混ぜてつくるので、少しお時間をいただいているんです」とおっしゃる。 
 さらに、蜜とチップスとアイスに入っているかけら(ツブツブ)が、すべて違う種類のさつまいもだと教えてもらう。そう聞いてから食べると、たしかに、チップスの紅はるかはぎゅぎゅっと濃い味、蜜の安納芋は甘さで攻めてきて、ツブツブの鳴門金時はほくほくした食感で安心を誘う。たしかにこのジェラートは、店名のとおり「さつまいもパラダイス」なのである。
 事前情報なにもなく、ふらっと入った店だが予期しない驚きだった。
 
 では、ここからはおまけ。ジェラート四ツ谷編だ。四ツ谷や麹町付近でちょっと気の利いたカフェに入りたい、できればチェーン店ではないところ。そんなときの選択肢がティグラートだ。駅からも近い。
 カフェオレも美味しく美しいが、ここに来たら飲み物にプラスして注文するものがある。ジェラートだ。イチゴは果物のイチゴの味がする。ラムレーズンはラム酒の味とレーズンの食感がある。アーモンドプラリネは、プラリネがカリッと口のなかで踊ってくれる。ジェラート好きなら一度はぜひ!


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