【東京湯治 特別編】8湯目 記念日ラグジュアリーステイ!温泉に入り都心に出現する雲海の中を歩く 1泊2日の湯治レポ(ホテル椿山荘東京)
都内で温泉大浴場のあるホテルに泊まる【東京湯治】シリーズ第8弾!今回は特別編、東京湯治の最高峰【ホテル椿山荘東京】をレポート。伊東からの運び湯の温泉、雲海が出現する日本庭園、ゴージャスな館内を1泊2日で存分に楽しんだ様子をお届けします。
【ホテル椿山荘東京】
東京×温泉×ホテル で絞っていくと、いつも頂点に輝いていた【ホテル椿山荘東京】。今回は誕生日記念ということで、思い切って宿泊してみることに。(ホテルの敷地から1歩も出ないでホテルライフを満喫することを誓う)
https://hotel-chinzanso-tokyo.jp/
有楽町線 江戸川橋駅から歩きました。週末は池袋駅からシャトルバスもあります。
お部屋は大別してガーデンビューとシティビュー。ガーデンビューは庭園に出現する「東京雲海」をお部屋から見られます。(雲海の事をシティビューの部屋を予約した後に知った私。リサーチ不足)
ホテル室内
エレベーターホール(フロントのある3階)。ゴージャス空間でした。
お部屋は8階の820。どんなお部屋か、廊下を歩くだけでわくわく。
壁にさまざまな植物の絵が飾られていました。椿山荘なので椿を探す(あった!)
広々45㎡。シックな室内。
どんな眺めでしょうか。カーテンを開けてみましょう(ベッド脇のこのパネルで開閉します)。
南東向きのお部屋でした。遠くにスカイツリーや東京タワーも見えました。
夜景もきれいでした。(部屋の電気をすべて消して手探りで撮る!)
開き戸を開けてみるとテレビが。DVD, Blu-rayのデッキもありました。
バスルームも広々。シャワーブースは独立型。
タブレットでテレビも見られるようになっていました。
お部屋でお茶したり、お酒を飲んだり、の対応が細やかだったのも嬉しかったです。グラスやカップがこんなに。ワイン飲まねば!という気分になります。
ほうじ茶、緑茶、紅茶、ネスプレッソのコーヒーが3フレーバー。あると嬉しいペットボトルのお水。
素敵な茶器が用意されていました。
ポットやアイスペール、お皿にお箸(これ嬉しい)も完備。冷蔵庫は中身空、冷凍庫無しタイプでした。
手ぶらデータ(アメニティ)
長袖長ズボンのパジャマと浴衣がありました。浴衣で温泉はNGの注意書き。ふわふわの使い捨てタオルスリッパもあって、早速素足になってくつろぎました。
ホテル滞在でなぜかテンションがあがる、バスローブも。
バスルームは楽しみにしていたロクシタンのヴァーベナシリーズ。良い香り。
バスタブ、シャワーブースにも。
考えられるアメニティはすべてある、といった感じでした。もちろんドライヤーも。椅子があってシンクの鏡の前に座ってお化粧ができたのも便利。
基礎化粧品、メイク落としもお部屋にありました。ありがたい。
並べて撮ってしまった、椿山荘にちなんだ椿モチーフ。真ん中はコットンと綿棒が入っていました。
持って行って良かったもの
(私のように温泉に何度も行く人は、ですが)お風呂上り用半袖ワンピースと素足に履けるサンダル。このスタイルで温泉に行っていました。
これ、小さい頃に母が作ってくれた浴衣をほどいてワンピースに作り直してもらったものです。椿山荘で椿柄を着たい!と持参。
冷蔵庫が空なのと、敷地が広大で気軽にコンビニに外出する気になれないので、お部屋でぐびぐび飲みたい人はビールなどでしょうか。ルームサービスだとこれくらい覚悟です。
おもてなしに感激する
節目の誕生日の記念に宿泊します、気合の【東京湯治】です、という旨を事前に伝えていました。
お部屋のテーブルにホテルからお祝いの焼き菓子が。ありがとうございます。
封筒を開けてみると、なんと!
