「同棲してから結婚するか、結婚してから同棲するか問題」の実体験を書いてみた
「結婚してから同棲するか、同棲してから結婚するか否か問題」を前回書いた…んだけれども、どうにも一番に伝えたいメッセージが強すぎて長くなりすぎたので、今回はかなり実態について迫って書いてみたいと思う。
この話の前提として、わたしは「結婚してから同棲した」タイプのほうです。
ではじゃんじゃんいきます。
まず、「ずっと一緒にいると、お互いの知らなかった面がありありと見えてきてしんどくない?」問題。
これについては、今のところ全然ない。
一番大きいのは共働きという点だと思う。土日は一緒にいるものの、絶対にその日は一緒に過ごそうなどの取り決めもない。タイミングが合えば一緒に過ごしてご飯を食べるし、双方したいことがあればそちらを優先している。わたしだったら美容院とか眉毛サロンとか、そういうのは一番優先。笑
実際、彼は今日友人たちとビアガーデンに行っている。わたしはその間勝手に一人分のご飯を作り、本を読んだりnote書いたり気ままにしている。
これが果たして今後、吉と出るか凶と出るか、といった感じなのだが、わたしたち双方しばられたくないタイプなので、何か問題が生じたときまでとりあえずこのままでいこうと思う。
次に、「育ってきた環境が違うので、そのたびにけんかや気まずさはあるか」問題。
生活習慣のすり合わせだが、これについては無理に変えたりもしていない。例えば生活リズムの例でいくと彼のほうが夜型で、わたしは朝型。これは特に相手に合わせたりもしていない。朝わたしは目覚めたらそのまま起きて、朝食を食べ(彼は食べないし、そもそもその時間は寝ている)、洗濯物をしたり本を読んだり。彼は逆に昼前に起きて、夜は映画を観たりすることも。晩ご飯は一緒に食べられる時は一緒に食べている。
ちなみに、こだわりのない生活習慣は今のところ相手のこれまでを尊重している。
例えば洗濯物の干し方。わたしは洗濯物は取り込んだら一枚ずつ畳んでいくスタイル。一方で、彼はハンガーにつったら、つったまま部屋に取り込んでそのまま部屋にかけていく。わたしは日常のささいなことはこだわりのない大雑把な性格なので、これも相手に合わせている。
これはこだわりがあればあるほど厳しいかもしれないですね。昔、知り合いが同棲した時に食器の水切りかごに置く皿の向きなどが一つ一つ決まっていて、それで別れてしまったというのがあったので、自分や相手がそういうこだわりの強いタイプであれば、結婚する前に同棲したほうがいいと思う。
あとは「家事の分担が偏らないか」問題。
これは、わたしたちの場合は現段階で偏っている。私の方が割合として大きい。もともと、ルンバやドラム式洗濯機など省略できるものは省略しているが、料理や洗濯はわたしがするパターンが圧倒的に多い。食器洗いもわたしがほぼしている。
割合的に多いな~とは思うものの、家賃などの負担は彼であることと、感謝の言葉をちゃんと言ってくれることは大きい。ただ、これは私が金銭的負担の割合と、家事負担の割合を同等に比べられているからできることであって、人によっては捉え方が大きく違うと思う。
シビアに考えれば、家事をするって一応時間を切り売りするってことだし。だから、わたしの中で負担が大きいと認識している家賃を出してもらう変わりに、わたしは家事の割合を負担しますよ、と納得できるのでこれはうまくいっている。わたしたちは共働き夫婦だし、子どもも今いないのでしばらくはこれで双方納得できるかなと思っている。
とまあ、こんな感じですかね。こまかいすり合わせって一つ一つ考えていくとキリがないと思う。わたしは付き合ってから1週間ごとに「付き合って●週間だけど、気付いたこととか直したほうがいいところってあったりする?」とふとした時に聞いたりする。笑
これは、「直さなければいけないところはあるのかな」という強迫観念とかでは一切なく、単純に相手がわたしと暮らしてどう思っているのかというのが気になるのだ。笑
実際、彼も気付いた忌憚のない意見をくれる。が、今のところささいなことで、かつ自分のこだわりのない所なので改善するところは改善するし、わたしも直してほしい所はちゃんと言う。結局ためないことが重要なのかな、と今のところ思っているのでこれでやってみている。
やりながら修正するしかない。走りながら、考えるしかない。
不満がたまってからになると、時間がたっているから直すのも大変になりそうだし、不満がたまっているからこそ言い方もきつくなってしまいそう。
先手先手で今のところやっています。笑
でも基本は他人同士。生まれ育った環境が違うので、気長にいくしかないでしょう。
みんなはどんな工夫で同棲しているのかな。こういうのって、カップルの考え方が如実に表れそうで面白いだろうな~。