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#286 【食】奇跡の野菜「ビーツ」|足からだ健康ラジオ

🎶📚音声配信に補足を入れながら記事にしています。

皆さん、こんばんは。
めぐミカです。
きょうも一日お疲れ様でした。

奇跡の野菜「ビーツ」

きょうは「お野菜」がテーマ。
私のおすすめの超、超、超スーパーフード。
この研究をしてノーベル生理学医学賞を受賞したほどの野菜があります。

それは何かといいますと「ビーツ」。
普段の食卓ではあまり見ないかもしれませんが
ロシア料理のボルシチに入っている
真っ赤な赤カブのようなお野菜ですね。

ビーツはビートルートとかレッドビート、
テーブルビートなどの呼び方があったり、
日本では赤カブとか呼ばれることもありますが
アブラナ科のかぶとは違い、
ほうれん草と同じアカザ科に属します。
砂糖の原料となるてんさいの仲間で
根っこの部分はかなり甘さがあります。
輪切りにすると赤と白の年輪のような模様が入っています。
この赤い色素がとってもいいですね。
もともとは葉っぱだけを食べていたそうですが、
徐々に改良されて根がカブのように膨らむようになって
そこが重宝されるようになってきました。
ヨーロッパでは昔から健康に良い野菜として知られていました。
古代ローマ人は発熱や便秘の治療に
ビーツを使ったと伝えられているほどです。

ビーツの産地は輸入が多く、
オランダ、オーストラリア、ニュージーランドが輸入元です。
国内では長野や茨城などで栽培しています。
私もベランダ菜園でビーツの種を蒔いて育てています。
そしてこのたび収穫しました。
日本では2回の収穫期があります。
6月〜7月、11月〜12月が旬の時期になりますので、
生育が早くて手間も要りません。
葉っぱも根も茎も全部食べられて
捨てるところがないお野菜で
しかも栄養豊かな超スーパーフード、
一回のラジオでお伝えしきれないほどの栄養です。

ノーベル賞受賞
血流最高!ニトロのよう ベータキサンチン

「奇跡の野菜」とか「食べる輸血」と言われるほど
栄養が豊富なものなんです。
まず筆頭に挙げられるのが
ビーツの成分NO(一酸化窒素)の働きが発見されて
3人の科学者が1998年にノーベル生理学医学賞を受賞しました。
この研究の成果によって
最近ビーツが注目されています。

NO(一酸化窒素)は
私たちの体の中で一定量が生産されて血行を良くし、
血管を柔らかくする働きがあるため
動脈硬化の予防にもつながります。
また、血栓の発生を防ぐとも言われています。
狭心症の方とか、心臓の疾患がある方などは
ニトログリセリンが処方されますよね。
ニトログリセリンが体内での加水分解により
産生される一酸化窒素により
血管を拡張する作用が誘導されるわけですが、
ビーツの赤色色素に入っているベータキサンチンが
一酸化窒素の産生に関わり、
血管を柔らかくするので血流がアップするということです。

他にも栄養たくさん

ビーツにはカリウム、ナトリウム、カルシウムなどのミネラルや
ナイアシン、パントテン酸などのビタミンB類、
鉄分やビタミンC、食物繊維も豊富です。

《フォーレート》
その他に特筆すべきなのが
フォーレートというビタミンB9の成分です。
妊娠初期の方や出産前後の方にはぜひ摂取していただきたい成分です。
これは神経の形成をするときに役に立つもので
赤ちゃんの先天性障害を防ぐを期待できるそう。
もちろん成人にも役立ちます。
DNAの修復、細胞の成長や分裂を助けるので
一つひとつの細胞が自分の仕事をちゃんとできるように
働きかけることができるので、
様々な病気の予防になりますね。

細胞分裂を助けるということで
老化も遅らせることも期待できそうです。
認知症や脳梗塞などで傷ついた神経や
発達障害の脳神経の発達、
繊維筋痛症や様々な過敏症などにも
良いかもしれませんね。

