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普段は北海道で音楽活動をやってます。色々モノを書くのも大好きです。 毎週金曜更新:コラム「特撮ヴィラン語り」 その他小説作品「錬金術師」シリーズ不定期に連載中 HP:https://tk580810.wixsite.com/matthew0810

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  • 特撮ヴィラン語り(401~)

    数々の特撮作品に登場する悪役キャラクターについて自分なりに解説しております。

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    • 特撮ヴィラン語り ~その450 コックローチ・ドーパント/伊刈~

      人類の大半が恐らくは大嫌いであろう生物、ゴキブリ。 そのゴキブリがもし怪人となって襲い掛かってきたら、もう逃げるしかありませんよね?ホラーですもんね? ええ、出て来るんですよそういう怪人が「仮面ライダーW」に登場するコックローチ・ドーパント。まずはその姿なのですが、あまりにもリアルなゴキブリすぎて気持ち悪い。ツルッとした外骨格の表皮、足の部分に生えたびっしり毛のような細かいトゲ。細かい網目模様の羽根など、本物志向過ぎて本当に生理的な悪寒しか湧かないデザイン。 一説では、デザ

      • 特撮ヴィラン語り ~その449 マッドレックス~

        「爆上戦隊ブンブンジャー」もいよいよ後半戦。 メンバーたちの正体に迫ってみたり、新たに何かの不穏な野望が渦巻いている予感をちらつかせてみたり、終盤に向けて1つギアを上げてドラマが加速しつつあります。 そんな中でまさかの復活を果たしてドラマの盛り上げに一役買っているのが、このマッドレックスです。 ブンブンジャーと敵対するのは、大宇宙侵略大走力団ハシリヤン。宇宙のあちこちの星を縄張りにして走り回る暴走族のような連中です。 次の標的を地球に定め、悲鳴から生まれるエネルギー:ギャー

        • 特撮ヴィラン語り ~その448 人魂怪獣フェミゴンフレイム~

          歴代ウルトラシリーズから数多くの人気怪獣がリバイバルされて登場した「ウルトラマンメビウス」。 ですが、面白いのがただの再登場ではないということ。その大半は新しい能力や設定などを追加されており、どの怪獣も昔よりもパワーアップしたかのように描かれているんです。 その中から今回ピックアップするのが、このフェミゴンフレイム。 元は「帰ってきたウルトラマン」に登場したフェミゴンですが、今回は若干のフォルムチェンジと共に新たな能力を獲得し、名前も変わりました。 本来頭があるところがただ

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          50本
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          100本
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          100本
        • 錬金術師と狂犬症候群(レイビース・ナイト)
          28本
        • 特撮ヴィラン語り(101~200)
          100本
        • 錬金術師と千里眼(ブルズアイ)の亡霊
          25本

        記事

          特撮ヴィラン語り ~その447 ウェザー・ドーパント/井坂深紅郎~

          最近の特撮ヒーローのライバルキャラって、大体2つの方向のどちらかになると思うんです。 1つは普通に悪くてカッコいい、正々堂々としたライバル。敵ながらダークヒーロー感があるという感じですね。 もう1つがネタ枠。何か言動が気持ち悪かったり笑えたり、普通にカッコいいだけとは言い難いタイプの方です。 しかし今回登場するウェザー・ドーパントはその両方。カッコいいのに気持ち悪くて変態チックという稀有なキャラクターです。 登場するのは「仮面ライダーW」。風都にて小さな診療院を営む医師:井

          特撮ヴィラン語り ~その447 ウェザー・ドーパント/井坂深紅郎~

          特撮ヴィラン語り ~その446 ケシゴムロイド~

          突然ですが、個人的にデカい敵よりもミニミニサイズな敵のほうが厄介じゃね?って思う時があります。 ほら、家の中に虫が入って来た時ってなかなか捕まえられないじゃないですか。あんな感じで意外と退治に手こずってしまうというか。 実際特撮作品でも、そういう対処が厄介な敵っているんですよ。 「特命戦隊ゴーバスターズ」に登場したケシゴムロイドもその1体。敵幹部のエンターによってメタウィルスをインストールされた消しゴムが変化したコイツは、巨大化もせず消しゴムそのまんまの小さなサイズで誕生。

