「光る君へ」第36回がざっくりわかる！ネタバレ雑感メモ

• 香炉の「荷葉」の香を聞き、うっぷ！となる中宮彰子。ご懐妊！　道長狂喜、北の方倫子に伝えに早めの土御門邸帰宅。

• 彰子の信任厚い藤式部ことまひろ（のちの紫式部）。藤式部が彰子の元へ参ると、他の女房は「下がれ」と人払いされちゃうのは、反感買ってそう。

• 花山院の逝去を東宮（後の三条帝）に伝えにくる道綱。そこへ、東宮の息子の敦明親王登場。なんか元気が有り余っているタイプで冷泉みを感じる。

• ご出産のための宿下りで土御門邸へ同行するまひろ。倫子の和歌の勉強会とか、道長と遭遇したとか、若い頃の思い出が詰まった場所よね。まあ、元カレの現嫁との家ですけど。

• 左大臣道長様と藤式部、怪しい仲じゃないですか？と赤染衛門に水を向ける左衛門内侍と、それに迂闊に乗らないちゃんとした人衛門。

• 清少納言ききょうが伊周のところに来て久々登場するも、一条帝の心を奪った物語がまひろの作と聞き、わなわなしてる。不穏すぎる。「私も読みとうございます」

• 今後入内する娘等のためにも、まひろでないと書けない彰子の出産の記録を書いて欲しいと頼む道長。「紫式部日記」爆誕。

• ここで伊周、呪詛部屋へ。

• まひろが夜に物語を書いていると、あたりが騒がしくなってくる。ご出産が始まる！（と、このシーンで、「紫式部日記」の菊綿のエピソードが拾ってあるということをYoutubeで知り感動）

• 出産にあたり、坊主いっぱいで調伏するもやたら強い霊でホラーな展開。

• 憑座がぶっ倒れ（そして伊周の呪詛の刃物が折れ）た瞬間に、皇子が誕生。皇子です！（by倫子）

• 生まれたばかりの敦成親王（まだ親王に叙される前だけど）に会いに来た一条帝を迎える彰子の唐衣が濃い青で、とうとう、自分の好きな色を着たいと主張できるようになったのね、と感慨深い。

• それにしても大河って、こんな可愛いほぼ新生児をどうやってアサインするのだろうか。毎度気になる。

• 若干期待はしていたが、ここでブラック明子が復活。土御門系の息子・娘らに我が子たちも負けられない、とメラメラ。「うちの寛子も入内を！」

• 敦成親王の五十日（いか）の儀。生誕50日目に当たる夜に、誕生を祝い、成長を祈る儀礼、いろんなお菓子が50個、50、50……あれ、さっきニュースでOtani‐sanが……。

• 道長、無礼講宣言。酔っ払って小少将の君を口説く隆家、几帳にダイブする右大臣顕光、女房の衣の重なりを数える大納言実資、「すいません、若紫いませんかー」と絡んでくる公任に、光る君みたいなすてきな殿御がいないから若紫もいるわけないでしょ！とピシャリとやるまひろ。お前ら千年語り継いでやるからな！（これらほぼ「紫式部日記」に書いてある）

• だがしかし、北の方倫子の前で藤式部を呼び出し、阿吽の呼吸で歌を詠み合ちゃった道長！　君が一番やらかしてる。ほら倫子怒って席立ってどっかいっちゃった！　慌てて追う道長（これも「紫式部日記」に書いてある。席を立った理由は創作だけど）。

• そして、真顔でまひろに左大臣道長との関係を詰める赤染衛門先生で「つづく」

• またここから1週間待つの〜？と楽しみすぎて、この大河終わってからの自分が心配になってきた。