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【講座旅実況】人は人でしか磨かれない


生まれも育ちも違えば、価値観や考え方も一人ひとりみんな違う。この当たり前を受け入れることが本当に難しく、自分の生きづらさにブロックをかけてきた思考の癖だと最近気づくことができた。

今までは、自分だけが違う意見を伝えることや、自分だけが違う選択をすることに抵抗があったし、今もそんな状況に出くわすと内心ドキドキしている自分がいる。


"違いは間違いではない。"


これは、学びの師匠からいただいた言葉。


この言葉を自分のお守りにして人と関わるようになってから、随分気持ちが楽になっている。また、相手の話にも素直に耳を傾けられるようになったなと自分自身の変化を感じる。


今日は、外科医で小児科ドクターをしている仲間との1on1。名目は昨日のnoteにも書いたプロフェッショナルスピーチの相談ってことにしていたが、正直なところは、彼女の人生経験やどんな想いや葛藤を抱えてきたかを知りたいという私の好奇心からのオファー。彼女の感性に触れることができたら、また新しい角度から自分を知ることができるという確信があった。


違いを肯定的に受け入れられない頃の私は、彼女のような経歴をもつ方を目の前にした時、きっと幼少期から優秀で、学歴も経験も桁違いな方だと勝手に決めつけて、ただただ相手を凄い人扱いした質問や声がけをしていたはずだ。そのマインドでの関わりは、相手と同じ土俵に上がることすらせず、対等でいることを諦めていたのではないか、相手を理解することすらしようとしていなかったのではないかと激しく非難したくもなる。


"想いは伝播する。"


そんな人生経験が大きく違う私たちも、今回話して感じたことは、想いをもって一生懸命生きてきたこと。目の前の事にただただ一生懸命で、大切にしたい自分自身の想いや葛藤を分かち合う機会をもてずに苦しんできたこと。そんな共通項を見出すことができた。

そして、今、同じ学びの仲間として、自分の見ようとしてこなかった部分と真剣に向き合い、もがきながらも自分なりの正解に言葉を与え、人と想いを共有することに愉しみを感じている。互いに、自分と向き合う中で揺れ動く感情や、その中で得た気づきを伝え合うことで、いつもと異なる視点で自分を見ることができたし気づきも多かった。



"自己開示で相手を心に迎え入れる。"



医療と教育という全く異なる業界で生きてきた私たちだが、思った以上に、互いの想いや葛藤に共感し合った。こんなに共鳴し合えたのは、経験から得た成果や結果、評価をいっさい手放して、最初からすっぴんパジャマ会のような感覚で心を丸裸にして話ができたからではないかと分析する。更に、自分自身の経験から湧いた想いや葛藤を思い切って打ち明けてみたことが功を奏し、心の玄関を開いて互いに迎え入れることができた。


"素直にひけらかす。"


私は、前回の読書スピーチ課題で、自分の想いを素直に紡ぐことが、思いもよらない影響力を及ぼすと感じる経験をした。油断すると、自分をよく見せたいと思う振る舞いがちらついたり、無意識に何者かになりかけたりしそうになってしまう面があるのも意識できるようになった。その思考の癖を外していくため、実生活の中でも素直な感情を伝えたり、問いかけたりしながら過ごしているところだ。今日のようなセッションを、数多く行うことも成長をより加速させてくれる機会にもなる。


"うまくやろうとしない。
どうせ失敗するから笑ってあげるよ。"



今日の1on1で彼女に貰った言葉。


こんな言葉をもらってしまう自分自身は、まだ失敗を怖がっていることを認めざるを得ない。私の心を透かして見られてしまったかのような彼女の言葉に、内心ドキッとし、少々引き攣りながら笑って礼を言った。失敗するのは怖いし出来ればしたくない。でも、笑い飛ばしてくれると宣言してくれたその言葉には、彼女の人間性が感じられ器の大きさを見せつけてもらった気がして嬉しくなる。なぜなら、笑い飛ばすことって信頼関係が土台にないとできないことだから。この時点で、彼女とは共に切磋琢磨する仲間としての関係性がスタートした感じがして自分にも誇らしさが芽生え更に前向きな気持ちになった。


"早く行くなら一人で行け。
遠くに行くなら、みんなで行け。"



講師養成講座は、大人の青春道場。
全国各地から参加している仲間に、毎回エネルギーをいただく貴重な場。時間を共にする度に、関係性の深まりを感じられるワークや課題に取り組んでいる。


講師養成講座が始まって2ヶ月を終えた。振り返ると、課題に挑み続けながら、仲間と一緒に自分自身の可能性に期待する日々は充実しているなぁと満ち足りた感情が湧いてくる。
何を語っても否定されたり非難の対象にされないサポーターの気遣いや醸し出す雰囲気に加え、互いに利害関係が生じない関係性であることも、安心・安全な場づくりの土台になっている。


今思うことは、もっと主体的に人の想いに触れていき、心に汗をかかせて自分に向き合うことで、一ミリでも成長して新しい年を迎えたいということ。目の前の方の想いに触れることは、自分を磨くチャンスだ。講師養成講座で習得している感覚や感性を働かせて現実を生きることで、家族や友人と関わるときのマインドも変化している。今後更に、少しずつ現実も動き始めていくと密かな期待ももち始めている。


どこまで遠くまで行けるのだろう。

辿り着いた先の自分はどんな感情を抱くのだろうか。


新しい自分と出逢い続けると同時に、切磋琢磨している仲間の成長にも目を向け、日々、目の当たりにしながら自分を奮い立たせている。


"人は人でしか磨かれない。"


どんな環境で誰と過ごすのかが、大切な鍵を握っていると身をもって感じている。

講師養成講座という環境で一緒に過ごす仲間との関わりが日常になってきたが、馴れ合うことで自分を甘やかすことは避けたいと言い聞かせている。いよいよ180日間の学びも折り返し地点を迎えるが、常にフレッシュな気持ちを維持して、全力で学び続けていく。


今日は、プロフェッショナルスピーチについて、概要をまとめていくはずだったが、1on 1での想いの共有で得た気づきが意外にも沢山あったので、記録しておきたくなり取り留めもなく書き綴ってみた。


読んでいただいている方には、内面的な話で捉えにくい部分もあると思うが、最後までお付き合いくださったことに感謝!!


いつもスキ&フォローいただき
ありがとうございます☺️✨
今日もよろしくお願いします!


それではまた明日🧡



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