【言葉】は相手の感覚を知るためのほんの一部でしかない
言葉ですべてが伝わるか
その言葉は、自分が思っていること、伝えたいことをどのくらいの純度で発信されているでしょうか。
発信している当人が全て伝わっていると思っていたり、
受け取る側が全て理解していると思っていたり・・・
そう考えると、自分が伝えようとしていることが全て伝わるというのは、
ほぼ困難なことなんじゃないかなあと思っています。
伝わるシステム
いくら自分がそのものごとに正当性を感じていたとしても、
それを「どのように話そう」と思うか、
という脳のプログラミングから始まって、
口を動かすシステム、
相手の聴覚システム、
そして
相手の認知システムという、
ざっくり4つのシステムを介して初めて伝達されるのが伝えたいことの情報です。
なので、むしろ言葉で相手に言いたいことが伝わるというのは、すごいことなんじゃないかなと思っています。
とはいえ、私たちの主な共通のコミュニケーション手段は言葉ですので、それをうまく使うことができる人ほど、コミュニケーションに長けていると言えるでしょう。
【言葉】だけでなく伝わるもの
淡々と情報を伝えるアナウンサーの方が発信する情報からは、
ものごとの事実が得られます。
スポーツを実況するアナウンサーの方が発信する情報からは、
その場の臨場感が感情とともに伝わります。
同じ言葉でも、
どのように伝えるかで受け取る側のインプットも変化します。
今回、私が伝えたいこと
毎日noteのテキストで書いていることは、
始めは自分の考えを書き留める目的のみにフォーカスしていました。
最近は自分の考えがどれほど伝わるのかにも
意識をして書くようにしています。
それでも、
人によってその言葉を普段どのように解釈しているのか、
その言葉を普段どのように使っているのかによって、
この言葉だったり、文章の解釈も違ってくると思うんですね。
なので、どんなにうまい文章だったとしても、
伝えたいことの純度を100%保ったまま、
目の前の人の脳内の認識レベルに届けるというのは、
かなりの至難の業だと思うんです。
そして、
その純度が100%に近ければ近いほど、
「気が合う」という状態だったり、
価値観が近い関係というように解釈されるんだと思っています。
自分が言いたいことをわかってほしいと思うのならば、
自分が相手に届きやすい言葉で届けるか、
相手がどのような価値観にあるのかを理解するか、
その2つなんじゃないかなあと思っています(^^
今回は『【言葉】は相手の感覚を知るためのほんの一部でしかない』について書かせていただきました。
また、あしたね(^^)/