【失敗談】電話占いやってみた。結果、10万円分使ってしまっていた時の話。
みなさんは占いは好きですか?
私は、まあ参考程度にしたいなという感じです。
統計学を学んだ時に、「占いは万人に当てはまるように出来ている」との意見を知り、あまり信じないようにしています。
…え?それなのに、なんで10万円分も使ってしまったかですって?
この記事では、占いでお金を使ってしまった時の心理状態と、電話占いについての解説、どんな占いだったか、そして、驚愕の支払額・後の祭りについてお話ししていきます。
占いにハマってしまった当時の心理状況と環境
* 結婚して引っ越し、夫以外話し相手がいない。
当時、私は家に一人の時間がたくさんありました。
引っ越してきたばかりで周りに友達もいなく、知り合いすらいない。
夫は仕事で朝早く家を出て、夜遅く帰ってくる。
仕事終わりは自分の時間を取りたいだろうなと思って、私との時間よりも夫の一人の時間を優先させていました。
一緒にご飯を食べ、私は作ってはすぐ後片付け。
ご飯中は動画を見ているし、そんなことも少し悲しかったです。
人と会話をすることが極端に少なく、
「私はカゴの中の鳥だ」と泣くこともありました。
実家の家族とは仲が悪かったので相談もできず。
友達は仕事が忙しかったり、結婚して子供ができたりで中々連絡すらできなかったのです。
ただ、ただ、さみしかった。
* 飼ったうさぎさんが思春期に。
癒しといえば、うさぎさんが居たので話し相手になればよかったのですが…。
メスだということもありますが、思春期に入って気性が荒くなり、抱っこしようとすると噛みつかれることが日常茶飯事。
それまでは抱っこ出来て、噛みつかれることなんかなかったのにのに、なんで?という思いが強くて泣きました。
自分がいきなり拒絶されたようで辛かった。
泣くと気持ちを察して、寄ってきてくれるかわいいうさぎさんなので、懐いていることは懐いているのでしょうが…。
その時は、ショックでした。
* 人格が分裂し、精神障害者認定される。
これが精神的に結構な負担でした。色々な病院をたらい回しにされ、自分はモルモットとして研究されているのではないかと妄想するほどでした。
昔の記憶が蘇り、トラウマ・フラッシュバックが起きて苦しむ日々。
障害者手帳が貰えるほど精神状態が悪くなりました。
私は、普通の人として生きてきて、生きづらさはあったけれど、障害という程ではないと勝手に思っていなかったので、そのギャップに頭と心がついていけませんでした。
どうして?働けていたのに?私はこれからどうなるの?
不安で、不安で、仕方なかったのです。
電話占いに出会う〜電話占いの解説〜
そんな情緒不安定な毎日の中、私は電話占いに出会いました。
こんなに不安で辛いのは、何かあるからじゃないか。
何かは、なんだかわからないけれど、占いで答えがみつかるんじゃないか。
そんな、藁をも掴む思いでした。
文字のSNSでは、頭がパンクしていたので書き綴ることが難しかったので、電話を選びました。
誰でもいいから、誰かに助けて欲しかったのです。
そして、導いて欲しかった。
そんな都合のいいことなんかないのに…。
お金でこの苦しい思いが解決できるなら、という気持ちもありました。
* 電話占いとは
私が利用したのは、e◯cite電話占いです。
新規登録者には最大6500円分のコインが貰えるとのことで、その分だけ使おうと思っていました。
でも、続けて鑑定しないと3000コインは貰えません。
占い師を選んで鑑定するシステムなのですが、
大体の占い師が1分300〜400円位の値段設定で行っています。
当たり前なのですが、待機している占い師さんでないとかかりません。
通話料はこちら持ちです。
050にかけるので、かけ放題じゃないと厳しいです。
そこに+鑑定料となるので何も考えないとお金だけ無駄に取られます。
占いをせずに合わないなと思って電話を切るのは5分以内なら無料です。
※ 5分以内でも占ってもらった場合は6分の電話料金がとられるようです。
「予約」をして占ってもらう場合は、20分間分が最低料金です。
【予約鑑定の場合】
約300円×20分+通話料(11.88×7)=約6084
※docomo:050への通話料3分11.88円(もしくは11.55)
約6084円が発生します。
私はクレジットカードで登録したので、無限に支払いが増えましたが、先にコインを買ってその分だけ支払いということもできます。
