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merli
2020年4月29日 22:00
大げさではないけれど、芯のある美しい音楽 家にいることが増えてきた人に、家で聴くとよい感じではないかしら、と感じる音楽を紹介していく連載。 第9回はEisa Davisの『Something Else』(2007)。 音楽の話をすると、おすすめはなんですか、というようなことを聴かれるときがある。なかなかむずかしい。どういう音楽が好きですか、こういうものが最近よかったですね、と探りを入れて
2020年4月28日 21:30
素朴で開放感のあるカリンバの音色 家にいることが増えてきた人に、家で聴くとよい感じではないかしら、と感じる音楽を紹介していく連載。 第8回はMiki N'Doyeの『Tuki』(2006)。 仕事でも、散歩でも、買い物でも、外に出ると、さまざまな音が鳴っていることに気づく。それらの音は、騒がしくもあるけれど、いざ聞こえなくなると、つまり、家にこもっているときなどには、懐かしく思い出すことも
2020年4月27日 19:00
“パッシブ”なダンス・ミュージック 家にいることが増えてきた人に、家で聴くとよい感じではないかしら、と感じる音楽を紹介していく連載。 第7回はGeoticの『Traversa』(2018)。 この連載で紹介している音楽は、積極的にこちらからなにかに働きかけるためのものではなく、むしろ、受動的に聴くこと、それによって、リラックスしたり、気を紛らわせたりするものであることが多い、と思う。
2020年4月26日 19:31
つつましくも美しい、理知的な歌 家にいることが増えてきた人に、家で聴くとよい感じではないかしら、と感じる音楽を紹介していく連載。 第6回はPeter Broderickの『Home』(2008)。 いままで、この連載では、仕事中に聴くと心地よいとか、何かを流しておきたいとか、そんなシチュエーションを想定してきた。 しかし、家にいると、いつもポジティブに作業ができるわけではない。外に出
2020年4月25日 19:00
気持ちよく、くつろいで聴けるジャズ 家にいることが増えてきた人に、家で聴くとよい感じではないかしら、と感じる音楽を紹介していく連載。 第5回はHank Mobleyの『Soul Station』(1960)。 大学時代、ジャズを聴くならBlue Noteの名盤をさらうべし、と先輩に教わり、手当り次第に聴いていたときに、選んだ1枚。一聴して、すぐ好きになった。 Hank Mobleyの代
2020年4月24日 19:30
私的で、シアトリカルで 家にいることが増えてきた人に、家で聴くとよい感じではないかしら、と感じる音楽を紹介していく連載。 第4回はAndy Goldmarkの『Andy Goldmark』(1973)。 家で聴く音楽など、その人の好みで、なんでもよいではないか、という意見もあるだろう。雰囲気がよい、静かで聴きやすい、というのも、おしつけがましいのであって、ハードな音楽、アップテンポな音楽で
2020年4月23日 19:00
今のアルゼンチン音楽がこんなに美しいなんて 家にいることが増えてきた人に、家で聴くとよい感じではないかしら、と感じる音楽を紹介していく連載。 第3回はAndrés Beeuwsaertの『Dos Ríos』(2009)。 自分が、現代アルゼンチン音楽の面白さに開眼したのは、この作品から、といってよい。とにかく、こんなに、たおやかで才気走った音楽が、アルゼンチンに(しかも、たくさん)あるなん
2020年4月22日 19:00
アンビエントの元祖にして、大名作 家にいることが増えてきた人に、家で聴くとよい感じではないかしら、と感じる音楽を紹介していく連載。 第2回はBrian Enoの『Ambient 1: Music for Airports』(1978)。 環境音楽専門レーベルとして設立した「Ambient」の1作目。今では当たり前のように使われるアンビエント・ミュージックというキーワードのもと、空港の空気を
2020年4月21日 19:00
聴きやすく、端正なクラシック 昨今の社会情勢から、家にいることが増えてきた人に、家で聴くと、なにかとよい感じではないかしらと感じる音楽を紹介していく。そんな連載を始めることにしてみる。 初回はクラシック音楽。ブラームスの『弦楽六重奏曲第1番』。 ブラームス27歳の年に作曲され、ヴァイオリン2本、ヴィオラ2本、チェロ2本という編成。クラシックの室内楽でおなじみの弦楽四重奏(ヴァイオリン×2、