ホテルの方々の寄せ書きがぎっしり。10人もの方が書いてくださっていて、ひとりひとりにお礼を言いに行きたい位、感激しました。お礼のメッセージをしたため、チェックアウトの時に渡しました。
他にも、チェックインの時や温泉の受付の時など、私のデータが分かる人に「お誕生日おめでとうございます」と声をかけてもらい幸せ者でした。
椿山荘で温泉に入る【悠 YU, THE SPA】
温泉のあるスパエリアは、宿泊者、スパトリートメントを受ける人、スパ会員以外は入れないので楽しみにしていました。
温泉に入るには、別料金が必要です(または温泉込宿泊プランで予約)。一度この料金を払えば、チェックアウトまで何度でも利用可能。
プール、温泉、フィットネスジム利用:4,400円
温泉のみ利用:2,200円
2階【悠 YU, THE SPA】に、いざ!
とってもきれいなロッカールームとパウダールームで、靴とか服とか、どのタイミングで何を脱げばよいか戸惑うほど。
ロッカーの中には、バスタオル、フェイスタオル、バスローブ、使い捨てタオルスリッパ、ビニール袋(濡れた水着など用)。部屋からは手ぶらで出かけられます。ロッカーの前までは靴でOK。
もう1段階、温泉の入口に脱衣かごのある脱衣場がありました。というわけでロッカールームでバスローブに着替え、温泉の脱衣場に移動しました。脱衣場にはシャワーキャップも。
憧れの、椿山荘の湯治です。木の香りのする浴室内で、伊東から運んだお湯であたたまりました。サウナもありました(画像はホテルHPからお借りしました)
お風呂上りはプールを眺めながらスパ専用ラウンジでくつろぐことができます。ここで朝食も可。プールの奥にある滝は、プール利用の人だけが近くで見られる秘密の場所。
スパの混雑状況はQRコードで確認。
東京に出現する雲海【東京雲海】
椿山荘は山縣有朋にゆかりのある由緒ある日本庭園も見どころです。椿山荘の名の通り、様々な種類の椿の木がありました。泊まった日はちょうど桜が満開。
「東京雲海」と題して、1日に何度か庭園に雲海を発生させる演出が目玉です。1回3分程度ですが、朝6時台と7時台、夜22時台は庭園の3/4が覆われる10分間にわたる「大雲海」が見られます(2021年3月時点)。これは宿泊した人だけが体験できる時間帯なので、泊まったら是非楽しんでいただきたいです。
「庭で俯瞰気味に写真を撮りたいんですが」と雲海を眺めるスポットのおすすめをホテルの人に聞いたところ、ペンが指しているあたりのヴェルデテラスをおすすめされました。バンケット棟側で、池と三重塔が見えるテラスです。
空が真っ暗になる前に撮りたかったので、最初に雲海を見に行ったのは18時台。三重塔に満開の桜、そして雲海。幻想的でした。(ヴェルデテラスから撮影したもの)
温泉に入ってはお庭を散歩して涼む、がルーティーンになりました。庭園には1階から。
夜の庭園の様子です。
初夏には蛍が見られる沢(弁慶橋)
雲海が無い時もライトアップされて素晴らしい眺めでした。
持込グルメ、どこで調達?スイーツ編【Heritage(エリタージュ)】
お誕生日記念なのでケーキをお部屋で食べたいと思い、周辺のケーキ屋さんを調べました。行ったのは江戸川橋駅から徒歩【Heritage(エリタージュ)】。
迷いに迷う!
「ミルフィーユ・トラディショナル」に決め、到着後お部屋で一休み。
持込グルメ、どこで調達?ディナー編【オトノハカフェ】
椿山荘の隣(目白通り沿い)にあるカフェ【オトノハカフェ】で期間限定のテイクアウトがあったので利用しました。メインは注文してから作るので熱々。単品でラクレットチーズハンバーグとボイル野菜のタプナードソースをテイクアウトしました。
店内もかわいらしい。椿山荘宿泊の帰りに寄るのもおすすめ。
本当はここでも買いたかった【Abats(アバッツ)】。おいしそうなハム、テリーヌ、パテといったものをテイクアウトできるお店。残念ながら臨時休業。ケーキを買った【Heritage(エリタージュ)】の近く。
持込グルメ、どこで調達?朝食編【関口フランスパン】
朝食用のパンも江戸川橋駅から椿山荘に向かう途中、【関口フランスパン】で調達しました。
SINCE 1888って!(調べたら明治21年。すごい)
というのを見ると、バゲット買わなくちゃな気分に。これね!
