「どんなに優秀でも怠け者はいらない」~永守重信~
皆さん、こんにちは!😄
いつも記事を読んでいただき、ありがとうございます!🙇♂️
世界の偉人、著名人の名言をご紹介する今回の「心に響く言葉」は、前回に引き続き、日本電産会長で、京都先端科学大学理事長の、永守重信さんの著書『人生をひらく』の中の心に響く言葉をご紹介します!✨
本書は、カリスマ経営者永守さんの「国難に打ち勝つための原理原則50」を紹介した、経営者・ビジネスマン必見の1冊になっています!✨
①成長する企業(人材)の見極め方
*興味深く、そして、的を得た、永守さんの、成長する企業かそうでないかの見極め方を紹介しています。
なるほど、「何時に会社に来て、何時に帰って、土曜日は何をしているか?」これだけ聞くだけで、その企業やその人が、どれだけの情熱を持って仕事をしているかがわかる、最も端的な質問だと思います。端的な質問で、その企業(人)の本質を見抜く、永守さんの知見には驚きます。そして、現に、その質問に答えてAランクとなった企業のほとんどが、成長している、ということです。
短い時間での面接やヒヤリングにおいては、ダラダラと質問するよりも、要所を押さえた質問をする方が、よほどその人の本質を見極めることができるのです。
②どんなに優秀でも怠け者はいらない
*「毎日がリストラだ、と言っている」ー永守さんの経営者としての厳しさを垣間見ることができます。そして、この言葉は、従業員に向けてだけでなく、副社長等の、幹部に対しても、同じように言ってきたそうです。
「どんなに優秀でも怠け者はいらない」ー言えそうで、なかなか言えない言葉だと思います。トップがこのような姿勢を貫き、自ら懸命に働いているからこそ、世界的な企業へと大成長することができたのだと思います。
また、そういう姿勢であるからこそ、永守さんがカリスマ経営者と呼ばれている所以があると感じます。
③リーダーの原点は訴える力にある
*永守さんは、今の会社のトップや、組織のリーダーには、「訴える力」が足りないのではないか、と指摘しています。
リーダーに、「どうやって組織を大きくしていくか」、「どうやって会社を成長させていくか」についての明確なビジョンや、それを訴える力が弱いために、従業員のモチベーションも上がらず、仕事の技能を向上させようという意欲も高まっていかないのです。
人間は、理想や、目標に向かって進んでいこうとする動物です。リーダーには、自分の理想を、自分の言葉で訴え、従業員の心を掴んでいくことが、何よりも求められるのです。
④経営者は「6悪」を自分でやめられる人
*会社がダメになる時は、必ずと言っていいほど、「マンネリ、諦め、怠惰、妥協、おごり、油断」の6悪が原因になっている、と永守さんは指摘します。
逆に言えば、この6悪に陥らないようにすれば、会社は健全に成長していくことができる、とも言えます。
あらゆる組織において、社長等のトップの、部下や従業員に対する影響力は想像以上に大きなものがあります。トップが、6悪に陥ってしまえば、自ずと、従業員にもその影は伸びていってしまうのです。
ゆえに、トップや、組織の上に立つ者には、自分で自分を律する、「自己管理能力」が厳しく求められるのです。
⑤困難に真正面からぶつかれば絶対に問題は解決する
*「困難が解決策を連れてくる」、「困難に真正面からぶつかっていけば、絶対に問題は解決する」ー永守さんの、五十数年間の会社経営の中で確信した言葉です。
日本のカリスマ経営者の言葉を信じて、「困難から逃げていては明るい朝はやって来ない」、「困難に真正面からぶつかっていけば、絶対に問題は解決する」ーこう、腹をくくりましょう!
困難にぶつかって失敗したり、挫折しても、より強い自分、強い会社を作ることができると確信しましょう!
「困難に真正面から挑んでいく姿勢」にこそ、仕事においても、そして、人生においても、「栄光の道」が開かれていくのです✨
経営者・ビジネスマン必読の、学びや気づきが多い1冊です!✨
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