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Shortショート”感情的である事と感情の脳を使うのが上手というのは別”

感情的である事や感情コントロールが苦手なことと、感情の脳を使うのが上手な事は全く別です

感情の脳を上手に使うというのは 「相手の感情を理解して適切な言動を取る事ができる」とか「自分の感情を正しく理解し、それを外に出す事ができる」とかそういう事を指します

つまり、感情コントロールが苦手な人はどちらかというと上手に使えていないという可能性が高くなります

相手の考えている事や相手の感情を思い込んでしまい、誤ったまま自分の言動に落とし込んでしまうとか
(例えば、相手は自分ともう会いたくないんだとかLINEしたくないんだと勝手に思い込んで返信をそっけなくしたり返信しなかったりするとか)

感情の脳を使うのが上手ではない人が得意ではない事の1つに(全員ではないです)、「相手のしてくれた事に気付けない」とか「お礼を言えない」というのもあります

ちょっと極端な書き方をしているので本質的には少し 違うのですが、結果だけ見てると「相手のしてくれた事に気付けない」のうちの一部は感情が関係します

相手が自分に合わせてくれていると過ごしやすいし居心地が良いし楽ですが、その時に相手が無理をして我慢してくれている場合、それに気付かないとか

普通に相手が一生懸命頑張ってやってくれてる事にも気付けない(=お礼も言えない)もあります

デートの日に合わせてプランを考えて予約もして、ってやってくれている事をありがたい事だと思えなかったり

この派生で、相手が感情的に訴えてきた時にそれをスルーしてしまうという事も起こりやすいです

例えば普段愚痴や泣き言を言わない人から「今日は会社で上司に色々言われて疲れた~、だから家帰って来てからビール飲んでゆっくりした」というLINEが来ても
「家帰ってからのビール最高だよね!!」という返信はしても会社で上司に色々言われて疲れたってところに思いを馳せてあげられないからスルーしてしまうわけです

特に大げさにする必要はなく「上司?どうしたん??ビール最高じゃん!」って軽く返せば良いだけで、そこで話したかったら相手は話すし、愚痴を聞かせるのは申し訳ないなと思えば相手は話さない
だけど「どうしたん?」って言ってもらえたからいいや、っていう人も世の中にはいるのです

こういう感情が関係するものをスルーし過ぎていると相手は「自分は相手に心を許せないんだよな」という気持がチリツモしていきやすくなるので、要注意

そうやって感情の脳を使うのが上手じゃない人は、気づかないうちに相手との関係性がちょっとずつ悪化していったりする上に、あんまり自覚がない事も多いので1つ1つのエピソードに「ここでこの件をスルーしてるでしょ?それは相手にとって嬉しくない事かも」と伝えてもあんまりピンとこないって事も多く、実は佐藤にとっても難易度が高い相談だったりするのです

自分の感情にも気付きにくいので(これは大きな話しなのでまた別途書きます)、自分が感情的である事に気付いていないとか、自分の本心に気付いていないとか、そういう今ここを読んでいる人の多くが『そんな事あるわけないじゃん』と思う事も起こるんです

もちろんその度合いにはグラデーションがあるので、ちょっと話してすぐ気づいてくれる人から話しを分かってもらえなさ過ぎる人まで幅広いです
(恐らくこの上に、そもそも相談に来ようと思う事すらない人、という存在もいらっしゃると思います)

という事で、感情の脳を上手に使う事の重要さを分かってもらえればと思いポストしました! 続きはまたいずれ🐘
(もっと長文にしてブログにすれば良いのかもしれない…時間が無い…)

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