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逆翻訳ハヤブサ

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小説、短歌、戯曲 フォーマットを越境する文芸の試みの軌跡。またはその足掻き。 #逆翻訳ハヤブサ
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記事一覧

#逆翻訳ハヤブサ ロングフォーム(みじかめ) その④

#逆翻訳ハヤブサ ロングフォーム(みじかめ) その④


 文学修練場、逆翻訳ハヤブサのお時間です。
 逆翻訳は翻訳作業の一種で、英語だと「バックトランスレーション」と言います。
 細かいハヤブサのうまみはその①の冒頭にまとめましたのでこちらをご覧ください↓

その②もあり〼。

その③もあり〼。

ハヤブサの遊び方(ハヤブサロングフォームver) 今回は、小説→短歌→小説→短歌 と2ループ繰り返すロングフォームVer。
 さらに「小説は140文字前後

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#逆翻訳ハヤブサ ロングフォーム(みじかめ) その③

#逆翻訳ハヤブサ ロングフォーム(みじかめ) その③


 文学修練場、逆翻訳ハヤブサのお時間です。
 逆翻訳は翻訳作業の一種で、英語だと「バックトランスレーション」と言います。
 細かいハヤブサのうまみはその①の冒頭にまとめましたのでこちらをご覧ください↓

その②もあり〼。

ハヤブサの遊び方(ハヤブサロングフォーム ver) 今回は、小説→短歌→小説→短歌 と2ループ繰り返すロングフォームVer。
 さらに「小説は140文字前後」「原作小説はひと

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#逆翻訳ハヤブサ ロングフォーム(みじかめ) その②

#逆翻訳ハヤブサ ロングフォーム(みじかめ) その②


 文学修練場、逆翻訳ハヤブサのお時間です。
 逆翻訳は翻訳作業の一種で、英語だと「バックトランスレーション」と言います。
 細かいハヤブサのうまみはその①の冒頭にまとめましたのでこちらをご覧ください↓

ハヤブサの遊び方(ハヤブサロングフォーム ver) 今回は、小説→短歌→小説→短歌 と2ループ繰り返すロングフォームVer。
 さらに「小説は140文字前後」「原作小説はひとりめが書く」としまし

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#逆翻訳ハヤブサ ロングフォーム(みじかめ) その①

#逆翻訳ハヤブサ ロングフォーム(みじかめ) その①


 私が大好き、逆翻訳ハヤブサのお時間です。
 逆翻訳は翻訳作業の一種で、英語だと「バックトランスレーション」と言います。

 この逆翻訳の仕組みを、日本語の中だけで遊んでみようというのがハヤブサの主旨です。日本語だけで翻訳作業的な楽しみを堪能するために、小説→短歌→小説……、とフォーマット越境をします。

 字数制限のある短歌の翻訳が間に挟まることで、情報が意図的に落とされます。その落ちた情報を

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とある小説を短歌に翻訳して、小説に逆翻訳して、また短歌に翻訳してを繰り返す #逆翻訳ハヤブサ ロングフォーム

とある小説を短歌に翻訳して、小説に逆翻訳して、また短歌に翻訳してを繰り返す #逆翻訳ハヤブサ ロングフォーム

ことの発端 このような記事を投稿した。要は「私たち以外の誰かも、ハヤブサやってみませんか」ということを発信したのだ。

 するとあれよあれよと「一緒にやりたい」という方が集まり、かようなこととなった。

 こんなスタートが、2022年5月のこと。そしてやがて時は経ち、現在2023年、長き時を経て完成した「ハヤブサロングフォーム」。
 偶然インプロがご縁の方たちが揃ったのでインプロのフォーマットの名

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とある小説を→短歌に翻訳して→小説に逆翻訳したら、こうなる。(#ハヤブサの群れ やりました。)

とある小説を→短歌に翻訳して→小説に逆翻訳したら、こうなる。(#ハヤブサの群れ やりました。)

はじまりハヤブサの遊び方 #ハヤブサの群れ verさっそくハヤブサで遊んでみる① あつまったものずき: みやり と 立夏 と ゆきんこ(New!)

②一人が青空文庫にある小説を短歌に翻訳し残る二人に伝える

ゆきんこが原作小説を短歌にしたもの

短歌をもらった時点のみやりの分析

みやり:
字余りの溶けるまでと溢れる震えが繋がるように感じる。ダイナミックな感情の波形。
 あとは白い息から冬、また

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とある小説を→短歌に翻訳して→小説に逆翻訳したら、こうなる。(#ハヤブサの群れ やりました。)

とある小説を→短歌に翻訳して→小説に逆翻訳したら、こうなる。(#ハヤブサの群れ やりました。)

はじまりハヤブサの遊び方 #ハヤブサの群れ verさっそくハヤブサで遊んでみる① あつまったものずき: みやり と 立夏 と ゆきんこ(New!)

