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自分に安心感を
心は安定を求めている
心が乱れる時こそ、自分を見失いやすいものであります。冷静な自分でいられなくなるのも、感情的になってしまう時も、心が乱れてしまっている時ではないでしょうか。
心が弱っていると、普段は気にならないことも、敏感に反応してしまったり、他人にばかり気を取られたりしてしまうものです。不安とういうものは、人間であれば本能的に働くものであるらしいのですが、心が弱っているときとうのは、不安をより強く感じてしまい、飲み込まれてしまいやすいものです。
思いを強く持っていることもまた、自分を見失いやすいものであるのです。本来は凄くポジティブに捉えることが出来るものです。ただ、心が安心しているかどうかという点では、良しとは言えないものなんです。心が高ぶっているからこそ、周りが見えなくなってしまうものであるし、冷静さを欠いてしまうものでもあります。僕はすぐに調子に乗ってしまうので、落ち着くように自分に言い聞かせています。それに、思いを強く持つことで、怒りの感情に繋がりやすくもあるのです。
また、心が弱っているときも、心が高ぶっているときも、ストレスを感じてしまいやすいそうです。ストレスは健康にも大きな影響を及ぼしてしまいます。
こうしたことからも、心が安心している状態になることこそが、人生を健康にお駄やかに過ごし、ゆとりをもって歩むことが出来るものだと言えるのです。
幸せや感謝の気持ちを味わうことが出来るのは、ポジティブな自分のようで、心が安定している自分のときにこそ感じられるのです。ですので、どこかで、僕らの心は安定を求めているのだと思えるのです。
心の拠り所
心の安定を求めたときに、一体何を目指せばよいのでしょうか。それこそ、心が安心している状態であるので、心が安全を確認することが出来るときであるのです。
では、心の安全とはどういう時でしょうか。分かりやすく言えば、心の拠り所なんです。思い出してみて欲しいのですが、子供の頃というのは、何処かで安心感を感じてはいなかったでしょうか。僕は一度だけ、デパートで迷子になった時があります。その時に、このままはぐれてしまったままだったら、どうしようという危機感を感じて、たまらなく不安になってしまい、どうしようと大泣きしてしまったんです。これは、まさに心の拠り所がなくなってしまい心の安全が脅かされたものだといえます。普段は両親に保護されている保証がなされているから、根底的には心が安全を確認することが出来ていたのです。自立すると共に、こうした安心感は薄れてしまうものかもしれません。両親との関係が良好ならば、いざとなれば頼ることも可能であるから、安心感を持ち続けることも可能です。大人であっても、人に信頼を寄せることで、心の拠り所にすることが出来るものですから。
ただ、僕の場合を見てみると、小学生になった頃から、母親が厳しくなりました。母にとっては、それが愛情表現であったのかもしれませんが、毎日のように叱られては否定されしまうようになりました。結果が全てかのように、テストの成績が良くなかった僕は受け入れてもらえられなくなってしまったのです。
そうすると、たちまち僕にとって母親はが心の拠り所ではなくなってしまったのです。ですので、僕の子供の頃は、非常に精神が不安定な状態だったと言えるのです。実際にそう思える記憶がいくつか残っています。
心の拠り所とは、今ある心配ごとや無力感、苦しみを受け入れてもらえる存在であり、自分を無条件で受け入れる存在こそが、心が安全を感じられるために心の拠り所になり、心の安心に繋がるわけなんです。
だとするのなら、大人である僕らは、それをしてくれる相手を求めるのではなく、自分自身がそういう存在になることで、心の拠り所になるのです。人に求めてしまっては、執着を生んで嫉妬や妬んでしまいますから。他人に自分の心の安定を委ねてしまえば、どうしても振り回されてしまうものです。
自分自身を無条件で受け入れてあげる。
これこそが心の安心に繋がるものだったのです。
だから、何か結果を出したから自分を認めるものでもなく、何かを手にしたから自分を認めてあげるというものでもなく、ただただ、ありのままの自分を認めて受け入れてあげることが大事なのです。
つまり、自分に寄り添う気持ちが大切なんだということです。
自分の気持ちを知り、否定することなく、ただただ、話を聞いて理解しようとすること。
「ああ、今、自分はこんな気持ちなんだね。」と、いったように自分とコミニケーションをとっていくことが大事なんです。自分が何でも話せる相手であれば、自分の気持ちを理解しようと努めてくれる存在であれば、自分を信頼して、心の拠り所にすることが出来るのは確かなことですから。
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最後まで読んで頂きありがとうございます。
今日も自分をご機嫌に。
メルシー