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2024年7月の読書記録





もう10月も半ば過ぎたというのに……
やっと7月読了本の感想を書き終えたので、やっとやっと読書記録をまとめます。


読んだ本の数:8冊
読んだページ数:1645ページ




読書会・輪読会関連
・カスバの男/大竹伸朗(集英社文庫)
・あん/ドリアン助川(ポプラ文庫)
・夜と霧の隅で/北杜夫(新潮文庫)
・久生十蘭短篇選より「黄泉から」「無月物語」「母子像」/久生十蘭、川崎賢子(編)(岩波文庫)
・幽霊たち/ポール・オースター、柴田元幸(訳)(新潮文庫)
・サキ短編集より「二十日鼠」から「マルメロの木」まで/サキ、中村能三(訳)(新潮文庫)
・サキ短編集/サキ、田内初義(訳)(講談社文庫)
※つまみ読み



・偶然/銀色夏生(幻冬舎)
・丁寧な暮らしをする餓鬼/塵芥居士(KADOKAWA)




小説3冊、エッセイ1冊、コミック1冊、詩集1冊、つまみ読み3冊
積読活31冊


2024年7月に読了した本たち


2024年7月に購入した本、いただいた本、
図書館本たち①
2024年7月に購入した本、いただいた本、
図書館本たち②



7月は読書会の課題本と課題作に追われてしまったうえに読書時間を確保する気力もなく、あまり読了できませんでしたねぇ。
今思えば、この頃は心労がピークに達していた時だと思います。ストレス解消である読書もままならず心労は重なるばかり。
よく耐え抜いたよ7月の私。
10月の私が精一杯労っておきましょう。

でも、悪い事ばかりでもなく。
初知りの久生十蘭や、読みたいと思いつつ積読してしまっていたオースター、サキを読書会がきっかけで拝読できたことは幸せでした。

そして、まだ感想を書いていない1冊をここで軽くご紹介したいと思います。

『丁寧な暮らしをする餓鬼/塵芥居士』
(2024,7,19 読了)



安達智(あだちさと)という別名義でもご活躍されている漫画家塵芥居士さんの初コミックスです。
元々はX(旧Twitter)で掲載されいた作品。


日本画のような画風が個性的でそれが漫画になっているのがまず面白いなと思いました。

仏教用語で、生前に嫉妬や貪欲、物惜しみなどの罪を犯した死者が赴く世界である「餓鬼道」の住人



主人公の餓鬼は上記にあるようなもののこと。
そんな餓鬼が人間界でスローライフを送っているのです。梅を干したり、茶殻でお掃除したり。

過去、私も色々とありました。特に両親や妹たちにはたくさん迷惑をかけたし、傷付けてしまったこともあります。
自暴自棄だったあの頃自身も傷付いたし、めちゃくちゃでした。
そんな私も歳を重ねて若かりし頃のことを反省しつつ、これからはきちんと人間らしく、自分らしく生きたいと思うのです。

餓鬼ことガッキーを見習って丁寧な暮らしをしていけるようになりたいという思いが深まりました。
でもまぁ、大半は見かけとのギャップがあるガッキーに笑う場面が多く、とても楽しい作品でした。

こういう作品好きです。
この作家さんも初めて知りましたが、これからも少しずつ作品を追いかけていきたいです。



さてさて、8月分と9月分の読了本感想もなんとか今月中にまとめたいところです。


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