両手振り体操とラジオ体操
noteお題「朝のルーティーン」ということで、おとといはモーニング・ページ、きのうは朝食について記した。三部作日記と勝手に題した最後、きょうは体操だ。起きたらすぐモーニング・ページを書き、次に「最重要の仕事」をする。その次のルーティーンが体操である。なお朝食はその後にとる。
体操は2つある。まずはコンサルティング会社船井総合研究所の創立者、船井幸雄が広めた「両手振り体操」をする。「だれでも手軽にできる健康体操」との触れ込みだ。やり方は次のとおり。
肩が痛いほど凝っていた15年ほど前に、肩凝りに効く体操を検索していて知った。簡単にできそうである。腕の運動になるし、可動域も広がるだろう。肩凝りにもいいはずだと始めて15年続いている。
これを忘れると、午前中ずっと肩が痛いままだ。だから毎日欠かしていない。そのおかげだろう、肩は凝っても四十肩にも五十肩にもならずにここまで来た。
考案者の電気工学者、関英男は、内臓にも良い影響を及ぼすと言ったそうだが、真偽は不明である。だが、肩凝りや四十肩には効く。それだけは自信をもって言える。ダンベル等の器具も不要なので、今日から手軽にできる。回数は当時300回、いまは400回やっている。多いように聞こえるかもしれないが、5分もあれば終わる。
両手振り体操に続けてラジオ体操をする。これも15年ほど前から始めた。ずっと自己流だったが、最近はYouTubeを模範演技としてPCで流し、それに合わせて身体を動かしている。NHKの動画は演技者が3人や5人と多くて見づらく、演技者がひとりの動画を探していたら、かんぽのYouTubeに「実演」として上がっていた。これは見やすいのでお勧めだ。なぜかんぽがラジオ体操なのかというと、元々ラジオ体操は逓信省が始めたからだそう。
リアルタイムでラジオを聞くと「首を前後に振って~」で始まる首の体操がある。かんぽの動画には入っていないので、ここは無音、ひとりで首をあちこち動かし、ぐるぐると回す。
25年ほど前に整形外科で言われたのだが、わたしは首の骨が1本多いため、首に負担がかかりやすい。1日10時間座ってPCに向かっているので、余計に首が凝る。だから首の体操は欠かせない。それに続けて、YouTubeでラジオ体操第二を流して一緒に身体を動かす。
お手本を見て、それに倣うようにしてわかったのは、自己流よりも模範演技を見て体操した方がよい。どの部位をどこまで伸ばしたり縮めたりするのか。回転運動でどこで回転を速めてどこで緩めるか。模範演技を見ながらやれば、自然に同じ動きにしようとするのでちょうどよい。
小学生のとき、体育委員はなぜ前に出て体操するのだろう。ラジオ体操くらい覚えてるよと思っていたが、お手本があると、それに合わせて身体を動かそうとするから体操効果もアップする。そういうことなのだと、今さら知ったわけだ。
ラジオ体操は単なる体操としてもよいが、精神安定ホルモンと言われているセロトニンを活性化させるという。リズム運動をするとセロトニンが分泌される。音楽のリズムに合わせて身体を動かすラジオ体操はぴったりこれに当てはまる。精神科に通う身としては大事な点だ。そんなこととも知らず「身体を動かした方がよいだろう」くらいの心づもりで続けてきたが、知らない間にメンタルにもプラス効果が及んでいたのだった。
会社員時代から15年ほど続けているせいか、朝食の前に両手振り体操とラジオ体操をしないと調子が出ない。というわけで、明日も明後日も「チャンチャラ ランランランラン チャンチャラ ランランランラン」の前奏に続けて、お手本を見ながらリズムよく身体を動かしていこう。