mayurus(ココロクリエイター)

気持ちを作るクリエイター。言葉のサプリ、ココロに届け!

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最近の記事

世界線が重なるときに

別府市の南部にある松原公園。 今では遊ぶ子どももまばらな静かな公園だが かつては映画館や芝居小屋が立ち並ぶ賑やかな場所であったらしい。 母からは少女時代、祖父母に連れられてここで芝居を観るのが楽しみだったと聞かされていた。 そんな芝居小屋もなくなり、大衆演劇の舞台は少なくなったが私も幼少の頃は遊戯場に祖父母と母と大衆演劇を観に行ったものだ。 いかにも年寄りが好むような勧善懲悪のストーリーは子どもにも分かりやすく、涙あり笑いありの芝居はちょうど良い非日常であり老若男女が

    • 眠りの質が身体を整える

      私はよく夢をみる。 しかも内容をわりと鮮明に憶えている方だ。 最近知ったが夢をみる人は一般的に眠りが浅いと考えられている。 最近、ほとんど夢をみなくなった。 その理由はヤクルト1000。 これは本当にすごい。 元々400を飲んでいたが1000は高すぎて手が出なかった。 あるときマツコさんがTVで紹介したのを見て思い切って注文してみた。 1週間ずつの更新なので7日飲んで悪ければやめればいい。 ところが飲んだその日に実感することとなった。 飲むと自然な眠気が起

      • noteのその後

        大学生アルバイト一期生が卒業して一か月。 その後の報告が届いた。 同業他社に就職した彼女によると 当初、コールセンタースタッフのシフト調整や管理をする予定であった。 ところが、弊社で培った電話応対のスキルに期待されて大口顧客のお客様相談室へ配属されたというのだ。 お客様相談室といえばクレーム対応の最前線。 コールセンターのそれとはまた違う応対が必要になる。 彼女の感情表現の薄い、どこか抑揚の少ない話し方を 私は密かに評価していた。 淡々と繰り返される相槌と復

        • リスタート

          noteから一年ほど離れていた。 この一年、脳の疲労が蓄積されて 書きかけの下書きだけが溜まっていく始末。 新卒含めた新人教育が思うようにいかず 抱えきれなくなったものを手放すと、少しずつ熱は奪われていった。 時代が違うから そういう世代 そんな言葉で片づけられるのだろうか。 研修でよく問われる 教育は性善説と性悪説、どちらで行うべきか 私はこう答えた そんなのはどちらでもいい ただその人の成長を信じるかどうかだ と。 世代どうこういうのなら 私は

          魂の声を聴く

          推し目当てで購入した雑誌に、「魂のパターンを知り向かうべき道を導き出す」いう特集があった。 こういうのはすぐに試すタイプである。 生年月日を用いた簡単な計算により導き出された数字によって9つのタイプに分類される。またメインパターンとサブパターンの組み合わせによって、前世との関係性などより詳細な診断が可能だ。 メインパターンはビジョナリスト。 洞察力と妄想力に長けているというのは、昔から周りの大人に言われていたのでやぶさかではない。 一般的に30代まではサブパターン、

          希望の種

          職場にアルバイトの大学生が来るようになって2年近く経つ。 2年生だった子たちもいよいよ最終学年の4年生。就活も本格的にはじまっている。 大人に混じって対面での接客に加え、電話応対もこなすというアルバイトはハードルが高いがその分、社会に出て役に立つことも多い。 コールセンターで電話応対だけする、もしくはコンビニや飲食店で対面での接客だけをするのとは少し違う。 時にはクレームで来店されるお客様の応対を終えて、すぐに気持ちを切り替えて次の電話を取る。 逆にクレーム電話に対し

