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mayo
2021年6月24日 12:08
郵便受けに荷物が届いた。古本と喫茶 おくたま文庫 から。おくたま文庫は、東京最西端のブックカフェ。美しい奥多摩の渓谷を抱くように在る老舗旅館の一角に、4月にオープンしたばかりのお店です。ご縁あって、このお店のZINEに、短い文章を載せていただいたのです。それで、ZINEと、フライヤーと、ドリップコーヒーが手元にやってきてくれました。緊急事態宣言に伴い、オープン翌日から休業されていた、おく
2020年9月4日 20:38
前回の12ヶ月分の帯の作成、それは『あいがもん倶楽部ギフト用帯』に、ある通りで、巡る季節ごとの、美しさ、愛おしさ、に、心喜ばせながら、言葉を選ぶ作業の楽しさに尽きた。それをじんわりと反芻していたところに、嬉しい嬉しい続編の依頼があり、また、言葉の森だか海だかで、心ゆくまでたゆたうひと時を、得た。今回のテーマは、『母の日』『父の日』『クリスマス』『誕生日』。『母の日』と『父の日』。これがと
2020年8月31日 16:36
わたしたちが出会った時、彼女は約一年後の移住に向け、様々の可能性を胸に輝かせている最中だった。そんなわけで、共に過ごしたのは、一年という、短く濃いひと時。出会う人を力強く魅了し、懐深くに巻き込んでいく彼女は、わたしに無い物ばかりを備え眩しく、その凸凹が不思議にお互いを励ます存在。まだ親しくなりたてのほやほやの頃、『ちょっと話があるんだけれど』と、家に招かれた。話の中身に見当もつかなくて、重
2020年8月7日 16:23
わたしは言葉が好きだなぁ。もっと、もっと言葉で遊びたいなぁ。という、素直な気持ちを引き出し、思いを深くしてくれた、あいがもん倶楽部さんとの、お仕事。あいがもん倶楽部さんは、熊本で、合鴨農法にて、お米と合鴨肉を、そして栗とシャルドネも作り育てるご夫婦です。わたしは都会に暮らす身ですが、里山の暮らしを思いながら、各月ごとの、美しさ、素晴らしさ、を、短い言葉に込めました。一年が、四季が、身体を駆け巡