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#海外映画
小川洋子『密やかな結晶』 ハリウッド映画化へ@アマゾンスタジオ
小川洋子さんの『密やかな結晶』の実写映画化が、アマゾンスタジオで進んでいるようです。日本では1994年に出版されていますが、最近英訳版が出版され、2019年度「全米図書賞」翻訳部門、2020年度「英国ブッカー国際賞」最終候補作にもなりました。ストックホルムの本屋でも、英語翻訳版が棚の結構目立つところに置かれているのを最近見かけたところでした。
『ハンドメイズ・テイル/侍女の物語』を手がけたリード
実写版『ライオン・キング』続編の監督決定
2019年にディズニーから公開された実写版『ライオン・キング』、グローバルの興行収入で15億ドル以上($1=¥105換算で約1575億円)叩き出したらしいですが(恐るべしの一言)、その続編が動いていて、監督が決まったとの報道がありました。
その監督とは、アカデミー賞受賞作『ムーンライト』(2016)や『ビール・ストリートの恋人たち』(2018)を手がけたバリー・ジェンキンス。どちらも非常にアーテ
『ノマドランド』:アカデミー賞への道のり
中国出身のクロエ・ジャオ(Chloe Zhao)監督&サーチライトピクチャーズ製作の『ノマドランド』が12日、第77回ベネチア国際映画祭(Venice International Film Festival)で、金獅子賞を受賞したそうです。
サーチライトピクチャーズといえば、ご存知の通り、元FOXサーチライト。アカデミー賞作品賞ノミネートの常連でした。ディズニーのFOX買収によってこのブランドは
『TENET テネット』観ました
先月の末にクリストファー・ノーラン監督の最新作『TENET テネット』のグローバル興行収入について、以下の記事を書きましたが、早速観ることができましたので、少し書こうと思います。
主演は『ブラック・クランズマン』(2018)で知られるジョン・デイヴィッド・ワシントン、助演は次の『バットマン』に抜擢されたロバート・パティンソン。ウクライナやインド、ノルウェーなど世界中を舞台に、時間の逆転の謎を解き
第77回べネツィア国際映画祭開幕
世界三大映画祭の一つであり、黒澤明監督『羅生門』や北野武監督『HANA-BI』の金獅子賞受賞など日本の映画にも馴染みが深い、べネツィア国際映画祭が9月2日開幕しました。
5月に開催が予定されていたカンヌや、毎年オスカーに向けた賞レースの前哨戦として名高いテルライドなどがキャンセルの決断を下す中、べネツィアは開幕という選択をしました。上映にあたってはやはり座席間で一定の距離を取り、レッドカーペット
TENET テネット
クリストファー・ノーラン監督の新作『TENET テネット』が、海外の映画館で続々と公開になっています。映画ビジネスもコロナウイルスの影響をもろに受けていますが、40の国と地域を含むグローバルの初日興行収入でトータル5300万ドルを計上した、という記事(Deadline。記事は英語です)を見つけました。5300万ドルというと、1ドル=106円の計算でだいたい56億円くらいですね。
テリトリー毎の内
Brie LarsonがYouTubeチャンネル開設!
2015年公開の『ルーム』でアカデミー賞主演女優賞を受賞し、『キャプテン・マーベル』への出演などでも知られるBrie Larson(ブリー・ラーソン)が、YouTubeチャンネルを開設しました。
記念すべき最初の動画では、先輩ユーチューバー達にコツをきいたりとか、自分の母親と話をしたりとか、彼女がかつて『スター・ウォーズ』『ハンガー・ゲーム』『ターミネーター:新起動/ジェニシス』などの映画のオー
クリストファー・ノーラン最新作『TENET』全米公開再延期
クリストファー・ノーラン監督の最新作『TENET』の全米劇場公開が再度延期になりました。
本作は当初7月17日公開の予定でしたが、コロナウィルスのアメリカでの感染拡大を受け、7月31日の公開に延期となっていましたが、ここにきて再度、今度は8月12日に延期となりました。ちなみに日本の公開日は9月18日(金)のようです。
映画の予算は約2億ドルということですが、マーティン・スコセッシやデビッド・フ
Metro 2033
新型コロナウィルスの猛威が続いていますが、皆さんいかがお過ごしでしょうか。海外でも感染が急激に拡大しています。映画周りも、劇場公開の延期やカンヌ国際映画祭の延期など、重大な影響が出ていますが、一体どこまで行くのか不安な毎日です。
さて、そんな中ロシアでもアメリカやイタリア、スペインほど爆発的ではないにしろ、じわりじわりと感染が広がっているようですが、ロシア人作家によって書かれた本を読みました
ダンサー そして私たちは踊った
2020年最初の記事(遅すぎ)ですが。
『ダンサー そして私たちは踊った』を観てきました。
2019年カンヌ国際映画祭「監督週間」でプレミア上映されたジョージア系スウェーデン人のレヴァン・アキン監督による長編映画。第92回アカデミー賞国際映画賞のスウェーデン代表作品でした。
決して恵まれているとは言えない家庭環境の中、レストランのバイトも掛け持ちしながら、ジョージア舞踊団でメイン団への昇格を目
IndieWireによる『この10年のベストティーンムービー15本(今のところの)』
「IndieWire」というアメリカの映画TV情報サイトがあります。インディーからハリウッド映画まで新作のレビュー、映画祭の情報など、良質な記事を日々出していますが、そのIndieWireが、5月25日付で『この10年のベストティーンムービー15本(今のところ)』という記事を出しました。この10年ということですから、2009年から2019年の間にリリースされたティーンムービーのランキングですが、「
もっとみる『ある少年の告白』(原題:Boy Erased)
『ある少年の告白』見てきました。(下の方にネタバレがあるので、まだ見ていない方はご注意ください)
アメリカのアーカンソー州にある小さな町で、バプティストの家族に育ち神父の父をもちながら、ゲイであることがことを理由に、同性愛を「矯正」するプログラムに入れられた19歳の少年、ジャレッド・イーモンズのストーリー。これはGarrard Conleyによる手記『Boy Erased: A Memoire』