"型にはまる''ことの裏に隠されている大切なこと〜型がなければ型破りもできない〜
型にはまる
『型にはまる』という言葉があります。
辞書で調べてみると、
決まりきった形式や方法通りのもので、
個性や独創性がない。
既に決まりきった、『型』というシステムがあって、そこからはみ出ないことを、型にはまると表現するようです。
つまり、何らかのレシピのようなものがあって、それを見れば何となく形になる。
初心者でもある程度のクオリティーで表現ができるためのもの。
そう解釈しています。
型にはまる = 初心者
そう、
型にはまるというのは、
初心者の状態であると言えるでしょう。
初心者は、
決まりきった方法を遂行することも場合によっては難しいですよね。
だからこそ、まずは型にはまることができるかが第一歩になります。
料理の初心者はレシピ通りに作ったとしても、その通りに完成できるとは限りません。
そして調味料を測る、時間を測るということが必要になってきます。
脱・初心者
レシピを見なくてもレシピ通りにできることができれば、それは中級者と言えるでしょう。
時には『もっとこうした方がいい』という個性が芽を出したりします。
つまり、『型破り』が始まります。
となると、全ての人に、全ての領域に初心者は存在して、むしろその時期は重要だということです。
なぜなら、型がなければ型を破ることができないからです。
なぜ型を破ることが重要かというと、破った後にまた『型』を創るプロセス必要になるからです。
そして『型』を創るプロセスというのは、それがどのような『型』であろうが共通しているということです。
『型』のプロセスがなぜ重要なのか
『型』を創るプロセスにはどのような要素があるかというと、『試行錯誤』と『中長期的なプロセス』だと思っています。
すなわち、近道だったり、コツだったりを使うことで手に入るモノじゃないということですね。
そのように手軽に手に入れたものというのは、むしろ長く・広くは役に立たないことが多いです。
ゲームの攻略本で得た知識は他のゲームでは使えませんし、算数の解き方のコツは社会では役に立ちません。
あたかも『型』はレシピ通りで独創性がないもののように表現されがちですが、それを習得する過程や、それを破る過程に本来の重要性が隠されているんだと思っています^ ^
今回は『"型にはまる''ことの裏に隠されている大切なこと〜型がなければ型破りもできない〜』について書かせていただきました^ ^
また、あしたね😊✨