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デザイナーが経営リテラシーを学べるおすすめ本まとめ
先日東京国際フォーラムにて開催された日本最大級のデザインカンファレンスDesignshipにて登壇されたエイトブランディングデザイン代表の西澤さんがオススメ本を紹介されていたので、自分も読みたいなあと思い、調べてまとめてみました。
エイトブランディングデザインの西澤さんが朝から役に立つ本について連続ツイートしてくれてて助かる!さっそく数冊ポチった! @nishizawa8 #Designship2019
— 田川欣哉 / Takram (@_tagawa) November 25, 2019
Takram田川さんも早速購入するほどのお墨付き
フォーカス! 利益を出しつづける会社にする究極の方法
経営リテラシーを学べる西澤さんおすすめ本まとめどちらもアルライズさん。古典的名著。事例は古いですが「売る」という目的より「伝える」に重きが置かれた経営思考。
シンプルや引き算思考てあるかと思いますが、それの元ネタ親分的なやつ。
僕のフォーカスRPCDもめちゃ影響うけてます。
ストーリーとしての競争戦略 ―優れた戦略の条件
楠木建さんの名著。競争戦略の本、結構よんでますが個人的NO1。
みんなよく「戦略」って口にしますが、本当の経営戦略ってどういうものかがわかる。
クリティカルコアという視座を獲得し、実務でつかえるようにできたら最強。何度も読みましょう。
価値創造する美的経営―PAOS流CI・起業と蘇業の哲学
ブランディングデザインやる人なら、まず絶対読むべき中西元男さん。
日本でCIを広めた第一人者。「美的経営」を80年代にデザイン目線でうちだしているのが素晴らしい。デザイナー視点で経営をみる勉強になります。
老舗を再生させた十三代が どうしても伝えたい 小さな会社の生きる道
中川政七商店を率い、さらには数々の伝統工芸の中小企業の立て直しをコンサルしてきた中川淳さんのコンサル事例集。
現場のリアルで赤裸々なブランディング経営が学べます。
知識資産の経営―企業を変える第5の資源
いま流行のデザインマネジメントを日本で最初に提唱した紺野登さん。本多く書かれててどれもオススメですが、学生時代に読んだ思い出深い一冊を。
成功は一日で捨て去れ
あと経営リテラシー学ぶには、経営者が書いた本よむとすごく良いです。
ロジックより「生き様」がでてるので。
それこそ古今東西いろいろありますが〜
ユニクロ柳井正さんは読みやすくてグッド。ブランドコンセプトを考える際の経営思考に直結します。
そしてつい先日発売された西澤さんの著者。
「フォーカスRPCD」や「ブランディングデザインの3階層」の話をプレゼン時よりも詳しく載っているとのこと。
自分は上記、全てポチりました。
西澤さん、選書有難うございます!
デザイナーが起業や経営を学べるオススメ本まとめ
経営リテラシーとはまた角度が違いますが、
自分はもともとデザイナーではなく、起業家を目指していた人なので、
読んだ中で自分のオススメ本も併せてご紹介します!
経営するとはどういうことなのかがストーリー仕立てでわかりやすく学べる良書。
サービスをこれからつくりたいみたいな人全員におすすめしています。
資金調達も考えている人におすすめ。一度は必ず読んでおきたい一冊。
デザイナー出身の2人とエンジニアのエアビー創業者による創業物語。
全てのデザイナーにオススメ。
MBA必読書50冊を1冊にギュッと凝縮した良書。理論をビジネス実例とともにわかりやすく解説してくれているので、デザイナーにも読みやすい。
デザイナーだけでなく、起業を目指す全てのひとにオススメの本。
この1冊に全てのエッセンスが書かれています。
自分で事業つくることが一番勉強になる説
ますますデザイナーの活躍の場が広がっていく中、デザイナーが経営リテラシーを学ぶ手段として、理論などを本で学ぶのも大事ですが、何か自分で事業を始めるとか、人を雇う、安く仕入れて高く売る経験をしてみる、コスト意識を考えるなど、まずはそういった身近にできることから実践していくのも同時に重要じゃないかなと思います。
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