#エッセイ
キャスリーン・フリン(2019)『サカナ・レッスン 美味しい日本で寿司に死す』の読書感想文
キャスリーン・フリン著、村井理子翻訳の『サカナ・レッスン 美味しい日本で寿司に死す』を読んだ。2019年6月にCCCメディアハウスから出版された本である。
わたしは外国の方の日本滞在記、エッセイなどがあるときまでは結構好きだった。イザベラ・バードの日本紀行なども楽しく読んでいた。ただ、ネトウヨ本が書店に並び、日本スゴイ!系の日本礼賛本が乱発されるようになってからは、むしろ手に取らないように気を付
篠田桃紅(2015)『一〇三歳になってわかったこと 人生は一人でも面白い』の読書感想文
篠田桃紅の『一〇三歳になってわかったこと 人生は一人でも面白い』を読んだ。2015年に幻冬舎新書から出された一冊だ。
篠田桃紅(しのだ とうこう)は美術家で、1913年3月28日に生まれ、2021年3月1日に亡くなった。108歳まで生きた人だ。
ある種の箴言集として読める。忘れたくない箇所を引用しておきたいと思う。
著者を何度かテレビで見かけ、100歳を過ぎて、これだけ明晰に話せるものなのか