#怖い話
「痛い」1話~短編ホラー小説~
「痛い」 ①
楓
これは私が14歳の頃の話です。
私の両親は早くに離婚しており祖父・祖母共に私が小学生の頃に亡くなっている。一人っ子のため現在は母親と二人暮らし。幸い祖父が一軒家を残してくれていたので住む場所には困らなかった。
中学2年生の6月、小さな頃から通っていたダンススクールでのレッスン中、私は急に太ももの激痛に襲われ立っている事が出来ずに倒れ込んでしまった。周りの生徒たちも皆心配
「痛い」 ①
楓
これは私が14歳の頃の話です。
私の両親は早くに離婚しており祖父・祖母共に私が小学生の頃に亡くなっている。一人っ子のため現在は母親と二人暮らし。幸い祖父が一軒家を残してくれていたので住む場所には困らなかった。
中学2年生の6月、小さな頃から通っていたダンススクールでのレッスン中、私は急に太ももの激痛に襲われ立っている事が出来ずに倒れ込んでしまった。周りの生徒たちも皆心配