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へっぽこ社会人 過去の自分の失恋エピソードに慰められ、また失恋を消化(昇華)するために戻ってきました

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へっぽこ社会人 過去の自分の失恋エピソードに慰められ、また失恋を消化(昇華)するために戻ってきました

マガジン

  • バルセロナの中心で愛を嘆く

    バルセロナの中心で愛を叫ばなかったし、叫ばれなかった。代わりに失恋した。そんな私の立ち直るまでの記録。書いて消化、昇華、なんなら消火したい。

最近の記事

「一緒に生きていきたい」と思ってしまったから沼が深い

バルセロナで振ってきた男のことが、好きだったかと言われると正直ピンと来ない。振られたから、「べ、別に好きじゃねーし(汗)」と小学生男子みたいに強がってるわけではない。なんというか、本当に「好き」とは違うんだ。 彼は、私が自分から好きになるタイプとは違っていた。顔やファッションは苦手ではないけど好みでもない、そもそも年上じゃない、ちょっと社畜なくらい仕事熱心な人に惹かれがちだけど全然違う。チャラそうで私とは合わないかな、くらいの印象まで抱いていた。 でも、時間を重ねるうちに

    • 「痩せた2kg分、パエリア食べれたのにね」と共感してくれる友達が最高

      失恋で 改めて知る 友の愛 どうしようもなく失恋モードだった私は、何人かの友人に報告していた。LINEでも相談に乗りつつ「おいしいもの食べ行こー!」と声かけてくれる子、「高い酒飲もう、チーズフォンデュで温まろう」と言ってくれる子、LINEで丁寧に話を聞いてくれる先輩…色々だ。わいわいと「愚痴るぞ!食べるぞ!飲むぞ!」ってなるのはたいてい同い年の女友達だけど、連絡取って話を聞いてくれる中には性別も年齢も問わない友人がいて、本当にありがたい。 付き合ってもないのに別れ話をした

      • 香水は「Forget Me Not」のメッセージ

        forget-me-notという単語をご存知ですか?尾崎豊はじめ歌の名前になっていたり、ブランド名になっていたりするので、実は知られているのかもしれませんが、恥ずかしながら私は知りませんでした。 勿忘草の英名とのこと。未練がましくて好き。 バルセロナで振られる前、私はイタリアを旅していた。1番の目的と言っていいほど楽しみにしていたのは、カプリ島。ローマよりももっと南にある、青い空に青い海が綺麗な島。旅の第一目的という、高すぎる期待値をかけられたカプリ島は、それでも楽々と期

        • 花恋みたいなお別れをした

          「花束みたいな恋をした」みたいなお別れをした。精いっぱい主人公ぶって、精いっぱいカッコつけて、精いっぱい「私たちの物語は美しかったんだ」と思えるようなお別れをした。 「バルセロナ失恋」と呼んでいるものの、失恋の本番は旅行を終えた帰国後だった。 「旅行中に振られる」という特殊事情で、失意の中でも旅行を続けなきゃいけないというのはなかなか過酷でキャッチーでもあるので、そう呼んでるだけ。ただ、「旅行中だからしっかりしなきゃ」というプレッシャーが、ある意味救いでもあった。本当につら

        • 「一緒に生きていきたい」と思ってしまったから沼が深い

        • 「痩せた2kg分、パエリア食べれたのにね」と共感してくれる友達が最高

        • 香水は「Forget Me Not」のメッセージ

        • 花恋みたいなお別れをした

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        • バルセロナの中心で愛を嘆く
          7本

        記事

          バレンシアで号泣サイクリングする女

          バルセロナで振られた翌日は、南の街バレンシアに向かう予定だった。当然寝つきは良くなくて、朝も早いから睡眠時間は足りなくて、起きたら来ていた私を振った男からのLINEにも納得できなくて、昨夜からの悲しみはずっと付き纏っていて、簡単にいうとコンディションは最悪だ。ぼんやりした頭で、でも長距離電車に乗り遅れないように向かうことに必死だった。 ぼんやりしているので、覚えたはずの道を間違えたり、地下鉄の乗り換え案内が全然頭に入ってこなかったり、イライラヒヤヒヤしながらも、昨日ぶりのサ