          特撮ヴィラン語り ~その446 ケシゴムロイド~

          特撮ヴィラン語り ~その445 ゲルニュート~

          日本の特撮ヒーローシリーズって、実は海外にもファンが多くいたりしまして。最近は特撮出演の俳優さんがよく海外のファンミーティングに呼ばれる機会が増えてきてるんです。 作品人気ももちろん高いですが、そこで一つご紹介したいのが「仮面ライダー龍騎」。平成仮面ライダーシリーズの第3作ですが、実は後に海外ドラマとしてリメイクされた「KAMENRIDER DRAGON KNIGHT」という作品があるんです。 元々の「龍騎」は、己の願いを叶えるために仮面ライダー同士が戦うサバイバルバトルの

          特撮ヴィラン語り ~その445 ゲルニュート~

          特撮ヴィラン語り ~その444 グローブグルマー~

          突然ですが、スーパー戦隊シリーズって時々「どうした?」って言いたくなる頭の悪いお話が出て来るのが恒例行事です。 よくあるのはメンバー同士の心と体が入れ替わったというパターンですが、同じくらい頭が悪いのがスポーツ対決。戦隊チームと悪の怪人チームが文字通りスポーツで勝敗を決めるという展開です。 どうせ最後ルール破るクセに何がしたいんでしょうね悪役の方は以前に「機界戦隊ゼンカイジャー」に登場したテニスワルドによる、「テニスの王子様」を思いっきりパクった超次元テニスを語ったことがあ

          特撮ヴィラン語り ~その444 グローブグルマー~

          特撮ヴィラン語り ~その443 守護神獣ザバンギ~

          放映から55年以上が経っても、今なお人気の高い「ウルトラセブン」。 平成に入っても様々な続編が制作されており、それらは「平成ウルトラセブン」というシリーズでくくられております。 ただこれ、結構賛否両論がスゴいんです。 何が問題かと言うと、話が鬱展開過ぎたというもの。「地球人は本当に善なのか?」という疑問を呈した結果、なんと地球防衛軍が古代人:ノンマルトの一族を滅亡させたという過去の事実を隠蔽していたという衝撃の展開を迎え、ウルトラセブンがそんな地球人のために戦うことの正しさ

          特撮ヴィラン語り ~その443 守護神獣ザバンギ~

          特撮ヴィラン語り ~その442 電鼠怪獣ネズドロン~

          2024年開始となった「ウルトラマンアーク」。今回は令和の世にありながら、どこか懐かしい昭和シリーズの雰囲気を漂わせるウルトラマンの登場でございます。 この辺は結構メイン監督のこだわりがあるらしいのですが、最近でなかなかこういったカラーの作品ってなかったので、逆に一周回って新鮮に感じられるのが面白いもんですね。 もちろん、怪獣たちもそういった懐かしいテイストが多め。どこか可愛くて愛嬌のある見た目です。 分かりやすいのは恐らくこのネズドロンではないでしょうか。 電気でネズミ

          特撮ヴィラン語り ~その442 電鼠怪獣ネズドロン~

          特撮ヴィラン語り ~その441 仮面ライダードラド/グリオン~

          いよいよクライマックスに突入した「仮面ライダーガッチャード」。 ラスボスが誰になるのかいい意味で読めない展開でしたが、どうやら今回はこのキャラで決まりのようですね。 錬金術を私欲のために利用する悪の錬金術師:グリオン。その目的はただ一つ。黄金郷――エルドラドの創造です。 そこ、ただの黄金大好きオッサンというイジリはやめなさい確かに錬金術というぐらいですから、そりゃまあ純金属をいかにして生み出すかっていうルーツなのは分かりますよ。金はその中でも最も価値の高いものですから。 た