《ベータシアニン》
赤色の成分である
ベータシアニンという成分もとても良い働きをします。
これは酸化作用や抗炎作用があります。
身体のどこかで炎症があると鎮めてくれるという作用ですね。
過酷な運動後の筋肉痛の軽減や、
筋肉の損傷の回復速度を改善したりするので、
アスリートや身体活動量の多い方、
そしてさまざまな炎症を抑えたい方によいですね。

どこかは特定できないけど
身体のどこかに炎症があるとき、
何かしらの症状が出てきますが、
お医者さんはよくステロイド系のお薬を処方して、
とにかく炎症を抑えるように促します。
難病のお薬は大抵ステロイドが主流だったりしますね。
アトピー性皮膚炎や喘息、花粉症などにもよく使われますね。

お薬としてではなく、
いつも炎症を抑える食物を食べていれば、
大きな悩ましい症状を未然に防ぐことができるかもしれませんね。

《ベタイン》
そしてベタインという成分もあります。
これは肝臓の機能を高めて
脂肪の蓄積を減らすという作用があります。
肝臓が元気になるので、
不要なものを排出して身体の負担を軽減します。
デトックスにも良いですよ。

《フラボノイド》
ポリフェノール(フラボノイド類)もポイント。
心臓病やがんの予防にとても役に立ちます。
抗菌作用があるので、
腸内の善玉菌をサポートして
悪玉菌の増殖を抑えるので、
腸内環境が整って便秘や下痢を正常に戻すことが期待されますね。

《ラフィノース》
ラフィノースというオリゴ糖も豊富ですので
さらに腸内環境に良いですね。

《カリウム》
特殊な成分ではありませんが、カリウムも豊富です。
レタスやトマトの2倍以上のカリウムが含まれているので、
塩分を排出する働きが高まり
浮腫の解消にもつながります。
そして高血圧の予防にもなります。
前にもお話ししたように
血管を柔らかくする成分(一酸化炭素)がありましたから、
血管壁にかかる圧も弱まり、
さらに高血圧の予防につながると期待できます。

《パントテン酸》
パントテン酸は悪玉コレステロールを減らし、
善玉コレステロールを増やす作用
があるので
動脈硬化の予防にも繋がります。


生でも煮ても蒸しても美味しい

こんなにたくさんの良い効果があるので
「飲む輸血」と言われるのも納得です。
調理法まで紹介できませんでしたが、
そんなにクセがある食べ物ではありません。
赤色がとても重要で、水溶性なので
シチューなど汁物にするなら汁も飲みましょう。
そして皮を剥かずに蒸し焼きにすると
ほくほくしてお芋のような味がします。
生で食べられるので
サラダやマリネなどにも使ってください。
塩を入れると色味がさめてしまうので、
最後に塩を入れるようにすると彩りにもいいかもしれませんね。
マリネにしたマリネ液にゆで卵をつけて
ピンクのゆで卵にするのもいいですね。

江戸時代には日本にあったビーツ

ビーツという少し一般的でないお野菜を紹介しましたが
でも江戸時代に書かれた文献に
暹羅大根(しゃむろだいこん)という記述があり
ビーツに似た特徴の記録もあるようなので
日本でも昔から食べられていたことがわかります。

まとめ

スーパーの野菜コーナーを探してみるのもいいし
私のおすすめはベランダで種からのビーツ栽培。
少しずつ摂れるようにしておくと健康管理に役立ちますね。

がんや腎臓病、
もちろん特に女性は貧血、
血流が良くなるので冷え性の方もおすすめ
ですね。
お酒や甘いものが好きな方は肝臓に
そして脂肪が気になる方にもとてもおすすめなビーツを紹介しました。

最後まで聞いてくださりありがとうございます。
それではきょうもゆっくりお休みくださいね。

シャローム
またね



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