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ぼくの創作活動日記 80 ライターとワーケーションの実態

 ワーケーション

ワーケーションとは「ワーク」と「バケーション」を組み合わせた造語です。
たとえば自宅以外の場所、観光地や帰省などの休暇先でリモートワークを行うことをいいます。
私の住んでいる南紀はワーケーションにはぴったりで、車、電車で京阪神から2時間程度。
南紀白浜空港があるので東京・関東方面からも羽田空港から約1時間のフライトです。


「パンダのおかみさん」はワーケーション絵本


今回の絵本を作るにあたって、白浜町椿の「しらさぎ旅館」の女将さんの熊野幸代さんにご協力いただき、監修に入っていただきました。
いわゆるリアル・ワーケーション絵本ですね。


「しらさぎ旅館」の女将・熊野幸代さんの経歴と取り組み


昭和48年(1973年)白浜町椿に生まれる。
昭和29年(1954年)開業の椿温泉旅館しらさぎを継ぐ3代目女将。
「椿マイスター認定制度」「椿ロード計画」「椿ららら音楽部」等を立ち上げ椿地域の活性化にも力を注ぐ。
椿温泉の湯治文化を拡げ未来に継承するために様々な取り組みをしている。
全国に旅館「しらさぎ」のサポート女将を配置し外から椿温泉を盛り上げてもらおうと「日本一女将のいる宿」企画を進行中。現在20名の女将が誕生している。




リモートワークとの違い


リモートワークとの違いは自宅やスターバックスやコメダ珈琲などのカフェで行うのではなく、旅行先で仕事するという点にあります。
仕事と休暇という、一見すると相反するものが両立している点は、非常におもしろい取り組みです。
日本を代表するリゾート地の南紀白浜町は積極的に進めています。
ほとんどの宿泊場所や観光施設等でWiFi環境が整っており、ワーケーションが可能です。

さて、実態は

私のように南紀で住んでいると、ワーケーションかリモートワーク、テレワークが混じって分からなくなりますが。
実際やってみて、作品は南紀の田舎(失礼・笑)に居ながらにして制作して発表することは十分可能でした。
本当に仕事もはかどりますしね。

メリット

退職してから小説、絵本、YouTube動画など、コロナ禍の間、ご覧のように南紀から一歩も出ずに創り続けました。
作品を発表することはライターとしては至福の喜びでもあります。
ワーケーションは温泉治癒や散歩・登山・ウォーキングなどの適度な運動、素晴らしい景色、抜群の環境でアイデアも浮かぶし筆も進みます。
いいことずくめのように見えますが……


課題は

実践ではどうかというところですね。
ライターは集中力が必要です。ワーケーションでオン、オフが図れ普通にすれば仕事がはかどります。
そこは人間ダラダラやってしまいがちです。
いろんな誘惑に負けることも多いです。
YouTube動画でスポーツライティングをして、いろいろと調べていますが。
野球の大谷翔平選手やサッカーの三笘薫選手のように一流選手ほど、必要でないことはしないし、ストイックで集中力が極めて高いです。
実際、なかなか普通の人がそこまで到達するのは難しい。


ワーケーションは自宅でやるより、気分転換にもなりますが、集中力を保てるかどうかが一番の問題ですね。

テレワークといえど実際の仕事は厳しいです。
よく「手段と目的」といわれますが、仕事の目的って、やりがいとか出来栄えとかもありますが、大半の人は収入が目的でしょう。
ビジネスである以上、交通費、宿泊費を払っても収入に見合うかどうかというところです。



いい意味で、仕事から逃げない

ワーケーションで目的が遊び・リゾートとか研修・講習会のみにならないことが重要かなと思います。
それらはあくまで手段なので、肝に銘じておきましょう。

参考までに。


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紀南クリエータークラブ 富田 翔吾
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