感染予防対策だけではない!『黙浴』について思うこと
こんにちは
温浴施設に行くと、
『黙浴にご協力ください』
『会話禁止』
という張り紙を
当たり前のように見かけるようになりました
これは某新型なんちゃらウイルス感染症防止の
対策によるものでしょう
この約2年の間で、
『黙浴』が当たり前のようになり
これも『新しい生活様式』であり
『新しいマナー』として、定着しつつあります
ここで誤解されて欲しくないのは、
私はコ ロナ脳ではありません
(むしろ逆w)
感染予防対策なんかよりも
もっともっと深い理由があるのです
サウナーがうなずくセリフ
ドラマ・サ道の中で
なぜサウナに行くと雑念が消えるのだろう?と
いうシーンで、
イケメン蒸し男くんが言っていました
『思考から感覚の世界に
切り替わるからだと思うんです』
と…
この感覚、サウナーは皆頷くと思うのです
毎日忙しく過ごしていたり
やらなければならないことが山積みだったり
悩み事が多かったり、仕事でミスをしたり
思い出すだけで嫌なことがあったり
人は常に思考の世界にいます
しかし、サウナに入ると
熱い!冷たい!などの
感覚の世界に入ることができます
そうなると、余計なことを一才考えられなくなるのです
『ととのう』醍醐味
『ととのう』
これは理屈では説明し難い、
体感した人にしかわからない感覚でしょう
実際に私もサウナにハマるまでは
よく理解できませんでしたし、
そもそもサウナに魅力を一才感じていませんでした
しかし、この感覚を体感すると
離れられなく、やめられなくなり
サ活する回数がみるみる増えていきました
サウナと水風呂に入り、体をタオルでよく拭き
椅子に座って休憩すると
体中の神経が過敏になるような感覚や
ふわぁ〜と不思議な感覚に包まれて
たちまちとっても幸せな気分になります
深くリラックスできている状態になります
これぞ、サウナトランスであり
『ととのう』という感覚であります
サウナで蒸された後の水風呂も気持ちが良いですが、
サウナの醍醐味はこの『ととのう』感覚で
あると考えられています
サウナで蒸されながら過ごす時間、
『ととのっている』時は
サウナーにとって、瞑想時間だと思うのです
サウナと座禅は似ている
マインドフルネス瞑想というものが
最近日本でも話題だそうです
瞑想や座禅をおこない、
雑念を捨てることで脳が活性化し、
直感力や集中力、情報処理能力が増すと
いわれているそうです
人間は座禅することで
脳内のセロトニンが上昇すると考えられているそうです
・座禅のような拘束的な動作と痛み
・水風呂による水浴刺激
これらの行動により脳内セロトニンの変動が起こり
サウナ浴で座禅のような瞑想に近い状態を
作り出せる可能性が考えられるそうです
サウナと水風呂の温冷交代浴により
分泌されるオキシトシン、β-エンドルフィンの
いずれも瞑想状態に寄与している可能性が考えられ、
一部の仏教やアーユルヴェーダにおいて、
性行為と瞑想の関連性や協調性を教えるものがあり、
オキシトシンやβ-エンドルフィンが同様に
性行為を通じても分泌されることから、
その作用に着目したものであることが
想定できるそうです
脳内ホルモンの分泌や
精神の安定をもたらすサウナ室で瞑想をおこなえば
より高い効果が得られるということは
容易に考えられます
座禅をする、瞑想する、
それらは全集中しているということです
無駄だと思う感染予防対策
マ スク着用、体温測定、過度なアルコール消毒、
人と人との距離を取る、汚いアクリル板 など…
それらが感染予防対策として
当たり前の世の中になっていますが
果たして実際のところ意味があるのでしょうか
そもそもサウナは高温ですし、
浴場内は湿度もあります
あれ、ウイルスって低温低湿の環境が
大好きって聞いたことあるけど?
発熱するのも免疫力が活性化して
体外に追い出すためにやることだよね?
なぜサウナで距離を取らなくてはならないの?