夕食用は、これだけで飲めそうなこちらに決定(事実、これだけで飲めました)
部屋飲みはこうなりました
今回、夕食は持ち込みではなくホテルのロビーラウンジ「ル・ジャルダン」のイブニングハイティーを予約しようか悩みました。HPによると
↑ と、魅惑的。でもやっぱり夕食も好きな時間に&部屋で気ままに、に決定。
今回の部屋飲み。チーズは家から、ぶどうは江戸川橋駅の近くの八百屋さんで。今回もおいしそうに準備できました。
もうすぐ誕生日なので、今回はシャンパーニュを持ち込みました。フルートグラスも貸してもらってハッピーバースデー to me!
トレーの上のものを貸していただいたおかげで、江戸川橋テイクアウトグルメを楽しむディナーもばっちり。(借りたいものが沢山あったので、チェックインの時に箇条書きにしてメモを渡す!)ありがとうございました。
夜も温泉に入って、帰りに庭園に雲海を見に行って、とやること沢山。
部屋に帰ってもウキウキしていて、2時まで起きていました。
「大雲海」の時間に雲の中をさまよう
翌朝は早起きして10分間続く「大雲海」を体験しました。
すっかり雲の中。
水車も雲に埋もれて回っていました。
ここは東京なのだろうか!?と思ってしまう非日常体験でした。
青空と雲海のコントラストも美しい!朝のお庭散歩、すがすがしい気分になれました。
部屋に帰って【関口フランスパン】で買ってきたパンで朝食。塩バターパンにクロックムッシュ、おいしかった!
つい撮りたくなる!館内も見どころ一杯
バンケット棟
「ウェディングドレスの裾を引いた写真を撮る階段ってどこですか?」とホテルの人に質問したら、ここまでわざわざ連れてきてくれました(親切)。
階段を上ったところ。東洋と西洋が不思議と調和。
「緑の階段」と呼んでいた場所(ホテルの人も分かってくれた。笑)この箪笥の前もお嫁さん写真スポットだそうです。
「貴族の館」(何でも呼び名をつける!)
「貴族の館」その2
「貴族の館」その3
このお皿たちも解説付きで見たい!
難しい色なのにうまく合わせてある。
庭園を眺める場所もあちこちに。
ホテル棟5階にあった、セレニティガーデン。入ってみると
こんなコーナーがあり
表に出ると桜の木が!しかも満開。風が通るルーフトップガーデンで気持ちよかったです。
椿山荘の庭園
池があって山があって三重の塔もあって。美しかった庭園の様子も是非ご覧ください。
三重塔、登録有形文化財だそうです。
ルームキーも三重塔のデザインです。
七福神めぐりもできます。
お気に入りの椿を探しながら歩くのも楽しい。
三重塔、池、桜。春爛漫。
料亭 錦水の入口
現実の世界に戻りたくない!と思いつつ、こうして1泊2日の旅が終わりました。近場の都内なのに、温泉でリラックスしてちょっぴり旅気分が味わえました。東京湯治、おすすめです。
(ホテルのサービス内容は2021年3月滞在時のものです。)
過去の【東京湯治】シリーズ1~7、こちらも是非ご覧ください!
「まゆみトラベルラボ」では↓の3つのマガジンを更新中!皆様のお役に立てたら嬉しいです。
月に1回九州に旅した記録: 月イチ九州
あなたに代わって実験中!スパイスから作るカレー: 今日のおうちスパイスカレー
都内の温泉ホテルに泊まって旅気分: 東京湯治(都内で温泉旅気分)
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