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「自分を変える習慣力」を読んで

こちらの本を読んで、素晴らしかったので感想まとめです。

ざっくり要旨

「習慣にすることは素晴らしい」
「イチローは素振りや睡眠8時間などの習慣を徹底してやり抜くことで偉業を達成した」
など、色んなところから「習慣は素晴らしい」という話を聞くが、
 ・習慣の何が素晴らしいのか?
 ・なぜ普通のことを続けるだけで成功できるのか?
 ・なぜ普通は続かないのか?
 ・どんな習慣を身に付ければ良いのか?
このようなことに理路整然と回答をくれます。

読んだら、間違いなく習慣を身に付けたくなるはず。
ということで、読んで→行動という、読書にとって一番重要な「アクションを起こす」というフェーズに、読者を自発的に連れて行ってくれる本書は
「名著である」と断言できる、そう感じnoteにまとめました。

習慣化には段階がある

前提として知っておくべき知識です。

習慣化には以下のステップがあります。
知らない→知ってる→できる→やっている

ほとんどの人がビジネス書を読んでも「知ってる」で終わってしまう。
(私も然り)
それを「無意識にやっている」という習慣として定着させるレベルに到達することで、ノウハウなどは意味を持ってくる、という事です。

習慣化の初期段階でもっとも重要なこと

習慣化せず、短期で諦めてしまう原因として、
「早い段階から結果を求めすぎてしまうこと」を筆者は指摘しています。

物事には、やり続けることで急激に成果が出始めるポイント
「ティッピングポイント」
があります。

大多数の人はこのポイントに達する前にやめてしまったり脱落します。

そのため、このポイントを超えるまでやり続けた人は成功者となるのです。

大事なことは、頑張らず、無理をせず、
「成果をあげること」ではなく「定着させること」に集中し、
日々粛々とそれをやり続けることなのです。

習慣化の3つの効果

①成果を出す効果
②コンディションを整える効果
③能力を上げる効果

なかでも、③の効果は驚異的です。
習慣によって脳の力が上がるのです。端的に言って、頭が良くなる。

物事に挑戦することや、特定の運動などにより、
脳内のニューロンが新しく強い形で結びつくことを促進し、脳の力が上がるのです。
しかもこれは、知力(IQ)だけでなく、洞察力、判断力、意志力など、
脳が関連する様々な力の向上を推進する、とのこと。

そう、習慣は才能を超えるのです。

スイッチとなる習慣の見つけ方

どうすればそのような習慣を身に付ける事ができるか?

そのためにはまず「そもそもあなたが本当にしたいことは何ですか?」と自分に問いかけます。
これが深掘りできていれば、芯からの継続力が生まれ、
習慣化しやすい、とのこと。

この「本当の目的」を明確化するため、以下のステップを実践します。

Step1 今後取り組んでみたいと感じている習慣を1つ挙げる(A)
Step2 Aを習慣化したいのは、何のため?(B)
Step3 Bが達成できたら、さらに何をしたい?(C)
Step4 Cが達成できたら、さらに何をしたい?(D)
Step5 Dが達成できたら、さらに何をしたい?(E)
Step6 あなたが本当にしたいことは何ですか?

上記のステップで、身に付けたい習慣をいくつか出したら、
最初にやる習慣を1つだけ決めます。
次にそれを毎日の具体的な目標にします。
その時は、以下ポイントに留意します。

・毎日続けられることを目標にする
・毎日できたかどうか明確にわかる目標にする

これで、1日の終わりに振り返ることができます。
ここでは「満点を取ること」が重要なのではなく、
「少しずつでもやっている自分に気づくこと」が重要なのです。

まとめ

本の中では、これ以外に具体的な習慣について様々な例を引用し、
習慣化すべきことのヒントを与えてくれます。

それらが、自分の目的や習慣を深掘りするためのヒントになるはず。

自分も早速「本当の目標の見つけ方」を実践してみます!

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