          推し、萌ゆ

          「恋はするものではなく、落ちるもの。」 よく聞くセリフだが、この落ちるという感覚が随分ご無沙汰でピンとこなくなっていた。 そして、私は落ちた。 深くて、 とても深くて、 上がろうとするほどに落ちていく。 私は沼に落ちた。 沼落ちという言葉は、ネットでよく見かけていた。そして何となく意味は理解していた。 でも落ちてしまうと、その言葉の意味は濁流となって流れ込んでくる。 気がつけばインスタのフォローに飽き足らず、タグ検索していいねしまくり、画像を保存するフォルダ

          体育会系文化部にいた話/言葉のサプリ【心の筋トレ】

          高校生活の3年間だけ吹奏楽をしていた。 中学では帰宅部。 何か部活をしたかった。 青臭く言うと、青春したかった。 今風に言うと、アオハルしたかった。 どうでもいい。 入学して、校内で有名な部活をリサーチしたところ、春の甲子園にも出場した実績から野球部という回答が多かった。 正直マネージャーもいいなと思いつつ、自身と浅倉南とのギャップを考え、見おくることにした。 次に多かった回答が、吹奏楽部。 様子を伺うつもりで音楽室を覗いた数分後には入部届の記入をしていた。

          体育会系文化部にいた話/言葉のサプリ【心の筋トレ】

          お父さんのお店/言葉のサプリ【踏み出す勇気】

          巷を賑わせているiPhone12(だっけか?)。 iPhone8のまま止まっている私からしてみると、これ以上何を望むねんなという世界の最先端であるが携帯ショップはどこもこのiPhone12で賑わっているようである。 そんな折、私は大手携帯電話会社、あのお父さんのお店に、このご時世に予約もせず乗り込んだわけで。しかもそれが解約手続きというショップ的に誰得な用件なわけで。 そもそも今回解約するのは自宅PCで使用していたポケットWiFiで、PC購入時に契約した家電量販店は解約手

          お父さんのお店/言葉のサプリ【踏み出す勇気】

          読書活動応援サポーター/言葉のサプリ【読み聞かせ】

          私は図書館ボランティアに登録し、図書館以外にも様々な学校へ赴き地域ボランティアとしても読み聞かせを行なっている。 元々は、大学時代にお世話になった学校の先生や保護者の方々へ何かしらの恩返しがしたく、子どもに関わるボランティアを探したことがきっかけである。 教員の道に進むことなく、一般企業に就職したことに多少の罪悪感があった。 本を好きになってもらいたい。  学習支援ボランティアより気楽なのもあって、すぐに読み聞かせの研修に参加した。 国語の教員免許を持っている関係で、「

          読書活動応援サポーター/言葉のサプリ【読み聞かせ】

          断食のすすめ/言葉のサプリ【ココロとカラダ】

          断食というと修行感かつ悲壮感ががでてしまうが、流行りのファスティングというとおしゃれ感爆上げである。 ファストは断食を意味し、就寝後の断食状態を終える朝食をブレイクファストという。 つまり我々は日々、断食を取り入れているわけだ。言い換えると毎日がファスティングだ。 言い過ぎである。 私も数年前から定期的な酵素ファスティングを取り入れている。 ファスティングには準備期、絶食期、回復期がありそれぞれ同等の時間を要する。 例えば絶食時間を48時間とすると前後48時間を含めた

          断食のすすめ/言葉のサプリ【ココロとカラダ】

          電話応対コンクール/言葉のサプリ【おしごと】

          志望動機に「文字を書くのが好きだから」という全く的外れなことを書いたのに採用されたのはよほどに人手不足であったのであろう。 応募したのは運送会社の事務職である。 当時を振り返ると本当に恥ずかしい。教育学部を卒業していて履歴書の書き方もわからないのだから教員を目指さなかったのは社会にとっても良い選択であっただろう。 ちなみにもう一つ同じ志望動機を書いて応募したところがある。行政書士事務所だ。なぜかこちらも内定をくれた。 もちろん文字を書くのが仕事ではない(書くこともあろうけ

          電話応対コンクール/言葉のサプリ【おしごと】