りこ

DVから自立していくまでを書きたいです。 よろしくお願いします。

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最近の記事

#43 空が高い

「不安がなかった訳じゃない。でも、離婚した日、あぁ、空が青いって感じたんだよね。」 というセリフが心に残っている。 なにかのテレビドラマだったような気がするけど。 へぇ、私も離婚することがあったら空を眺めようと、ぼんやり思った記憶がある。 そして、私も。 公正証書が出来た日に離婚届けを出してきた! 眺めた空は、空が高いって思ったなぁ。 心が軽くて軽くて、空までいけそうだった。 私の心の軽さを現したような空だった。

    • #42 公正証書ができた日

      別居準備と並行していたのが公正証書作り。 別居は主に正之が不動産屋を回り、内見に行き、家電などを買いに回るので、私は何もしませんでした。 私がしたことと言えば、高熱費や通信費の支払い口座を変えるくらいかな。   なので、公正証書作りは主に私が担いました。というか私のお金で弁護士相談もつけて、私が作りました。 決めたことは、 ☆私が家をもらう代わりに、退職金の分与は放棄。 ☆年金は分割。 ☆学資保険は分割せず子どものものとする。 ☆学資保険で賄えない進学資金は、その時に

      • #41 別居のスタートです

        ハワイのあと、性生活を拒否してから、正之はもう離婚しかないと思うようになりました。 私もそれを望んではいましたが、性生活をしない代わりに正之のお小遣いアップという方法で、しばらく家族を続けていけるなら、それでもいいなぁと、少し思っていたんです。 それはもう少し娘と一緒に過ごすには、正之にお金を稼いできてほしいからという、単なる金銭的事情でしたが。 でも、正之は別居の準備を始めました。 別居の準備をしながらも、まだ復縁したそうに、もっと幸せそうにしろみたいなことを要求し

        • #40 何もしなくても動き出した

          私の離婚の背中を押した4つのものについて、全て書きました。 私のされていることはDVだよと認めてもらったモラハラカウンセリング。 未来は明るいんじゃないかと思えてきた探偵事務所のアドバイス。 本当の気持ちに気付き、思い込みを手放し、不安を解消してくれた方眼ノート。 私の背中を押してくれたハワイ。 この4つを経て、私はどうしたか。すぐに離婚に向けて動き出したのか。 というと動き出してはおらず、私に触れないでと伝えただけです。 でも、それだけで、事態は勝手に動き出し

          #39 夜の生活を断った値段

          自分の心と体を大事にするために、夜の夫婦生活を断った結果、正之が私の浮気を疑いだし、執拗に追及しだしたことをは前回書きました。 もう一つの大きな変化はというと。 思い出しても最低だなと思うのだけど。 風俗に行くお金を要求されたのです。というか、それまでも拒むならお金を払えと、ずっと脅されてきたんですけどね。 女性が拒む時、本当にあなたには原因はないですか?自分を振り返ってみなくていいですか?と聞きたいもんやけど。 で、実際にいくら払ったかというと。 毎月六万円。

          #39 夜の生活を断った値段

          #38 旦那がストーカー!?

          私が正之に、もう触らないでくださいと伝えたあとどうなったか。 大きくは2つあります。 1つ目は、正之は私に男が出来たにちがいないという妄想に囚われて、常に疑い続け、苦しみ出したのです。 一番呆れたのは、離婚の相談をしていた弁護士さんが男性だったので、弁護士と出来てるんやろ!と疑いだした時。 あとは大学の先輩に卒業以来初めて、ばったり会った時にも。久しぶりそうには見えなかった。今までも会ってたんやろ!とか。 義理の妹さんの考え方に共感出来ない部分があり、ちょっと批判し

          #38 旦那がストーカー!?

          #37 ハワイが私に素直になれと背中を押した

          ハワイまでは頑張ると決めていた私。 ハワイから帰宅したら、もう頑張れない、もう無理だという思いが一気に溢れ出しました。 でも、頑張れないと思った気持ちは、今思えば、自分に素直に自分を大事にし始めたということだなと思います。 そして、自分に素直になった私は、正之に伝えました。 離婚を? いいえ! もう私を触らないでくださいと伝えました。 セックスさえ我慢していれば、彼の怒り(DV)はやり過ごせたり、しばらく平穏になったりする。 逆に我慢しないと、嵐がやってくるし

          #37 ハワイが私に素直になれと背中を押した

          #36 そしてハワイ

          母にハワイまでは頑張りなと言われたハワイがやってきました。 結果、めちゃめちゃ楽しかったです。 実はハワイ行きたかったの(笑) フラダンスも好きだし、この木何の木も見たかったし。 正之も旅行に来てまで怒ることはしなかったし。 子ども達は喜んでいたし。 ご飯は美味しかったし。 でも、何よりハワイに行って良かったのは。 ハワイの自然が、ハワイの神が、私の背中を押したのです。 もう私らしく生きなさいと。 その時は気づかなかったけど、今振り返るとハワイが転機で、ハ