          バレンシアで号泣サイクリングする女

          過去の自分の失恋noteに救われたので、今日も私は失恋をnoteにつづる

          先日書いたバルセロナ失恋、バルセロナ当日の話だけじゃなくて、それ以降の心の浮き沈みも、いくつか記事にしたいと思ってる。一連のバルセロナ失恋物語として。 たぶん私は、失恋する度に文章にまとめて、読んでくれた人に細々とスキをもらって、ちょっとだけ満足感や達成感を得ることが、1番の立ち直り方法なんだと思う。そう思ってたぶん今までも書いてきたけど、さらに今回は、「いつか読む自分自身を励ます効果がある」ということにも気づいた。 1年以上、noteは何も更新していなかった。購読してる

          過去の自分の失恋noteに救われたので、今日も私は失恋をnoteにつづる

          幸せな街バルセロナを一人旅中に振られた女

          一人旅中のバルセロナで振られた。 意味がわからないと思うのでしっかり書くと、一人旅中のバルセロナで、時差と距離を乗り越えて雑談するために電話していた、まるで彼氏のような距離感の男に、「付き合う気はない」と言われた。 しっかり書いたら余計に意味がわからない。 1年近くデートしていた。ここ数ヶ月はまるでカップルみたいなデートをしていた。日々のささいな幸せも失敗も、綺麗な景色も、読んだ本も見た映画も、それらを通して感じ考えたことも、全部伝え合っていた。 「寂しいね」と言い合って私

          幸せな街バルセロナを一人旅中に振られた女

          「いいねありがとう」と言われると返信したくない

          マッチングアプリの悩みあるある、「初手で何と送るか」問題。 あまりにも「はじめまして、〇〇といいます。●●って呼んでください!優しそうな雰囲気が素敵だと思っていいねさせていただきました。まずはメッセージから仲良くできると嬉しいです!2枚目のお写真素敵ですね、海が好きなんですか?旅行のお話とか聞いてみたいです!」みたいなテンプレ教科書通りが来るとなんとなくモテなさを感じたり面倒くさくも思ってまうし、でも逆に「天国と地獄、どっちに行けると思う?」とか、奇をてらい過ぎた挨拶には冷め

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          会う約束はテンポが9割

          新書みたいな煽りタイトルですみません…笑 いやこれ新書のことも煽ってますね、重ねてすみません…笑 が、あながち間違ってないと思うのです。 マッチングアプリで「会いましょう」となってからのテンポが悪いと、私は急速に冷めてしまう。「今夜会えないかな」くらいの軽さでアプリを開いてマッチし「会いましょう」となったにもかかわらずテンポの悪さで冷めてやめたことが3夜連続であった。 その理由なんかを深掘ってみる。 まずは具体例、テンポが悪いとはどういうことか。 ①テンポが早く、ちゃ

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          会う約束はテンポが9割

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          奢る奢らない論争は放っておくけど、「適当に頼んでいい?」という人には多く払ってほしい

          奢る奢らない論争、デートといえば付きまとう話題だ。私は奢られれば素直に嬉しい気もする(金銭的にというよりは、「奢ってくれるってことは多少は気があるのかな」という感じ)し、だからと言って奢られなくても別にショックを受けたり怒ったりはしない。基本的には。 ということでこの論争に深入りするつもりはない。だいたい、ツイッター上などでの論争は、論点が入り乱れていて(女性はデートにお金がかかっているとか、ジェンダー平等とか、パパ活ややりもくなど目的の違いとか、常識としてなのかモテるため

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          相対性の中で自分が見つかるから、多様なコミュニティがあると楽しい

