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科学記事

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自分の執筆した科学記事です。読者は高校生くらいをイメージして書いています。
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記事一覧

論理的思考とは何か?〜中学生からの論理学入門1

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思考の根源である「概念」について〜中学生からの論理学入門 付録

 私たち外界を認識するとき、みな意識せずともそれを体系的に行っている。  顔を上げて周り…

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認識から思考へ「単純判断」〜中学生からの論理学入門 付録

 私たちの思考は「概念」を認識することから始まる。概念とは「木」や「大きい」などの、特定…

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「数のセンス」とはなんだろうか?

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科学者はなぜ数学を使うのか?

 科学の話題、特に物理学や工学では、難しい数式が次々に出てくる。多くの人にとって、科学と…

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科学に数学は必須ではない

「科学」ときくと複雑な数式を思い浮かべる人もいるだろう。実際、科学のイメージを尋ねてみる…

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研究者に求められる素質 サイエンス本紹介 #2

サイエンス本紹介について 「サイエンス本紹介」では、サイエンスメソッド(科学の考え方)を身につけるのに役立つ本を、私たちが厳選して紹介する。  第2回目は「生物と無生物のあいだ / 福岡伸一」である。  この本は、さまざまな研究業績や科学者の群像を描きながら、生物学という学問の発展を追っている。  生物学の専門知識がなくて楽しめながら読めるので、一般向けの科学の読み物として純粋に面白いのでおすすめだ。 おすすめポイント この本でサイエンスメソッドを学べるのは、第1章の『

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私たちは間違えるようにできている サイエンス本紹介 #3

サイエンス本紹介について 「サイエンス本紹介」では、サイエンスメソッド(科学の考え方)を…

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定量化が分析に必須である理由

 サイエンスに限らず、何かしらの分析を行う際にで必ず出てくる「定量化」についてしっかりと…

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目に見えるものは本当に正しいか? 科学の目的について

「本質的には……」「この本質は……」という言葉を聞いたことや使ったことがあると思う。しか…

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リンゴはどこまで腐ってもリンゴなのか?〜質と量〜

 サイエンスに限らず、何かしらの分析を行う際に「定量化」という概念が必ず登場する。あなた…

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「具体」と「抽象」について

「抽象的思考が大切」だとか「具体と抽象を使いこなす能力を鍛える」という言葉をよく聞く。 …

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悩むべきことを見定めるコツ〜必然と偶然を区別する

 人生では日々たくさんの悩み事が起きる。  「妻に浮気されてしまった」とかの大きな悩みも…

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あなたが吉岡里帆と結婚できる可能性

 自分が吉岡里帆と結婚できる可能性ってどれくらいあるんだろう? と考えたことはないだろうか? 0.01%くらい? もうちょいあるかな? どう計算したらいいか検討もつかない。  お遊びとしてこのような可能性を考えるのは良いが、以下のような場合はどうだろう?  ある町で、今年度の予算配分について会議が行われている。  これは、収集がつかなくなる予感がぷんぷんする(会議に集中していない奴もいる)。この調子でいくと、様々な"可能性"が無数に出てきそうだ。それらについて延々と議論し

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