          #36 そしてハワイ

          #35 ハワイまでは頑張りな

          離婚について最大の理解を示してくれた母ですが。 一つだけ。 ハワイまでは頑張りなと言われました。 私が離婚について方眼ノートを書いていたその時、実はハワイ旅行の計画が上がっていたのです。 私が離婚の決意を固めたことなんて、正之は全く知らないのだから、旅行の計画も上がるってもんで。 私は家族での旅行やキャンプ、実家を交えての旅行、それらを過ごす度に、これが最後の家族旅行だなと噛みしめながら過ごしていたんですが。 それは決意した私だけが噛みしめれたことで、正之はまだ何

          #35 ハワイまでは頑張りな

          #34 次に書いた方眼ノート

          初めて夫婦関係について方眼ノートを書いて、夫婦関係の本質は、いやDVの本質は、彼の問題なんだなとやっと府に落ちた。 やっと、私が悪いのかな?という自信のなさが手放せた。 そして私はとうとう、離婚に向けての方眼ノートを書き始めました。 離婚するとしたら、何が不安なのか? 何を解決したら、私は進めるのか? 私の不安は2つでした。 一つはお金。 もう一つは子ども達が寂しくないか。 この時書いたノートによって、お金を稼ぐというスイッチが入りました。 長年お前には稼げ

          #34 次に書いた方眼ノート

          #33 初めて夫婦関係について方眼ノートを書いた日

          方眼ノートを学んでから、季節が一つ変わるまで、私は夫婦関係について方眼ノートを書けなかった。 それは、方眼ノートは書いたら叶うから。 書いたら動き出すから。 そう思っていて、更に書けないってことは、もう私の中の望んでることは、ほんとは見えていたんだよね。 ほんとはもう、ずーっと前から解放されたかった。 でも春を迎えたある日ふと、書いてみようかなと思ったの。 結論は離婚に向けてではないよ。 自分のほんとの気持ちにたどり着きたいなと思ってた。 方眼ノートには「なぜ

          #33 初めて夫婦関係について方眼ノートを書いた日

          #32 でも旦那とのことは書けない日が続いてた

          面白いツールを手に入れた! 思考整理の。自分会議の。 それは、1つ前に書いた方眼ノートですけど。 手に入れてから、身近なことをいっぱい書きました。 これ、書き方を知ると、書きたくてたまらなくなるツールです。 ウズウズする感じ。  頭がすっきりする感じ。 ひとしきり気になることを書いたら、ある日ふと、方眼ノートに悩んでいる夫婦関係について書いたらいいんじゃないの?と思ったのです。 思い付くの遅っ。 でも、いざノートに向かったら、一文字も書けない。一文字も。

          #32 でも旦那とのことは書けない日が続いてた

          #31 方眼ノートと出会う

          浮気騒動も落ち着き、正之は何食わぬ顔で家庭生活を営んでいた。 私は次女が中学に上がるときには離婚したいなと考えながら、私もまた何食わぬ顔で家庭生活を営んでいた。 そんな時に、方眼ノートに出会うのです。 私の離婚を支えてくれたのは、家族や友達などたくさんの人だけど。 私の離婚の背中を押してくれたのは明らかに4つだと思っていて。 ①佐野佳見さんのモラハラカウンセリング ②探偵事務所でのカウンセリング ③方眼ノート ④ハワイ ハワイについては後に書きますが、今日は

          #31 方眼ノートと出会う

          #30 アフターピルを買いに走る

          浮気騒動の最中にもひとつ事件が。 浮気が確定してなくて、交わらなくてはならない日がやって来て。 多分、正之は浮気が始まった高ぶりもあったのか、私の中で出したのです。 私は避妊を要求したのに、すごい力で押さえつけられたまま、出されました。 その日が危険日だったかよく覚えてないけれど、多分安全とは言い切れない日だった気がする。 次の日速攻で、産婦人科へ。 アフターピルを買いに走りました。 その時に言われた言葉。 「出来てたら産めばいいやん。」 私の人生はどうなる

          #30 アフターピルを買いに走る

          #29 探偵さんお墨付きの浮気顔

          旦那が小さな浮気から家庭に戻ってきた。 それも私がよそ見をさせた、寂しい思いをさせたからふらついただけで、相手の女性を好きになった訳じゃないから浮気じゃないと言い張っていたけど。 いやいや、相手の女性に「大好き」ってラインしてたけどね。 そうそう、探偵事務所で面白いことがあた。 先ず、二人の浮気ラインを探偵さんに見せた時に。 正之も相手の女性も、依存性が強く、性アピールが強いと診断されてた。 「好き」って言わせよう言わせようと、会話を誘導してる策略が見えるって。

          #29 探偵さんお墨付きの浮気顔

          #28 探偵事務所に行ってみた

          浮気相手がいると分かり、私はどうしようかなぁと思って。 探偵事務所に行ってみた。 証拠とるべきかなと迷ってね。 結果から言うと、探偵さんは雇いませんでした。 そして、旦那は私が勘づいていることに気づいて、体の関係を持つような浮気まですることなく、家庭に戻ってきました。 だから、前回のタイトルが「小さな」浮気だったの。 でもね。 この探偵事務所に行ったことは、今でも大正解だったと思うのです。 佐野さんのカウンセリングでも、私は勇気付けられたんだけど、この探偵さん

          #28 探偵事務所に行ってみた