断片的なものの社会学/岸政彦
社会学者・岸政彦さんの著書
「断片的なものの社会学」を拝読しました📖´-
(2024,10,11 読了)
ポッドキャストを視聴してすっかりどハマりしてしまっている岸先生ですが、このタイミングでやっと著書を拝読しました。
岸先生のことを知ったのは本書からで、それをきっかけにポッドキャストを視聴したというのにいつのまにか順番が逆になってる始末。
本書は岸先生の経験されたことや人から聞いた話の中で「分析できないもの」を集めたエッセイです。
タイトルに社会学とあるので難しいのかなと思いましたが、ポッドキャストの岸先生とあまり変わらず軽やかな文章で書かれていたので楽しく拝読しました。
ポッドキャストよりは文章の方が少しお静かな感じもしましたけれども。
少し前から、人の背景にあるものに目を向けることを少し意識するようにしています。表に見えている人となりだけで色んなことを判断するのは危険な行為だと思えてきたのです。
身近な人でも私の知らない物語があって、それを知ったときにまた少しその人の人となりを伺いしれてより近くに感じれるようになることもあります。
そして、本書を拝読し岸先生の言葉を受けて、自分を作ってきた物語ももう少し大切にしたいとも思いました。
自分の物語全部をあえて人に伝えていく必要はないと思うけれど、せめて私だけは大切に胸に抱いていたい。その時々の自分に湧いた感情を受け止め、消化していきたいのです。
さて、本書を拝読して”社会学”とはなんぞやと興味を持ちました。
きちんと勉強してこなかった私は”~学”みたいなものの本質をよく分かっていません。
私、やっぱり”人”が好きなんですね。
人に関することに興味があり、心理学なんかももっと知りたいと思っていたのですが、岸先生と出逢い社会学のことももう少し学びたいと思いました。
岸先生のポッドキャストもとても面白く、本当におすすめなのでここにもご紹介しておきますね🍀*゜
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