          私は時に読書家になり、時に全然本を読まない人になる。時に映画好きになれば時に全然映画を知らない人になる。時に旅行好きになれば時に海外旅行経験が少ない人になる。時に好奇心に従って生きている人になれば時に慎重派になる。時に論理的であれば時に感情的なタイプでもある。 性格というのは相対的なもので、所属しているコミュニティによって自他共に認識が変わる。会社の同期と話していると、「私って全然本読んでないな」と日々感じる。あの人は普段あんなに読んでるのか、あの人はもうあの最近出た本を読

          相対性の中で自分が見つかるから、多様なコミュニティがあると楽しい

          不意に訪れた25歳の万能感は、あっけなく揺らぐ

          「(大卒の場合)社会人3〜5年目くらいの20代後半、万能感を抱きがち」というのを何かで目にしたことがある。人生常にバタバタしているし、社会人1〜2年目なんてほんとに何もできていない気がしてたから「んなわけあるか」と驚いた記憶がある。 実際、社会人3年目のスタートは万能感と真逆の「圧倒的無力感」を痛烈に感じていた。「仕事が忙しい」という大義にかまけて、プライベートを充実させられていない罪悪感がまとわりついていた。そんな時に仕事でも壁にぶつかると「私って何もないじゃん」と絶望し

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          東京砂漠の、ささやかな私の居場所

          「東京砂漠のオアシス」、ガッキー主演のドラマ「獣になれない私たち」に登場するクラフトビールバーのキャッチフレーズ。当時大学生で東京にすら住んでいなかったくせに私は、なぜかものすごくその言葉に惹かれた。東京が砂漠なのかも、仕事がどれくらいつらいのかも、何もわからなかったけど、そんな拠り所が欲しいと漠然と思った。 東京砂漠で社会人を始めて3年目、私はオアシスを見つけつつあった。コーヒースタンド、ガパオのキッチンカー、ヨガスタジオ。そこで提供されるカプチーノやガパオライスやヨガの

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          玄関で服を脱ぐ。一人暮らし私の清潔ルール

          コロナの流行初期に取り入れてとてもよかった清潔のルールがある。玄関で服を脱ぐこと。一人暮らし、かつ、めったに人を家に入れないからこそできる習慣ではあると思うが、おすすめなので可能な方は取り入れてみてほしい。 やり方は簡単、帰宅したら服を脱ぎ、下着になる。私の基準としては外気に触れるものを脱ぐということなので、例えば重ね着で中に着ていたTシャツとかスカートの中に履いていたタイツとかは脱がなくてよい。上澄みを取る。 脱いだ服は、洗えるものはそのまま洗濯カゴへ(洗面所が玄関に近

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          口と脚を閉じて目を開ける! 2023年の目標

          昨年途中くらいに気づいたことがある。諸悪の根源は普段から無意識に口を開けている(口呼吸している)ことだと。口の渇き、口臭、唇の分厚さ、唇の乾燥、いびき、眠りの浅さ、口角が下がっていて不機嫌そうな表情。どれもそれぞれに、ばらばらに悩んできたことだけど、全ては「口を開けている」という一点に通じていた。 昔から出っ歯が悩みだった。写真を撮る時などふとした拍子に口を閉じたつもりでも微妙に開いている、唇が歯に引っかかるから。球技をしていて取り損ねたボールが歯に当たる瞬間は本当に恥ずか

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          素敵な一夜の思い出と、その謎の答えはあいみょんが知っている

          素敵な夜を過ごした。ただ単に遊ばれただけと言えるかもしれないけど、私にとっては経験できてよかった一夜だった。ものすごくモテるはずの男に大切に大切に扱われる夜は、一生に一夜くらいあってもいいだろう。神様、運命、ありがとう。 とある出会いの場に、ちょっと年上でイケメンで丁寧な挨拶をするその完璧男が現れた。「なんでこの人はこんなところにいるんだろう」と思いながら話を聞いていた私は気づけば口説かれている。「肌が綺麗だね」、絶妙なライン。「かわいい」「スタイルいいね」、そんな言葉を一

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