と思う場所がまだまだあります
まぁ…このカテゴリについては
たくさん言いたいことがありますが、
またそのうち吠えると思うので
今回はその辺の文句はあちら側へ
一旦ポイッとしておきます
私が言いたいのは、『黙浴』の徹底マナーは
感染予防対策だけで片付けて欲しくない
問題だと思うのです
『黙浴』について思うこと
本題、『黙浴』の件ですが
浴室内では当然、
マ スクをつけたまま入るわけにいかないので
(たまにつけて入っている人いるけど笑)
飛沫を飛ばさないように『黙浴』しましょう、と
感染予防対策として実施しているところが
ほとんどだと思うのです
しかし、個人的に、いや、ほとんどのサウナーは
そんなことよりも
先程述べた、サウナと水風呂と休憩を重ね、
瞑想や座禅と同じような
マインドフルネスの状態を作り上げているのです
そんな時に傍から
ギャーギャーと五月蝿く喋る声が聞こえてきたら
一気に現実の世界へ引き戻されてしまうのです
…瞑想が台無しです
『この程度でブレるということは、
全集中の常中ができていないのか!?』
なんて、鬼滅の刃の竈門炭治郎のようなことを
思ってしまうことがありますが…笑
おしゃべりが止まらない人を見て
『楽しそうだねぇ〜』と思う余裕がない私は、
器の小さい人間なのでしょうか?
いや、違う、そうじゃない。
もしも、
『こっちは仲間と楽しく風呂に入ろうと思ってきているのに、サウナーのためにおとなしくしろっていうのか?』
という反発があるならば
こちらも反論します
『あんたらの会話を聞くために
入場料払ってサウナに入りにきているわけじゃない』
と言わせていただきます
そんなに喋りたければ
居酒屋でしゃべればいいじゃないですか
なぜわざわざお風呂に来てまで
喋り倒さなければならないんですか
てか、そもそも、日本語読めますか?
Do you understand Japanese?
Você sabe japonês?
你看得懂日语吗?
일본어 압니까?
そもそも『黙浴』の意味わかっていますか?
読んで字のごとく、
【おしゃべりをしないでご入浴すること】です
施設側が
『黙浴のご協力お願いします』
『会話禁止』
と、お願いしているじゃないですか
そのマナーも守れないのでしょうか
マナーを守れない人は出て行けと掲げているところもありますけど?
我慢できない時は、やんわりとお願いする
…と、いうのをグッと堪えて
あまりにも我慢ならん時は
『すみません、おしゃべりを控えていただけますか?』
とやんわりとお願いすることがあります
『黙浴』は施設側のルールでもありますが
こちらとしては集中したいですから
雑音を入れたくないという勝手なお願いでもあります
きちんと目を見て真摯に対応すれば
大体の方はおとなしくなります
それでも効き目がない場合は
声を荒げる…ではなく
スタッフさんに対応していただきます
そこまでの対応になったことは
今までありませんけれどね
自分の口からはそんなこと言えない、
もし言ったところでトラブルになったら嫌だ、
と、怖いと思うならば
はじめからスタッフさんにお願いする方が良いでしょう
対策をきちんとしているところもあればしていないところもある
某健康センターは、とても大きなポスターで
『その会話、今じゃなきゃダメですか?
集中しているお客様がいらっしゃいます
長時間・大声での会話はご遠慮ください』
と、感染予防対策ではなく
サウナーの目線で呼びかけてくださっています
徹底しているところは、
至る所に結構キツ目の張り紙がしてあったり
スタッフさんが定期的に頻繁に見回りし
注意喚起してくださっていたりと
こちら側がイラッとする前に
先手を打って対策してくださっていてとても助かります
その逆もあり、
呼びかけているけど張り紙は形式だけで
無法状態のところもあります
そういう施設は、
いくらサウナや水風呂が良くても二度と行きません
とても残念ですが、
私とは考え方が違う施設なんだな、と
きちんと対策をしていて
安心して『ととのう』ことのできる施設を探すのは
結構大変でした
きちんと対策している施設に行っても
残念すぎる人たちがいる日はありますが、
そういう日は
『今日は厄日なんだな…』と諦めて
帰宅してから日本酒と塩を混ぜたお風呂に入り直し
お祓いしたり笑
そういう簡単なマナーが守れないような
自己中心的な人にはならないように気をつけよう、
という反面教師として見ることができた出来事だったとポジティブに振り返ったりしています
まとめ
最後までお読みいただきありがとうございます
今回の記事は愚痴みたいな内容になってしまいましたが
きっと共感していただける方が多いと思います
感染予防対策として掲げている黙浴が
一つのマナーとして
温浴施設が呼びかけていますが
感染予防対策だけじゃなく
『黙れよ』
この一言に尽きます笑
『某感染症が終息するまでは黙浴に
ご協力ください』と
呼びかけている団体もありますが、
いや、ずっと黙浴で良くない?
いやその方が有難いんだけどなぁ…
と思うのは私だけではないと思うのです
この記事をご紹介いただきありがとうございます
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いつもご紹介いただきありがとうございます🙏