ついつい長話してしまう覚えがある人はコインの方がいいでしょう。
占いの方法は、その占い師さんによって様々です。
占い方法や悩み別に検索することもできます。
また、話し方・言葉遣い・結果の伝え方などで選ぶこともできます。
電話占いをしてみた〜実際の体験〜
最初に言っておきます。色んな占い師さんがいました。
辛辣なことも書きますし、おすすめレビューなどではないので、あえて名前は書きません。
私が占ってもらったのは、なぜこんなに生きづらいかです。
当時は悩みがごちゃごちゃ絡まっている感じだったので、うまく悩みを言えませんでした。というより、辛過ぎて何で悩んでいるかよくわからなかった。
そのため、悩みを具体的に言わなくてもわかってくれる人がよかったので、
霊視ができると書いてある人を優先的にお願いしました。
* はじめて の 占い師
平日の昼間です。軽い気持ちでかけてみました。
…切りました。
質問責めにあってうまく話せなかったです。
ああ、失敗したな。
悩みを具体的に知ろうとしてくる人は向いていないと悟りました。
* 求めている占い師 を 探す
「数撃ちゃ当たるだろう」そんな邪な考えもありました。
「誰かと話したい」そんな切な願いもありました。
色々なことを言われました。
ある占い師には
…これでお金が発生しているなんて;
これなら地域のお悩み相談に無料で電話した方が良かったかもしれない。
かけてもかけても、繋がらなかった人もいます。
なんらかのエラーか、その場に待機していなかったのかはわかりませんが…。
それでも、きっと望むことを言ってくれる占い師さんはいる(主旨が変わっている)との一心で電話し続けました。
* 陰陽師の血を継ぐカウンセラー
気づけばもう夕方になっていました。辺りは真っ暗です。
私は泣いていました。
その人は第一声から違っていました。
気がつけば母の呪縛から逃れられないという話になり、
守り神の白虎を家まで飛ばして生き霊から守ってあげると言われました。
その瞬間、家のうさぎさんが足ダン(危険を察知した時などにする、後ろ足で立てる大きな音)をしました。
嘘か誠かはわかりません。うちのうさぎさんはクシャミでも足ダンします。電話がうるさくて我慢の限界だったのかもしれません。
けれど、やっと私の話を満足するまで話を聞いてくれる占い師に出会ったので(主旨が違ってきている)電話して良かったなと思ったら夫が帰ってきました。
そこで、一旦終了したのです。
* また占い師を 探す
朝起きると、やっぱり生きづらさは変わっていませんでした。
夫以外の人と久しぶりに話せて満足したけど、涙が出るのは変わらないな。
そんな風に思っていました。
闇雲に電話してもダメだと気づいた私は(遅い)
インターネットの力を駆使して、口コミがよく、評判の良い占い師を見つけようとしました。
ただの宣伝ではなく、ブログとかに書いてあるところから発掘していったのです。
そして、この人だ!と思った私はその占い師の予約をとりました。
* 予約した 占い師
その人はヒーラー(回復させる人)と名乗っていました。
最初に、霊視をしてもらいます。数分後、
え、怖い。
すぐに、別れた元彼を思い出しました。
その時、ちょっとした修羅場があったからです。
そんなことを言われて、私は泣きながら身の上を語っていました。
家族と適度な距離を置くようアドバイスをもらい、あとは仕事についてなども聞いてみました。
確かに、今は仕事ができる精神状態ではないと自分でも納得しました。
最後に
と教えてもらい、占いは終わりました。
驚愕の支払額〜後の祭り〜
やっと自分に合う占い師が見つかり、満足して電話を終えた後、「支払いが軽かったらまたお願いしてみよう♪」などと思っていた私。甘かった。
請求額:10万ちょっと。。
ヒェッ。
目ん玉飛び出ました。
電話占いは時間をお金で買っている感覚があまりなく、ついつい話し過ぎてしまったこともあってこの額になってしまったようです。
精神的に参っている時は、あんまり行動しない方がいいんだなぁ。
との結論に至りましたとさ。
ここまで読んでくださった皆様、ありがとうございます。
占い好きの皆様も、そうでない皆様も、
お金は大切にしてください。
私はその後、カードの支払いにヒィヒィし、誰かと話したいどころじゃなくなりました。
意図せずに、一個問題が解決しました。笑
私のようなことになりませんよう、お金の支払いバランスにはお気をつけて。
おしまい。