②一人が青空文庫にある小説を短歌に翻訳し残る二人に伝える

ゆきんこが原作小説を短歌にしたもの

短歌をもらった時点の立夏の分析

立夏:
 上の句が息→ささやき→言の束と、言葉それも音声発話系と思われる表現が続くことが特徴下の句にも叫びというものが

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#逆翻訳ハヤブサ ロングフォームやります。

はじめに(お誘いの反響)先日情熱に身を任せてこのような記事を投稿したところ

一日ほどであっという間に手を挙げてくれる方が集まりました。
何事もやはり言葉にしてゆくものですね。

実をいうとこのような記事を書いたとて、すぐ反応があるとはまったく思っておりませんでした。何度かnoteをリツイートするも目立った反応がなく、数か月後にいつかどこかのどなたかが遊んでくれるのを検索して見つけたりできたら……

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ハヤブサで遊んでくれる人募集(遊びのお誘い)

ハヤブサで遊んでくれる人募集(遊びのお誘い)

おはようございます。今日もよい一日を。
私はこのエントリーを10分以内に書き上げることをなぜか決めてしまいました。そんなわけでいつもより文章がさらに情熱ばかりの文面になるであろうことお許しください。現在8:05

このnoteは募集というかお願いというかオススメというか遊びのお誘いです。遊ぼうよ!!

お誘いの内容ハヤブサという遊びが楽しいのでよかったら遊んでみてくれませんか。
以上。

ハヤブサ

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泉鏡花「外科室」を→短歌に翻訳して→短歌だけ読んで戯曲に逆翻訳したらこうなる◎小説→短歌→戯曲をつくるバックトランスレーション
「ハヤブサ」

泉鏡花「外科室」を→短歌に翻訳して→短歌だけ読んで戯曲に逆翻訳したらこうなる◎小説→短歌→戯曲をつくるバックトランスレーション 「ハヤブサ」

ハヤブサの遊び方① ものずきがふたりあつまる
② 好きな小説をえらび小説→短歌に翻訳
③「元の小説がなにか」を知らせずに交換する
④ お互いの短歌だけをよんで短歌→戯曲に逆翻訳(バックトランスレーション)
⑤ ④の完成小説と②でえらんだ小説タイトル(翻訳元ネタ)を発表し合う。
⑥ 相違点をたのしむ

さっそくハヤブサで遊んでみる① あつまったものずき: みやり と 立夏

② 泉鏡花「外科室」を→

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太宰治「川端康成へ」を→短歌に翻訳して→短歌だけ読んで戯曲に逆翻訳したらこうなる◎小説→短歌→戯曲をつくるバックトランスレーション 「ハヤブサ」

太宰治「川端康成へ」を→短歌に翻訳して→短歌だけ読んで戯曲に逆翻訳したらこうなる◎小説→短歌→戯曲をつくるバックトランスレーション 「ハヤブサ」

ハヤブサの遊び方さっそくハヤブサで遊んでみる① あつまったものずき: みやり と 立夏

② 太宰治「川端康成へ」を→短歌に翻訳(小説選・短歌作:立夏)※「川端康成へ」未読の方は先に目を通していただいてから続きを読んでいただくことをお勧めします。(→青空文庫:太宰治「川端康成へ」)
※ 読んでなくても、大丈夫です。

太宰治「川端康成へ」を立夏が短歌にしたもの

③「元の小説がなにか」を知らせずに

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坂口安吾「白痴」を→短歌に翻訳して→短歌だけ読んで戯曲に逆翻訳したらこうなる◎小説→短歌→小説をつくるバックトランスレーション「ハヤブサ」

坂口安吾「白痴」を→短歌に翻訳して→短歌だけ読んで戯曲に逆翻訳したらこうなる◎小説→短歌→小説をつくるバックトランスレーション「ハヤブサ」

ハヤブサの遊び方① ものずきがふたりあつまる
② 好きな小説をえらび小説→短歌にトランスレーション
③「元の小説がなにか」を知らせずに交換する
④ お互いの短歌だけをよんで短歌→小説にバックトランスレーション
⑤ ④の完成小説と②でえらんだ小説タイトル(トランスレーション元ネタ)を発表し合う。
⑥ 相違点をたのしむ

さっそくハヤブサで遊んでみる① あつまったものずき: みやり と 立夏

② 坂

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ヘミングウェイ「老人と海」を→短歌に翻訳して→短歌だけ読んで小説に逆翻訳したらこうなる◎小説→短歌→小説をつくるバックトランスレーション
「ハヤブサ」

ヘミングウェイ「老人と海」を→短歌に翻訳して→短歌だけ読んで小説に逆翻訳したらこうなる◎小説→短歌→小説をつくるバックトランスレーション 「ハヤブサ」

ハヤブサの遊び方① ものずきがふたりあつまる
② 好きな小説をえらび小説→短歌に翻訳
③「元の小説がなにか」を知らせずに交換する
④ お互いの短歌だけをよんで短歌→小説に逆翻訳(バックトランスレーション)
⑤ ④の完成小説と②でえらんだ小説タイトル(翻訳元ネタ)を発表し合う。
⑥ 相違点をたのしむ

さっそくハヤブサで遊んでみる① あつまったものずき: みやり と 立夏

② ヘミングウェイ「老人

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サキ「第三者」を→短歌に翻訳して→短歌だけ読んで小説に逆翻訳したらこうなる◎小説→短歌→小説をつくるバックトランスレーション 「ハヤブサ」

サキ「第三者」を→短歌に翻訳して→短歌だけ読んで小説に逆翻訳したらこうなる◎小説→短歌→小説をつくるバックトランスレーション 「ハヤブサ」

ハヤブサの遊び方さっそくハヤブサで遊んでみる① あつまったものずき: みやり と 立夏

② サキ「第三者」→短歌にトランスレーション(小説選・短歌作:立夏)※「第三者」未読の方は先に目を通していただいてから続きを読んでいただくことをお勧めします。(青空文庫:サキ「第三者」)読んでなくても、大丈夫です

サキ「第三者」を立夏が短歌にしたもの

③「元の小説がなにか」を知らせずに交換する

④ お互

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