マガジンのカバー画像

映画

6
運営しているクリエイター

記事一覧

約束の地へ8000キロの旅路と、音楽が紡ぐ普遍的な愛

約束の地へ8000キロの旅路と、音楽が紡ぐ普遍的な愛

​Tokyo New Earth Bazaar
会期:9月28日(土)〜10月6日(日)
会場:143_NEIGHBOR 千駄ヶ谷
場所:東京都渋谷区千駄ケ谷1丁目7−4
入場料:大人 700円
小学生以下 無料

「Dear Mother India-BEGINNING OF LIGHT 3」の続編
自主制作映画Promised Land 約束の地へ
上映時間,約110分
【日時】10月2日(水

もっとみる
映画「無名」感想文:騙りと陰謀渦巻く、第二次世界大戦裏の真実

映画「無名」感想文:騙りと陰謀渦巻く、第二次世界大戦裏の真実

 昨日、友人に誘われて映画「無名」を鑑賞しました。
友人はワン・イーボーのファンで既に2回鑑賞しており、今回で3回目とのこと。それほどまでに惹きつけられる作品なのだと期待が高まります。舞台は1940年代の上海。第二次世界大戦の激動の中、名もなきスパイたちが暗躍する様を描いた本作は、主演にトニー・レオンとワン・イーボーを迎え、息をのむようなサスペンスと人間ドラマが展開されます。
 第二次世界大戦とい

もっとみる
映画「Promised Land」感想:約束の地へ-Beginning of Light 3 後編

映画「Promised Land」感想:約束の地へ-Beginning of Light 3 後編

カシミール:異なる信仰が交差する神秘の地
 映画“Promised Land”「約束の地へ」-Beginning of Light 3 後編は、カシミール、ラダック、レーへと旅する壮大な映像と共に、神秘的な雰囲気を醸し出しています。イスラム教、キリスト教、仏教、ヒンズー教が交差するカシミールは、古代イスラエルの部族が移住したという伝説や、キリストの墓があることでも知られています。インドでイッサと呼

もっとみる
映画「Beginning of Light 3」を見て

映画「Beginning of Light 3」を見て

 この映画は、タール砂漠、アラビア海、ガンジス河、そしてカシミールからヒマラヤの果てまで約8000kmの旅路のドキュメンタリー映画で、インドの多様性と混沌さを描いた作品である。
祖母、母、娘とつなぐ、命と愛の物語でもある。そして、魂のバイブレーションで共鳴する旅でもあった。

 インドは何でもありで、全てのものを飲み込んでしまう。
古代、中世、現代とあらゆる時代が現実に混在していて、富と貧困は壁一

もっとみる
映画「ぬくもりの内側」死を受け入れ、今を生きる

映画「ぬくもりの内側」死を受け入れ、今を生きる

 平泉展でBGM演奏して頂いている、平澤諭先生の曲が使われているので見に行きました。
シーン3で平澤先生が作曲した「飛翔」が挿入歌として流れました。
優しいお人柄で、優しく美しい曲で天国を感じされられました。
俳優デビューもされたそうですが、残念ながら気が付きませんでした。
11月18日(土)イオンシネマ板橋で11月いっぱい上映しています。

 私は長い人生で、1年間に友人や知人5人を亡くした。

もっとみる
ロードムービイ「天空のサマン」満州族の魂。

ロードムービイ「天空のサマン」満州族の魂。

「天空のサマン」は、満州族のシャーマンであるサマンの物語を描いたドキュメンタリー映画である。監督・音楽・構成・製作・ナレーションを務めた金大偉氏は、満州族の文化を守り伝えることを使命としています。

映画の中では、満州族のサマン文化が消えつつあることが語られている。その原因は、満州語を話せる人が減っていることである。満州語は、満州族のアイデンティティを形成する重要な要素であり、サマン文化の継承にも

もっとみる