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「そうだね、プロテインだね」の答え。

先週の金曜日、とてもヌルッとスポーツジムに入会した。仕事の打合せも、原稿の納品もなく、のんびりと家で過ごしていた金曜日だった。

その頃のわたしは、”筋肉は裏切らない”とか言っておきながら、自宅での筋トレをサボっていた。筋肉をつけたい、体力をつけたい、という考えは依然変わらないものの、家でのトレーニングはモチベーションが持たず、飽きていたのだ…。

だからその日、「時間もあるし、ジムの見学でもしてみるか」と、スポーツジムに赴いたのだった。スタッフの説明を聞き、いくつか質問をし、特段気になる点もなかったので「あ、入会します」と、そのまま入会手続きを。そして、入会当日からジムを利用できるとのことで、そのあとスタッフからマシーンの使用方法を聞き、2時間ほど運動をして帰った。


そこからは、わたしのジムライフがはじまった!働きはじめた20歳のころにも、スポーツジムに通ったことはあるのだが、その頃は週5で働いていて残業も多く、”行かなきゃいけない”という気持ちがつのって楽しくなくなり、退会してしまった。しかし、今のわたしにはジムに通う時間を充分に作れるし、好きなときに何回でも通えることが特長のそのジムは、自分のライフスタイルにとても合っていた。

入会直後、週に5日間ジムに行った。職場に行く日は、朝の1時間。それ以外の日は、朝の2時間をジムにあてた。そして、最新のマシーンの快適さに感動した。バイクやランニングマシンには液晶画面がつき、テレビ番組だけでなくインターネット、動画、ゲーム(ログイン手続きなどが必要かも?)などもできるらしい。さらに、自分の走った平均歩数、速さ、消費カロリー、距離、脈拍も常にリアルタイムで表示される。すると「あともう少しで200kcalだから、そこまで走ろう」など、”何だかんだ走れちゃう”という状態が作れるのだ。

また、自重ではキツかったトレーニングが、マシーンを使えば少しずつ鍛えられるのも良い。マシーンを使えば自分の筋力の弱いところも分かるし、その筋力のレベルに合わせて、重さの調節ができるので、トレーニングを続けられる。


このようにジムの素晴らしさに触れて、怒涛の一週間を過ごしたら、さすがに疲れた。その後は、自分の用事や体調に合わせながら、ジムに通う。そして、ついにわたしはプロテインを飲み始めた。(プロテインは飲みにくいって言うけれど、幸いわたしはそれほど苦手でなかったので良かった!)
プロテインと言えば、「そうだね、プロテインだね」でお馴染みの芸人・パッション屋良さん。あのネタが流行っていたときは、プロテインってマッチョな人が飲むものなんだろうな~くらいに思っていたが、鍛えている身となってみると、その捉え方が違ってくる。

というより、あのネタが流行っていた頃、実際にプロテインを愛飲しながら鍛えていた人たちは、クスリとも笑っていなかったのではないか?
「そうだね、プロテインだね」と微笑んだパッション屋良さんに向かって、プロテイン愛飲者たちは腕を組みながら「その通り」と呟いていたのではないか…。

現在、まだまだジムビギナーのわたし。体の変化にはもう少し時間がいるようだが、うれしいことに代謝が良くなり、おでこが綺麗になってくるなど、ちょっとずつ嬉しい変化が起こっているよう。まずはしっかり続けることが目標。パッション屋良さんの「そうだね、プロテインだね」を「そのようですね!」と心の中で答えながら、今日もジムにいそしむのだった。





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