          特撮ヴィラン語り ~その441 仮面ライダードラド/グリオン~

          特撮ヴィラン語り ~その440 スフィア究極獣マザースフィアザウルス~

          「ウルトラマンダイナ」放映25周年を記念してオマージュをふんだんに盛り込んだ「ウルトラマンデッカー」。 その劇中における敵も「ダイナ」と同じく、地球人類の宇宙進出を阻もうとする宇宙生命体スフィアでした。 地球全土を強力なバリアで覆い尽くし、物理的に地球を閉鎖するスフィア。その大ボスとして最終回に登場したのが、このマザースフィアザウルス。 率直に思いました この着ぐるみデカすぎて動けないんじゃないかと(メタ発言やめろ)もうホントにデカいんですよ、何もかも。手足もぶっといしも

          特撮ヴィラン語り ~その440 スフィア究極獣マザースフィアザウルス~

          特撮ヴィラン語り ~その439 ギフデモス/赤石英雄~

          「仮面ライダーリバイス」は、割と話を掘り下げていくと敵となる勢力が割とコロコロ変わっていった物語ではありました。 最初は悪魔ギフを崇拝する犯罪組織:デッドマンズが敵だったんですが、早々に組織が壊滅するとその幹部であるオルテカを秘密裏に支援し、自らの目的のために利用していた黒幕が行動を開始します。 その黒幕とは、何とデッドマンズなど悪魔ギフに連なる勢力に対抗するために作られた政府直属の特殊部隊:フェニックスの長官である赤石英雄。 出てきた瞬間から怪しさを微塵も隠す様子がない不

          特撮ヴィラン語り ~その439 ギフデモス/赤石英雄~

          特撮ヴィラン語り ~その438 ラ・バルバ・デ~

          平成仮面ライダー第1作「仮面ライダークウガ」。どこまでもリアル志向でサスペンスの要素が強かったこの作品の中で、一番異質だったキャラがこのラ・バルバ・デでした。 というのも、彼女は決してクウガと戦うことがないんです。あくまでも淡々と戦況を見守っているだけで、人間に危害を加えるでもなく、ただじっと見ているだけ。あまりにも謎の多い美女だったのです。 人類を獲物にして独自のルールに則り殺人ゲームを繰り返す古代の怪人種族:グロンギ。その中でラ・バルバ・デはいわば審判役の立場。彼女の許

          特撮ヴィラン語り ~その438 ラ・バルバ・デ~

          特撮ヴィラン語り ~その437 邪願獣スネークダークネス~

          平成後期以降のウルトラマンシリーズの中でも、個人的に一番異色だと思うのが「ウルトラマンR/B(ルーブ)」。 というのも、基本的に舞台はのどかな下町であり、防衛チームは一切登場せずひたすらベタで懐かしいホームドラマをやっているという、ある意味ウルトラマンらしさを徹底的に排除したとも言える作風だからなんです。 その劇場版でも、とにかくその異色さは貫かれていました。 物語の軸になるのはウルトラマンロッソに変身する主人公:湊カツミ。家業である衣料品店を継ぐために野球選手の夢を断念し

          特撮ヴィラン語り ~その437 邪願獣スネークダークネス~

          特撮ヴィラン語り ~その436 ウィールマルガム/黒鋼スパナ~

          平成以降の仮面ライダーシリーズで必ず注目されるのが、いわゆる2号ライダー。主人公ではないものの、ストーリーの軸を担う存在として話を牽引する重要なキャラです。 現在放送中の「仮面ライダーガッチャード」に登場するエリート錬金術師:黒鋼スパナ。 まだまだ半人前の主人公:一ノ瀬宝太郎たちには厳しいものの、類いまれな才能と腕前を持ち、自ら制作した銃剣型アイテム:ヴァルバラッシャーでヴァルバラドという姿に変身。 馴れ合いこそしないものの、ガッチャードたちの味方として彼らと共に戦うクール

          特撮ヴィラン語り ~その436 ウィールマルガム/黒鋼スパナ~