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自己理解・自己受容の方法としての傾聴
自分の心の声を聴くとか、自分に向かい合うとか、更には自分を呼吸するとか言っても、なかなか難しい人が多いでしょう。今日の昼食に何を食べたいかということさえ感じ取れない人も少なくありません。
自分の気持ちを聴けない人は、他人の気持ちを聴くことはできないと言われます。言い換えると、他人の気持ちを聴くことができるならば、自分の気持ちも聞くことができることになります。
心理カウンセラーの岩松正史さんは、人の話を上手に聴くことを「傾聴」というと言います。そして、傾聴とは、心理学者のカール・ロジャーズが考案した心理療法であると紹介しています。ロジャーズに従って傾聴を学ぶと、自分の心の声を聴くことができるようになるでしょう。
(引用はじめ)
傾聴の3つのポイント
1.無条件の肯定的関心(受容)
相手のすべてを受け止めること
2.共感的理解(共感)
相手の気持ちを理解すること
3.自己一致(一致)
自分に嘘をついたり、無理をしないこと
(岩松正史、13歳からの「傾聴力」向上バイブル)
傾聴を学ぶと、自己理解と自己受容が進むだけでなく、良好なコミュニケーションが取れるようになり、相互支援がしやすくなるでしょう。